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「夏季限定トロピカルパフェ殺人事件」米澤穂信
夏期限定トロピカルパフェ事件
夏期限定トロピカルパフェ事件
米澤 穂信


小市民を目指す小鳩くんと小佐内さん、高校2年の夏の物語。互恵関係にある二人、夏休みに会う事なんてないはずなのに、小佐内さんが書き込みをした地図を持って現れた。どうやら小佐内さんの運命を左右する「小佐内・スイーツセレクション・夏」らしい。暑い中、小佐内さんに付き合いスイーツを食べる小鳩君。


何も食べていないのに、口の中が甘ったるくなりました。元々、私は夏になると食欲が落ちて痩せるのです。暑い中、汗かきながら自転車でお店まで行く小鳩君を見ていたら、もうそれだけで気分は夏。甘いもの、読むだけでも辛かったです。

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| 本:や行(米澤穂信) | 22:35 | comments(9) | trackbacks(7) |
「春季限定いちごタルト事件」米澤穂信
春期限定いちごタルト事件
春期限定いちごタルト事件
米澤 穂信


小市民を目指す高校生の小鳩君と小佐内さんの「日常の謎」連作短編。


小鳩くんと小佐内さんの二人の合言葉は「小市民たれ」高校入学を機に過去の自分を捨て、小市民らしく生きるため、時には相手を楯に逃げる。そんな二人がついつい首を突っ込んでしまう小さな謎。それは消えたクラスメイトのポシェット、先輩が残した2枚の上手とはいえない絵、シンクを汚さずに作るココア、そして小佐内さんの自転車を盗んだ男の子の行く場所などです。

「小市民」ってなんでしょう?目立たないように慎ましやかに生きていく事かしら。小佐内さんは最後のほうまでなぜ小市民を目指しているのかがわからないようになってます。 小柄で、小鳩君の後ろに隠れるように存在感をけしている小佐内さん、実は羊の皮をかぶったオオカミ。

「夏期限定トロピカルパフェ事件」が出るようです。すごくいいタイミングで読んだようです。オオカミ小佐内の過去・これからのばけっぷりが気になるし、小鳩くんの渋い言葉使いにも注目!です。
| 本:や行(米澤穂信) | 21:07 | comments(16) | trackbacks(10) |
「さよなら妖精」米澤穂信
さよなら妖精米澤 穂信 4488017037

1991年4月。高校3年生の守屋と太刀洗は、雨宿りをしてたユーゴスラヴィアからきた17歳の少女マーヤと出会う。日本の事を勉強する為に知人の所に滞在するはずだったのだが、その知人が亡くなっていて途方にくれていた。守屋たちの同級生、白河のところに居候をすることになったマーヤ。マーヤが去った1年後、消息を知りたいと集まった守屋達はマーヤと過ごした2ヶ月を思い出す。

主人公の守屋は熱中するものもなく淡々と生活する高校生。女を感じさせない気楽な話ができるセンドーこと太刀洗や弓道部の友達以外、友達と呼べる人は数少ない。そんな守屋が出会ったマーヤ。自分たちの国「ユーゴスラビア」を作ろうと世界を旅して回り、日本に滞在する2ヶ月の間に日本について知ろうと、メモを片手に色々質問します。夢中になれるものを持っていない守屋。ちょっと冷たい雰囲気のセンドー。「自分の手の届く範囲の外に関わるのは嘘だと思う」と言う文原。優しい白河。ちょっと高校生にしては知識豊富で大人っぽい部分もあるけど、みんな一生懸命なのが素敵。これ青春物ですよね?ラスト、こうなるんだろうなぁと予想できる範囲でしたが、それでもじんわりと哀しかった。

設定が1991年から92年。携帯は金持ちの持ち物、インターネットもなかった。そんな時代が懐かしくなる物語でした。設定が現代だったら「はぐれた時には携帯で連絡」だなぁとか「調べ物するにはネットで検索」だなぁとか「手紙書くねじゃなくてメールするね」になるんだろうなぁって思いながら読みました。

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| 本:や行(米澤穂信) | 23:14 | comments(10) | trackbacks(8) |
「犬はどこだ」米澤穂信
犬はどこだ
米沢 穂信

アトピーの為仕事をやめた主人公の紺屋が始めた職業は犬探し専門の調査事務所「紺屋S&R」ところが開業一番に舞い込んだ仕事は、「失踪している孫を探して欲しい」という依頼だった。そして翌日には探偵希望の高校の後輩と、古文書の解読の依頼が来る。調査を進める内に二つの事件が微妙に関係して…。

主人公の紺屋、やる気ゼロです。元々希望の職業だった銀行員としてがんばっていたのに、重症のアトピーになってしまい仕事をやめて故郷に帰ってきた。チャット友達のGENに進められるまま犬探しの事務所を始めただけなのです。一方助手となったハンペーは、探偵にあこがれて夜のバイトとの掛け持ちの調査をする。自分の理想の探偵像とかけ離れていく仕事内容。優秀なんだかボケなんだかよくわかりません。そんな二人が自分の担当している調査について一人称で語っていきます。二つの事件が関係してるのに、それに気がつかない二人。そんな二人を「違う、違う」って思いながら見てる私。なんだか「八時だよ全員集合!」を見ている子供に戻ったような気がしました。ボケるドリフの面々に「そっちだよ!」って大声を張り上げる子供。

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| 本:や行(米澤穂信) | 22:30 | comments(8) | trackbacks(7) |
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