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「陽気なギャングが地球を回す」伊坂幸太郎
陽気なギャングが地球を回す
陽気なギャングが地球を回す
伊坂 幸太郎


どんな嘘でも見破る、一を聞いて十を知る成瀬、大嘘つきで演説係響野、動物が大好きで無邪気なスリの青年久遠、秒単位の体内時計を持つドライバー雪子。綿密な下見に作戦会議、ロマンある銀行強盗を繰り返す4人だけれど、今回はどうも雪子の様子がおかしい。

5分で人を傷つけることなくお金を奪う銀行強盗。そもそも4人は偶然爆弾を仕掛けられた映画館にで出会い、1ヵ月後に銀行強盗現場で人質として再会。響野をはじめ、みんなの会話や雑学にいちいちフーンってうなずいてみたりして。銀行強盗実行中の響野の演説も面白かったし、学生時代の雪子が変人と言われてる男の子に「変人が感染するよ」って言われて「大丈夫、変人は蚊を媒介にして寄生するから。マラリアと一緒で。」って台詞も好きだなぁ。ラストで泣き叫ぶ赤ちゃんが泣き止んだのも、あとから読み返してみたら、田中に会いに行く広瀬と久遠が電車の中で泣いてる赤ちゃんを前に会話してました。「穏やかな人が寄っていくと、泣き止む」「穏やかな人って何だ」「人生を楽しんでいる人かも」って。4人とも人生を楽しんでいるんだ!

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| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 23:14 | comments(6) | trackbacks(5) |
「ラッシュライフ」伊坂幸太郎
ラッシュライフ
ラッシュライフ
伊坂 幸太郎


「お金で買えないものはないと思っている画廊経営者の戸田と買われた画家の志奈子」「泥棒の黒澤」「新興宗教の幹部の塚本に『神を解体しよう」と持ちかけられる河原崎」「カウンセラーの京子と不倫相手の青山」「リストラされ、40社目の会社に不採用にされた豊田と老犬」5つの話が交差する。

バラバラの物語が少しずつつながっていく。難しいパズルのピースがはまって行くような感覚でした。最後のほうで泥棒の黒澤の友人佐々岡が言った言葉「人生がリレーだったらいいと思わないか?」「「リレー?」「私の好きだった絵にそういうものがあってね。…一生のうち一日だけが自分の担当で、その日は自分が主役になる。そうして次の日は別の人間が主役を務める」に納得。この話は人生のリレーなんだ。

物語は仙台駅を中心に交差する。そして紙とマジックを持ち「好きな言葉を書いてください」とお願いする外国人女性、「何か特別な日に」と書かれた垂れ幕の下がる展望台、「エッシャー展」のポスター、新しくオープンした喫茶店、中国語の宝くじなどが後からもの凄く効いてくる。タイトルの「ラッシュライフ」のラッシュも英語を日本語にすると色んな意味にとれて面白い。

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| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 15:21 | comments(10) | trackbacks(9) |
「チルドレン」伊坂幸太郎
チルドレン
チルドレン
伊坂 幸太郎


陣内という青年の周りにいる人達が、陣内と一緒に巻き込まれた出来事を語る。

この本を読むのは2回目。1回目は確かブログを始める前2月頃読みました。殆どの本は図書館で借ます。地元と職場の2つの市で登録していて、読みたい本は二つの市で予約します。地域によっって(電車で10分ですが)熱意が違うのか、地元のほうがすぐに借りられます。でも、職場の市の方が本が沢山あります。「チルドレン」も同じ時期に予約したのに5ヶ月も差がありました。すぐに返却してもよかったんだけど、内容ちょっと忘れてるし、伊坂さん面白いし、で再読。

「バンク」は内容を覚えていたので今回は著者がちりばめていたヒントがよくわかりました。「推理小説」を読んだときに「読者が自力で真犯人にたどり着けるよう手がかりを用意しておく」っていうのはこういう事なんだって思いました。私は自力で解決しようなんて全く思わないのですが。

陣内さん、不思議な人です。問題を起こしているようで、だけどきちっとかたがつく。嫌われているようで、好かれている。目が見えない永瀬に対して、おばさんが黙ってお金を握らせるのを見て「なんで永瀬だけなんだよ。ずるい」と言ったシーンは素敵でした。

駄洒落が沢山出てきます。「武藤だから無糖」とか。他の本にも沢山出ていて、駄洒落が好きな私にはたまらなかった。伊坂さん、いつもこんな事考えながら生活してるのかな?



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| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 20:57 | comments(4) | trackbacks(4) |
「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎
アヒルと鴨のコインロッカー
アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂 幸太郎


大学進学の為、仙台で一人暮しを始めた僕、椎名。隣人に挨拶に行き、本屋を襲う手助けをしてほしいとお願いされる。「現在」と「2年前」二つの時間が交互に進んでいく。

伊坂さん続きます。本当は暫くあいだを空けてゆっくり読みたいのに。図書館は私の思い通りには本をまわしてくれません。

モデルガンを持って小さな書店の裏口に立つシーンで始まる。そこから「現在」と「二年前」が交互にやってくる。「現在」は大学に入学したばかりの椎名と「死から復活した」と言う河崎。「二年前」はペットショップで働く琴美、ブータン人のドルジ、プレイボーイの河崎。ペットショップのオーナー、色白で表情のない麗子は両方に出てくる。過去も現在も色んな「なぜ?」が少しずつわかっていく。何となくわかってた事、え?っと意外な事が沢山あって本を読むのを止める事が出来ない。

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| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 13:06 | comments(10) | trackbacks(10) |
「死神の精度」伊坂幸太郎
死神の精度
死神の精度


主人公は死神。情報部から与えられた名前は「千葉」。7日間対象となる人を観察し「可」もしくは「見送り」を報告する。「可」と判断された人は8日目に亡くなる。

死神の「千葉」が担当する6人のお話。基本は行動をともにして、話を聞き、そして決断するんだけど、6つの話の展開が全然違う。1話目の「死神の精度」を読んで、フーンこんな感じなのかって思ったのに、2話目でその予想は全く裏切られた。そして最後の「死神対老女」で思いがけない展開。懐かしい人達に出会えて、読み終わった後ニンマリしてしまいました。

死神は容姿、年齢は仕事に応じてかわる。眠くならない。食事の味はわからない。素手で人間に触れるとその人は失神する。そして音楽が大好きで、CDショップで音楽を視聴していると他の死神にたびたび出会う。「千葉」が仕事をするときは必ず雨が降る。

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| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 21:24 | comments(8) | trackbacks(7) |
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