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「ねこのばば」畠中恵
ねこのばば
ねこのばば
畠中 恵

若だんなシリーズ第三弾!!!

安心して楽しめる若だんなの物語。すっかり江戸の世界にも、家鳴りたちがわらわらといる事にもなれました。

「たまやたまや」では若だんなに恋の気配?なんて思いましたが、まぁそんな心配もまだ必要なかったみたいです。幼馴染への淡い気持ちがよかったです。「花かんざし」はちょっと怖い話。「茶巾たまご」の金次になぜ妖が見えるのかがちょっと不思議だったなぁ。
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| 本:は行(畠中恵) | 23:58 | comments(6) | trackbacks(5) |
「まんまこと」畠中恵

まんまこと
畠中 恵

町名主のお気楽な跡取り息子・麻之助。16歳までは生真面目で勤勉だったのに、ある日を境にお気楽な青年になってしまった。その麻之助を中心に、隣の町名主の息子で女好きの清十郎、かたぶつの同心見習い・吉五郎が町で起こったり名主の所に持ち込まれるちょっとかわった問題を解決していく。

面白かったです。「若だんな」と違って、こちらは元気。江戸の町を西へ東へと自分で歩き回ります。もちかけられる悩みはおなかの子は誰なのか?とか万年青の持ち主は誰なのか?とかのんびりとしたものです。

「万年、青いやつ」で登場し、麻之助の許嫁となってしまう寿ずとの関係も面白いです。最初は寿ずの外出の為の口実として結婚の約束をした二人、そしてその契約は又四郎が亡くなるまでということだったのですが、周りは放っておいてはくれません。

そして何より、清十郎の義理の母であり麻之助が子どもの頃から知っている2歳年上のお由有。麻之助16歳の時に何があったのか?麻之助がお由有をそしてお由有の子供・幸太を見るときの目がなんともいえないです。

これもシリーズ化するようなので、楽しみが又増えました。
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| 本:は行(畠中恵) | 21:29 | comments(22) | trackbacks(13) |
「ぬしさまへ」畠中恵
ぬしさまへ
ぬしさまへ
畠中 恵


病弱な長崎屋の若だんなと妖の「しゃばけ」シリーズ第2弾。6つの短編集。

「しゃばけ」を読んで面白いって思ってたのに随分間があきました。だって、図書館にいつもあるともうと安心しちゃってね。

やっぱり面白かったです。若だんな、前回より少し成長してるのかな。寝ながらの推理が冴えます。自分は布団の中、そして妖たちに調べてもらうのです。自分の体が弱いって事に甘えてないで、体が弱い分ちゃんと周りを気遣っていこうって心持が気持ちいいですね。

一番好きだったのは仁吉の恋の話。千年も想い続ける仁吉もすごいですけど、同じく妖である仁吉が好きな吉野と惹かれあう人間・鈴君の愛ったら。鈴君は人間なので長いこと生きられないけど、それでもまた生まれ変わって吉野と出会い恋に落ちる。何度でも何度でも。そんな風に出会いたいなぁ。
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| 本:は行(畠中恵) | 22:45 | comments(9) | trackbacks(8) |
「しゃばけ」畠中恵
しゃばけ
しゃばけ
畠中 恵


江戸でも有数の廻船問屋兼薬種問屋の長崎屋。その跡取り息子の一太郎は生まれつき体が弱く床に臥せってばかり。両親も手代の二人も過保護に育てている。ある日、手代にも内緒で外出した帰り、五つを過ぎ周りは暗闇。そんな中で刃物を突きつけられる。危うく何を逃れたものの手代に大目玉をくらう事となる。それから次々に起こる薬種問屋を狙った殺人事件の真相は?一太郎がこっそりと外出していた訳は?そして一太郎の出生の秘密とは?

あぁ、面白かった。いろんな方が「面白い」って言ってたのがよくわかります。シリーズ化されててサイト同盟まである。

一太郎は病弱で読んでいて心配になるくらいでした。両親はもちろん、祖父が一太郎が5歳の時に連れてきた佐助と仁吉の二人の手代がいつも側で過保護に、口うるさく世話を焼きます。体が弱くて人に迷惑ばかりかけていると思ってるからなのか、思いやりがあるし考えは筋が通っていて前向きで好感がもてます。

手代の佐助と仁吉は人間に見えても人間ではなく、犬神と白沢という妖怪。時々本性が出ると黒目が猫のように細くなる。この二人、一太郎を守ってるんだか、守られているんだか…肝心な時にいつも役立たずなのがかわいい。

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| 本:は行(畠中恵) | 22:20 | comments(13) | trackbacks(15) |
「アコギなのかリッパなのか」畠中恵
アコギなのかリッパなのか畠中 恵 4408534870

元代議士・大堂の事務所で事務員として働く佐倉聖。元暴走族で、腹違いの13歳の弟を養い、大学にも通っている21歳。若手政治家の勉強会「風神雷神会」の会長で、現役時代に変わらぬ影響力を持つ大堂の元には弟子筋の議員から困りごとの相談が持ち込まれます。そんな困りごとの解決に駆り出されるのが聖。

主人公の聖は21歳なのに人生を達観してるというのか、落ち着いてるのです。文句をいいながら飼い猫の色が変わる謎、後援会幹部が殴打された事件の後始末、宗教法人へ入信した秘書が寄進してしまった絵画の奪還、ダイエットしてるはずなのに太る夫の謎などを解決し、そして飄々と日常の事務員下っ端生活に戻っていく聖に好感が持てます。他の登場人物も個性的で、いかにも政治に関係してる人々って感じで面白いです。

連続短編集。雑誌に掲載されたものに書下ろしを加えたもの。書き下ろしにまで毎回聖がどういう立場なのかを説明してますが、前に読んだ「ハートブレイク・レストラン」と違ってすごく上手。「又説明なの?」って言う気分になりませんでした。
| 本:は行(畠中恵) | 23:48 | comments(14) | trackbacks(8) |
「とっても不幸な幸運」畠中恵
とっても不幸な幸運
とっても不幸な幸運
畠中 恵


新宿にある「酒場」と言う名前の酒場、料理の腕がよく喧嘩っ早い店長をはじめ、そこに集まる常連客はみな一風変わった人たちばかり。その「酒場」に「とっても不幸な幸運」という缶が持ち込まれる。その缶を開けた時に一瞬見える幻。

缶の中から出てくる幻は、開けた人が心の深い所に抱えている悩みに関係していて、見た本人にはとても辛く、自分自身を見直すきっかけとなる。酒場の店長をはじめ常連客たちが半分面白がって、時には賭けの対象にしながら、その不幸と向き合っている人を暖かく見守っていてる。ただ、缶を無理に登場させなくてもいいのでは?って思う話もあったりした。

連続短編6章読んで、色々な常連客の事を知って、店長の過去もわかり「最終章」。ずっと名前だけ出てきていた阿久根さんが刑務所から出所する日。「酒場」のみんなはとても暖かく、出てくる料理はとても美味しそう。こんな酒場の常連になれたらいいなぁと思った。
| 本:は行(畠中恵) | 21:45 | comments(2) | trackbacks(1) |
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