CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
カウンター
グリムス
MOBILE
qrcode
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
「耳をふさいで夜を走る」石持浅海
耳をふさいで夜を走る
耳をふさいで夜を走る
石持 浅海
JUGEMテーマ:読書


並木直俊は、決意した。三人の人間を殺す。完璧な準備を整え、自らには一切の嫌疑がかからないような中期的計画。ところがあるアクシデントによって一晩のうちに三人の女性の殺害を決行することになる。並木が狙う三人の美女、岸田麻理江、楠木幸、谷田部仁美には、家族を冤罪によって失ったという共通点があった。そして並木は冤罪被害者支援団体のメンバーとして三人をケアしてきた。その並木が、なぜ三人の命を狙うのか?

「本格ミステリーの気鋭が初めて挑んだ、戦慄の連続殺人ストーリー。」だそうです。とにかく血なまぐさくて、そしてなんだか登場人物がやたらと欲情する物語。突然起こった殺人事件、そしてそこからその日のうちに3人を殺害しなければいけない並木の勢いにのせられ、「覚醒」とは何か?なぜ3人を殺さなければいけないのか?そんな事が気になって先へ先へと進みました。

続きを読む >>
| 本:あ行(石持浅海) | 23:04 | comments(6) | trackbacks(3) |
「君の望む死に方」石持浅海
君の望む死に方 (ノン・ノベル 845)
君の望む死に方 (ノン・ノベル 845)
石持 浅海
JUGEMテーマ:読書


膵臓ガンで余命6ケ月。死を告知されたソル電機の創業社長・日向貞則は、社員の梶間晴征に自分を殺させる最期を選んだ。彼には自分を殺す動機がある。殺人を遂行させた後、殺人犯とさせない形で…。

殺されたい社長・日向と殺したい社員・梶間、二人が交互に語ります。場所は熱海の保養所。社長主宰のお見合い研修。だが、招かれる社員にはその事は知らされていない。幹部候補生の独身男女二人ずつ。一緒に課題をやってもらい自然と親睦が深まり社内結婚に発展することも。社内結婚が多くなれば、離職率が低くなり有能な人材の流出防げる。

日向はその研修を利用して梶間に自分を殺してもらおうと思っている。そのために研修所のあちらこちらに凶器を仕掛け、外部侵入者がいたと思わせるように窓の鍵もあけておく。梶間が殺害しやすいような環境を作り上げる日向。

梶間は母が亡くなる前に父と一緒にソル電機を作った日向が父にしたことを聞いて、いつか復讐しようと心に誓っていた。ところが欧州研修センターへの転勤が決まり、復讐は出来ないかもと思っていた矢先の熱海研修。この時を逃したら後はないと、慎重に殺害の時間を見極める。

お見合いを盛り上げる為に呼ばれたゲスト。日向の甥・安東章吾と婚約者の国枝真理子。そして碓氷優佳だった。前回のお見合い研修で研修生の緊張をほぐし、気持ちを盛り上げ8人中2組のカップルが出来上がった。
続きを読む >>
| 本:あ行(石持浅海) | 21:36 | comments(3) | trackbacks(2) |
「賢者の贈り物」石持浅海
賢者の贈り物
賢者の贈り物
石持 浅海
JUGEMテーマ:読書


昔話やおとぎ話をモチーフにした10の短編集。

色々な主人公が恋人や友達や妻から投げかけられた問題や問いに答えていく。全編を通して登場するのは磯風さんという黒髪の顔の整った女の子。

モチーフとなった物語の断片が書かれてから物語が始まります。「この靴にぴったりの者をお后として迎えよう」や「黒やぎさんは白やぎさんからの手紙を、読まずに食べてしまいました」とか。だからなんとなく物語の行く方向がわかるんです。全体的に爽やかな風が吹く物語。「玉手箱」だけは「その後どうなっちゃうの?」ってすごく気になりました。

主人公が「あーでもない、こーでもない」と悩むかところが少しまどろっこしいって思ってしまいました。

続きを読む >>
| 本:あ行(石持浅海) | 23:30 | comments(4) | trackbacks(2) |
「温かな手」石持浅海

温かな手
石持 浅海
JUGEMテーマ:読書


大学の研究室に勤める畑寛子の同居人・ギンちゃんは名探偵。サラリーマンの北西匠の同居人・ムーちゃんも名探偵。人間離れした二人は、彼らが遭遇した殺人事件や騒動を、鮮やかに解き明かす!

ギンちゃんとムーちゃんの兄妹は、人間の生体エネルギーを糧にする謎の生命体。心が清らかな人に寄生して、その人が摂取したカロリーを手を握ることによって吸収する。見かけは全く人間と一緒。一緒どころか食料となる人間を引き寄せやすいよう容姿端麗。エネルギーを吸い取られる人も温泉に使ってるかのような心地いい気持ち。そしていくら食事を摂っても太らない!なんて便利な…それ以外にもパニックに陥った人に触れるとその人は理性を取り戻します。加減しないで「吸え」ば命を奪うことも出来るのです。

で、ギンちゃんとムーちゃんは寄生している寛子と北西が事件に巻き込まれ精神に不安が出るとエネルギーもまずくなるため、その事件をすばやく解決してしまう訳です。彼らにとっては人間のごちゃごちゃなんてたいした事ない事なのかしら…

普通にはありえない色んな事件に巻き込まれる寛子と北西ですが、それなりに筋は通っていてギンちゃんとムーちゃんが導く結論は「なるほどね〜」って納得できます。最後はよかったと思う反面、なんだか寛子と北西の喪失感を考えるとちょっと悲しかったです。
続きを読む >>
| 本:あ行(石持浅海) | 22:09 | comments(8) | trackbacks(4) |
「心臓と左手 座間味くんの推理」石持浅海
心臓と左手  座間味くんの推理 (カッパ・ノベルス)
心臓と左手 座間味くんの推理 (カッパ・ノベルス)
石持 浅海
JUGEMテーマ:読書


「月の扉」で探偵役を務めた座間味くんが、警視庁の大迫警視とお酒を酌み交わしながら、すでに終わった事件について話を聞き推理を行なう7つの短編。

「月の扉」を読んだのが今年の2月。座間味君は覚えてました。座間味って書いたTシャツを着ていたから座間味君。確か彼女(奥さん?)との沖縄旅行帰りにハイジャックにあった飛行機に乗り合わせ、あんな状況下で落ち着いて推理していた人です。

そのハイジャック事件の時に事件を担当した警視庁の大迫警視が新宿の書店で見覚えのある顔を見つけた。それが「座間味君」だった。一緒に食事でもと誘ったなじみの小料理屋で今関わっている事件について座間味くんに話すと、彼はあのハイジャック事件の時と同じように冷静に疑問点を突きつけ、解決したはずの事件の真相を解明するのです。

なんだかすごいです。最初にそれぞれの事件でしたいが発見された状況が書かれ、それから大迫警視が事件の背景について詳しく語ります。座間味くんはお酒を飲んで、美味しいものを食べながら、最後に警察が出した結論に反論していく。座間味くんの出す結論一つひとつにへぇ〜〜〜と感心する私でした。

最初の物語の時、奥さんは妊娠中で実家に帰り、子供が4歳になり…最後の章ではハイジャック事件から11年経ってます。大迫警視、新宿にある個室のあるおいしそうなレストランをたくさん知ってます。


続きを読む >>
| 本:あ行(石持浅海) | 21:30 | comments(6) | trackbacks(4) |
「Rのつく月には気をつけよう」石持浅海
Rのつく月には気をつけよう
Rのつく月には気をつけよう
石持 浅海

大学時代からの呑み友達である湯浅夏美と長江高明、熊井渚。毎回、一人のゲストを迎えホームパーティを開催する。ほろ酔い気分で持ち出されるゲストの秘められた恋愛話の謎を解き明かす連作短編7編。

長江の家で時々開催されるホームパーティー。その時々の食べ物とそれにあったお酒をレジャーシートにピクニックテーブルを広げて食べる。毎回、誰かがゲストを一人連れてくるのだが、その人の恋愛話を聞き「悪魔的な頭脳を持った」長江が謎解きをする。

かる〜く読める物語でした。本の装丁、題字、イラストなどがとても素敵。出てくる食べ物とお酒が美味しそうで、ゲストとして招待されてみたいなぁって思いました。ただ、ティーズフォンデュに白ワイン。とっても合いそうだけど、以前スイス人の人からチーズとワインが一緒にいに入ると、胃の中でチーズが消化されず悪酔いすると聞きました。だからチーズフォンデュの時にはワインは飲まないって。
続きを読む >>
| 本:あ行(石持浅海) | 19:42 | comments(14) | trackbacks(10) |
「人柱はミイラと出会う」石持浅海
人柱はミイラと出会う
人柱はミイラと出会う
石持 浅海

アメリカ出身のリリーは交換留学生として日本の北海道の大学院で研究をする。「人柱」を始めとした日本の独特の風習に驚かされながら、様々な謎に遭遇する連作短編集。

物語はさくさく読めます。リリーと一木慶子が出会う不思議な光景を慶子の従兄弟で人柱職人の東郷直海が鋭い観察力で謎解きしていきます。

なんだか、私ってかなりボケなんでしょうね。最初の物語が「人柱」について。「人柱とは城・橋・堤防などの難工事の際、その寛政を祈るために、神への生け贄として生きた人を水底または地中に埋めたこと。またその埋められた人。」そしてリリーがホームステイしてる家、一木慶子の従兄弟が「人柱職人」だと言うんです。大きな工事の時には建物の地下深くに小さな部屋を作って工事を見守る。神への担保のようなものだと。なんだかすっかり信じ込んでしまってました。3つ目の話、結婚した女性はお歯黒にするってところで、あぁこれは嘘なんだってやっと気がつきました。


続きを読む >>
| 本:あ行(石持浅海) | 21:36 | comments(11) | trackbacks(7) |
「月の扉」石持浅海
月の扉
月の扉
石持 浅海

沖縄の那覇空港で旅客機が離陸前にハイジャックされる。犯行グループは3人で乳幼児を人質に取り、警察への要求はただひとつ、不当逮捕された「師匠」を空港へ連れてくること。しかし、彼らが立てこもった機内で殺人事件が発生する。

面白かったです!!!

ハイジャック犯は真壁、柿崎と聡子。それぞれ「師匠」と呼ぶ石嶺が開いている少年少女の更生を目的としたキャンプでボランティアをしています。真壁はアメリカ兵に妻と子供を殺された。柿崎はいじめが原因で息子を亡くし妻とは離婚。聡子は12歳の時キャンプに参加し、元気を取り戻した。それぞれ石嶺の人柄に引かれキャンプを手伝っている。

石嶺は誰からも慕われるカリスマのような存在。現在、言い掛かりのような逮捕で拘留されている。

ハイジャックした飛行機にたまたま乗り合わせた麻里。彼女は聡子と一緒にキャンプに参加し、現在は人気歌手となり若者の指示を得ている。

そして殺された女も又キャンプの関係者だった。聡子と麻里と一緒にキャンプに参加したものの、途中で家族に連れ戻されてしまった子の姉だったのだ。

続きを読む >>
| 本:あ行(石持浅海) | 14:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
「扉は閉ざされたまま」石持浅海
扉は閉ざされたまま
扉は閉ざされたまま
石持 浅海


大学の親しい仲間だった7人が、大学卒業以来初めて同窓会を開くことに。
大学当時リーダー格の伏見は、完璧な計画をもって後輩の新山を殺害し、
密室に閉じ込める事に成功する。

物語がそんな風に始まるんです。そして、宿泊先の最寄り駅成城学園駅前に昔の友人が集まる所から伏見の思考を中心に物語が進みます。

新山がいる部屋は外から開かないようになっています。新山が部屋から出てこないのを不審に思う友人たちの気をあの手この手で紛らわせる伏見。だけど一人だけ、伏見のミスリードを訂正していく優佳。周りから「似たもの同士」と言われる二人だが、伏見は優佳と自分が似て非なるものだと大学時代に悟っている。そんな二人の頭脳戦。
続きを読む >>
| 本:あ行(石持浅海) | 21:39 | comments(7) | trackbacks(5) |
<< | 2/2PAGES |