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「ひかりの剣」海堂尊
ひかりの剣
ひかりの剣
海堂 尊
JUGEMテーマ:読書


1988年、バブル真っ盛りの頃。医学部剣道部の象徴的大会、医鷲旗の覇者は外科の世界で大成するという言い伝えがあった。その医鷲旗をめぐり、桜宮・東城大剣道部の猛虎・速水晃一と天下の官僚養成大学、東京・帝華大の臥龍・清川吾郎による伝説の闘いが繰り広げられる。

「ジェネラル・ルージュの凱旋」の速水と、「ジーン・ワルツ」の清川が学生時代の物語。そして裏では「ブラックペアン1988」が起こってます。

強いけれども責任感強すぎる速水。才能はあるがなんに対しても無責任な清川。二人はそれぞれ主将となり、それぞれのやり方で部を大会へと導いていく。そしてその戦いの陰には、帝華大から東城大佐伯外科に招聘された阿修羅、高階顧問の姿があった。

高階が前園に言う言葉「私は毎日、手術室という命を削る闘いの場に身をおいている。メスという刃は竹刀より小さいが、その下で繰り広げられる世界は、一歩間違えば相手の命を奪う真剣勝負。剣道場で行われている勝負よりもはるかに厳しい。そこで毎日メスを振るっていれば、剣筋はおのずと磨かれる」かっこいいです。
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| 本:か行(海堂尊) | 21:56 | comments(16) | trackbacks(11) |
「ジーン・ワルツ」海堂尊
ジーン・ワルツ
ジーン・ワルツ
海堂 尊
JUGEMテーマ:読書


桜宮市・東城大学医学部を卒業、東京・帝華大学に入局した32歳の美貌の産婦人科医、曾根崎理恵―人呼んで冷徹な魔女(クール・ウィッチ)。顕微鏡下人工授精のエキスパートである彼女のもとに、事情を抱えた五人の妊婦がおとずれる。一方、先輩の清川医師は理恵が代理母出産に手を染めたとの噂を聞きつけ、真相を追うが…。

近所の産婦人科がレディースクリニックになってしまったり、里帰り出産をしたいのに実家で受け入れてくれる病院がないって話を聞いたり、産婦人科って大丈夫なんだろうか?って心配になっていました。この本にはそんな医師・助産婦の不足、不妊治療、代理母、少子化問題。そんな事が盛りだくさんで、今までの海堂さんの本の中で一番心に響きました。
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| 本:か行(海堂尊) | 21:33 | comments(14) | trackbacks(14) |
「医学のたまご」海堂尊
医学のたまご (ミステリーYA!) (ミステリーYA!)
医学のたまご (ミステリーYA!) (ミステリーYA!)
海堂 尊
JUGEMテーマ:読書


曾根崎薫、14歳。歴史はオタクの域に達してるけど、それ以外の教科は…。愛読書はコミック『ドンドコ』。そんな僕が、ひょんなことから「日本一の天才少年」となり、東城大学の医学部で医学の研究をすることに。そんな「普通の中学生」が最先端の研究をめぐる医学界の熾烈な争いに巻き込まれていく・・・。

「日経メディカル」に2007年2月から2008年1月まで連載していたものです。実は職場に日経メディカルが毎月届くのです。医者の専門的な事ばかり書いてあるからほとんど読まない雑誌なのですが、暇なときにパラパラめくっていたら海堂さんの連載があるじゃないですか!読んでいたんです。続けて読みたくて、本になったのをもう一度読みました。中高生向きに書いた物語なので「ミステリYA」なのですが、なぜ日経メディカルに連載していたのかが不思議。挿画は本の方がずっとかわいくて好き。

主人公の曽根崎君は桜宮中学の1年生。パパは「ゲーム理論」の第一人者。両親は離婚、母親は双子の片割れ・忍を連れて生まれてすぐに出て行ってしまった。パパは今はボストンの大学で研究をしていて、薫はシッターの山崎さんと二人で暮らし、パパから朝食に食べたもののメールが来る毎日です。ある日、校長室に呼ばれた薫。そこに待っていたのは東城大学医学部総解剖学教室教授の藤田先生。なんでも先日行われた「潜在能力試験」で薫が全国一位の成績だったので、藤田先生のところで研究をしないかという話だった。中学にいかなくてすむのなら…と考えた薫はその話を受けたが、実際は週2回通うだけで、中学の勉強と難しい医学の二束のわらじをはかなければいけなかったのだ。

ただでさえ歴史以外は苦手な薫。クラスメイトの美智子、父親が医者で医学部志望の三田村に助けてもらいながら東城大学医学部に通う。総合解剖学の研究室は藤田教授の下に桃倉さんと薫と同じように飛び級制度で通っている高校生の佐々木さんがいる。研究しているのはレティノブラストーマに関する事だった。

桃倉さんの横について研究していた薫だが、ある日大発見をしたらしい。早速論文を書いて薫の名前で発表しようとする藤田教授。追試をしていないのでもう少し待って欲しいという桃倉さん。だが、藤田教授は強硬手段に出てしまった。そして薫は事件に巻き込まれていくのだ。
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| 本:か行(海堂尊) | 21:28 | comments(20) | trackbacks(16) |
「死因不明社会」海堂尊
死因不明社会 (ブルーバックス 1578)
死因不明社会 (ブルーバックス 1578)
海堂 尊
JUGEMテーマ:読書


海堂さんの作品「チーム・バチスタの栄光」で謎解きの決め手となった死亡時画像病理診断(Autopsy imaging)。Aiとはなんなのか、そしてAiの必要性をわかりやすく論じた本です。

プロローグに書いてありますが、この本は「チーム・バチスタの栄光」に登場する厚生労働省技官の白鳥が語り、時風新報桜宮支社の別宮葉子記者(「螺鈿迷宮」に登場)がインタビューすると言う形を取っていますが、「虚構の世界の住人によるガイダンスは、ブルーバックスでは初の試しみ」だそうです。

日本の解剖実施率は全死亡者の2%。死因を特定する有力な方法の解剖は、費用の問題、家族の同意が得られにくい、時間的な問題、そして政治的な問題など、現在の医療をとりまく様々な要因で行われなくなってきているそうです。

解剖率2%で、死因を誤認したり犯罪を見過ごしたりしていたとしたら大問題!そこでAiが有効なんだそうです。死体をMRIにかけ、画像を見て疑わしい場合にその部分だけを解剖することが出来る。時間の節約にもなるし、解剖する部分が少なく遺族の心の負担も少ない。そんなに素晴らしいAiがなぜ実践されていないのか…そんな事もかいてあります。あぁ、上の人の考えることって本当に現場の気持ちをわかっていないんだよな〜
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| 本:か行(海堂尊) | 22:06 | comments(3) | trackbacks(3) |
「ブラックペアン1988」海堂尊
ブラックペアン1988
ブラックペアン1988
海堂 尊
JUGEMテーマ:読書


1988年(昭和63年)の東城大学医学部付属病院。研修医1年生世良は神の手を持つとされている佐伯教授率いる佐伯外科教室で研修を始めた。その佐伯外科に帝華大から高階講師が新しい手術用器具を持ってやってきた。世良を通してみる佐伯外科。

「夢見る黄金地球儀」を読んだ時、色んな方に「ブラックペアン1988は面白い」って聞いていて、期待度大でした。本当にすごく面白かった!

佐伯外科の教授、佐伯の言葉は絶対。帝華大から押し付けられたかたちで赴任した高階講師は佐伯からビックマウス、小天狗、以前から阿修羅とも呼ばれている変わり者。食道自動吻合器「スナイプAZ1988を導入して「日本の外科をかえる」と豪語する。手術の時にしか現れない、手術職人渡海医師は佐伯教授と過去になにやらあった様子。高階講師が研修の担当医となった世良は渡海にも気に入られ、物怖じしない性格からなんでも口に出し、災いに巻き込まれていく。
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| 本:か行(海堂尊) | 21:13 | comments(15) | trackbacks(13) |
「夢見る黄金地球儀」海堂尊
夢見る黄金地球儀 (ミステリ・フロンティア 38)
夢見る黄金地球儀 (ミステリ・フロンティア 38)
海堂 尊
JUGEMテーマ:読書


1988年、バブルの時に市町村にばら撒かれた「ふるさと創生基金」首都圏の端っこに位置する桜宮市ではその1億円を50グラムの黄金をはめ込んだ地球儀にし、水族館別館にボンクラボヤと一緒に展示することになった。時は2013年、平沼鉄工所の営業担当平沼平介は8年ぶりに現れた悪友が言い放つ「久しぶり。ところでお前、1億円欲しくない?」の言葉を引きがねに、黄金地球儀略奪作戦に加わる事になった。

「ブラックペアン1988」はうっかり予約するのを忘れていたら、長い予約待ち。先に最新刊がやってきました。

舞台はいつもの桜宮市。時は2013年なので、ちょっと先の物語です。物語はありえない方向に二転三転。かる〜く読めて、さらりと忘れそう。そんな物語でした。
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| 本:か行(海堂尊) | 21:33 | comments(13) | trackbacks(9) |
「ジェネラル・ルージュの凱旋」海堂尊
ジェネラル・ルージュの凱旋
ジェネラル・ルージュの凱旋
海堂 尊

伝説の歌姫が東城大学医学部付属病院に運び込まれ、成り行き上田口が彼女だけでなく小児科絡みの問題にも関わらなければいけなくなったのと同じ頃、救命救急センター部長の速水が業者と癒着しているという内部告発文書がリスクマネジメント委員会に投げ込まれます。病院長・高階に依頼された田口は告発文書について調べる。

すごく勢いのある本でした。面白かった!!!「ナイチンゲールの沈黙」の裏でこんなことが起こっていたとは!「ナイチンゲールの沈黙」を読んだ時に「田口先生と白鳥はメインじゃなくて面白くない」みたいに書いてたんですけど、こっちで活躍してたんだ。田口先生大忙しです。2冊を一緒に読んでみたい。そんな本でした。
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| 本:か行(海堂尊) | 22:35 | comments(10) | trackbacks(11) |
「螺鈿迷宮」海堂尊
螺鈿迷宮
螺鈿迷宮
海堂 尊


医療界を震撼させたバチスタ・スキャンダルから一年半。東城大学の医学生・天馬は、ある日、幼なじみの記者・葉子から「碧翠院桜宮病院に潜入できないか」と依頼を受ける。桜宮病院は、老人介護センター、ホスピス施設と寺院を一体化した複合型総合病院で、終末期医療の先端施設として注目を集めていた。しかし、その経営には黒い噂が絶えないという。

物語はテンポよく進みます。だけど、なんだかごちゃごちゃしているといった印象。仕方ないのかな。末期患者や老人医療、そんな問題点を書きたかったのか。

桜宮病院の院長・厳雄が白鳥に向かって「ヌシ」と呼ぶのや、すみれが大吉に話す言葉がなんだかちょっと不自然。やっぱりゴキブリ・白鳥と愚痴外来の田口先生、二人が言い合いながら事件を解決した「チームバチスタ…」が一番面白かったような気がします。

でも、いいんです。次作もきっと読みます。

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| 本:か行(海堂尊) | 21:47 | comments(10) | trackbacks(9) |
「ナイチンゲールの沈黙」海堂尊
ナイチンゲールの沈黙
ナイチンゲールの沈黙
海堂 尊

東城大学医学部付属病院・小児科病棟に勤務する看護師・浜田小夜。忘年会で歌を歌い大賞を受賞した後、友人の翔子と一緒に繁華街を歩いていた。そこでもらったコンサートのチケット。それは幻の歌姫、水落冴子のライブだった。ステーで吐血した冴子を東城医大病院救命救急センターに連れ帰ってしまう事になった。担当している患者は眼球に発生する癌、網膜芽腫の子どもたち。中学生の瑞人はしっかりしているが、父親がアル中で病院に来てくれず、困っている。そんな中、瑞人の父親が殺される。

テンポよく読めました。殺人事件の犯人捜査、重病の子ども達の心理、不思議な力を持った歌。どれも面白いんだけど、なんとなく中途半端というのか…感想が書きにくい。

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| 本:か行(海堂尊) | 18:07 | comments(8) | trackbacks(13) |
「チーム・バチスタの栄光」海堂尊
チーム・バチスタの栄光
チーム・バチスタの栄光
海堂 尊


「チーム・バチスタ」アメリカから来た心臓外科医・桐生恭一がバチスタ手術をするために、自ら選んだドリームチーム。成功率60%といわれるバチスタ手術を100%の成功していた。ところが3件続けて術死が発生。原因を追究するため、病院長高階が指名したのは万年神経内科の万年助手、不定愁訴外来責任者の田口公平。


他の方のブログで、黄色い表紙をよく見かけました。そんな本は面白いんです。早速図書館で予約です。

バチスタ手術とは肥大した心臓を切り取り小さく作り直す手術らしいです。ドラマ見ていないけど「医龍」でもそんなタイトルの日がありました。話題の手術方法?

前半部分は田口が手術に関わった人たちに聞き込みをし、手術に立ち会う。田口は全く欲のない男なんです。非常階段を通らないと行けない様な場所で一人「愚痴外来」と呼ばれている不定愁訴外来の医者として患者の愚痴を聞く日々。そんな田口が医局長から依頼された「ミッションインポッシブル」さえない探偵です。

そして、冴えない探偵がさじを投げた後半出てくる厚生労働省の役人・白鳥。田口いわくゴキブリのような人物。鋭い観察力を持ちながらも、他人に対する心遣いはまるでなし。話してる相手が自分と同じレベルに達していないとイライラと貧乏ゆすりします。携帯は持たない主義です。うどんの汁は全部飲み干します。たまごっちを真剣にやっています。だけど、出来るゴキブリなんです。奥さんと娘が二人には田口じゃなくてもビックリします。

そんな二人の掛け合いがとても面白かったです。
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| 本:か行(海堂尊) | 23:17 | comments(23) | trackbacks(24) |
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