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「四度目の氷河期」荻原浩
四度目の氷河期
四度目の氷河期
荻原 浩

単身ロシアに渡り、父親と思っていたクロマニヨン人のミイラに会いに行ったワタルの物語。

町の外れに研究職の母とひっそりと住むワタル。目の色や髪の毛の色から「父親は外人だ」と噂されています。走るのが大好きで、じっとしていられない。人とちょっと違うと思っていたワタルは小学校5年生になり自分の体の変化に戸惑います。そして自分の父親は旧ソ連で見つかったアイスマンことクロマニヨン人だと思い込む。

ワタル、なんだか思い込みが激しく、他人を寄せ付けない。孤独なんです。誰かに相談したら上手く行くかもしれないのに!オバカさん!ってちょっとやきもきしながら読んでしまいました。
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| 本:あ行(荻原浩) | 21:58 | comments(17) | trackbacks(11) |
「押入れのちよ」荻原浩
押入れのちよ
押入れのちよ
荻原 浩


表題作「押入れのちよ」を含む9つの短編集。


何の予備知識もなく読み始めました。ホラー大賞受賞の「夜市」なんか比べ物にならないくらいのホラーです。帯に「ぞくりと切ない傑作短編集」って書いてあるみたいです。本当に怖いけど、切ない。笑えるけど、悲しい。そんな話ばかりでした。

「老猫」「介護の鬼」はすごく怖くて、途中で知り合いに借りてる「のだめカンタービレ」を読んで気分転換しちゃいました。

「殺意のレシピ」と「予期せぬ訪問者」はコメディータッチ。「殺意のレシピ」では冷え切った夫婦の会話が面白いです。長年一緒にいると同じ事考えるようになるんですね。気をつけよう。

「コール」は男二人に女が一人。友人を亡くした男と夫を亡くした妻がお墓参りに行くのですが、多分どっちが女と結婚して亡くなったのかを後のほうまでわからないように書いたんだと思うのですが、語ってるのがどっちの男の人なのかがよくわからないんです。3回読み返してみたのですが、亡くなる前に突然男二人が呑みに行く部分。どの文をどっちが語ってるのかがちょっと理解に苦しみました。
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| 本:あ行(荻原浩) | 21:23 | comments(14) | trackbacks(8) |
「ママの狙撃銃」荻原浩
ママの狙撃銃
ママの狙撃銃
荻原 浩

福田曜子は一見普通の主婦。ちょっと頼りない夫と私立中学に通う娘にどこにでもシールをはる幼稚園児の息子とやっと手に入れた小さい家に住む。3坪の庭でガーデニングをし、少しでも安いものを手に入れるためスーパーの梯子をするごく普通の主婦。

そんな彼女にかかってきた1本の電話。それはエージェント「K」からの暗殺依頼であった。 少女時代、祖父エドによって射撃の腕を磨かれた曜子。16歳の時祖父の為に一度だけ行った暗殺。 忌まわしい過去に引き戻され苦しむ曜子であったが、家族を守る為に再びライフルを手に取り暗殺を決意する。
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| 本:あ行(荻原浩) | 22:35 | comments(8) | trackbacks(3) |
「あの日にドライブ」荻原浩
あの日にドライブ
あの日にドライブ
荻原 浩

43歳タクシードライバーの牧村伸郎は、元都市銀行員。上司に言った一言が原因で会社を辞めることになった。元銀行員というプライドと年齢のせいでなかなか就職先が見つからない。当座の収入を得る為にタクシードライバーになり三ヶ月が過ぎようとしていた。思い浮かぶのは、これまでの人生の曲がり角のこと。

あーもう!!主人公の伸郎にはいらいらさせられっぱなしでした。「自分はこんな地位に甘んじてる人間ではない」「こんなところで仕事をするような人間じゃない」と自分の事をわかっていない。「学生時代にああしてたら」「あの恋人とけっこんしてたら」と人生の曲がり角で違う道を選んだ自分を空想する日々。自分に甘くて考えが後ろ向きなのです。こんな人と絶対に一緒にいたくない!って思いました。だらしのない女の人が出てくる本は、「うーん…でもあるよね、そういう事も」って思えたりもするのですから、自分勝手なのはわかってます。だけど「前向き」で行こうよ!

すっと自分勝手で後ろ向きの主人公だったので、ラストの盛り上がりにもついていけずでした。残念です。一番後ろの荻原さんの写真の笑顔がよかったです。


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| 本:あ行(荻原浩) | 22:43 | comments(8) | trackbacks(3) |
「さよならバースディ」荻原浩
さよならバースディ
さよならバースディ
荻原 浩


霊長類研究センターでボノボのバースディーを相手に語学習得の研究をする田中真。1年前に研究室のボスだった安達が自殺した後、安達の意志を継ぐ形で「バースディ・プロジェクト」の責任者となる。一緒に研究してる大学院生の由紀は恋人。プロポーズをした日、真の人生がおおきく変化する。

タイトルの「バースディ」がピグミーチンパンジー、別名ボノボの名前だとわかった1ページ目。「さよなら」って事はバースディは死んでしまうのか?って心配になりました。生まれた時から人間の側で人間の言葉を聞いて育った「バースディ」はどんどん言葉を覚えます。人の2、3歳児程度の聞き取りが可能。なんだかバースディの行動に下の子(3歳)が重なります。本を読みながら、下の子に目を移すとなんだかバースディ相手にしているようです。
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| 本:あ行(荻原浩) | 20:18 | comments(4) | trackbacks(2) |
「明日の記憶」荻原浩
明日の記憶
明日の記憶
荻原 浩


五十歳、広告代理店の営業部長の佐伯。最近物忘れがひどくなったと思っていた。頭痛と不眠でかかった病院で告げられた病名が「若年性アルツハイマー」少しずつ病気が進行していく佐伯の心を描く。

最初の文章「誰だっけ。ほら、あの人」からドキッとされられました。私の事を書いてるのかと思いました。ドラマのタイトル、俳優の名前、最近読んだ本の内容、思い出せないんです。それでブログを始めた訳ですが、友人の話を聞いてもみんな同じようなものだから「これが普通」なんて思ってます。本の中で、佐伯も歳をとったらそんな物だと思って生活しています。ストレス性の病気だと思って病院に行ってみたら「若年性アルツハイマー」と診断されます。父親も同じ病気で亡くなってます。佐伯のあせり、いいえ、この病気と診断された人達のあせりがよくわかるし、もしかしたら自分にも…って思わせます。

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| 本:あ行(荻原浩) | 20:13 | comments(6) | trackbacks(5) |
「メリーゴーランド」荻原浩
メリーゴーランド
メリーゴーランド
荻原 浩


東京で働いた後、実家である駒谷に戻って地方公務員になった遠野啓一。お役所でおきらくな仕事をしていた遠野啓一が業績不振にあえぐテーマパーク「駒谷アテネ村」の推進室に出向になった。

初荻原さん。「明日の記憶」を読みたいのに図書館の予約待ち。なので他の本から借りてみる事にした。

「お役所」「政治家」の汚い部分が大げさに(いや、どうなんだろう?リアルになのかな?)書かれています。アテネ村をなんとかしたいと一生懸命になる遠野を「前例がない」とつぶそうとする上の人達。うまくいき始めたら選挙に利用しようとする市長と対立候補。選挙に勝った対立候補のかわり身のはやさ。あるんだろうなぁと容易に想像できます。

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| 本:あ行(荻原浩) | 09:10 | comments(4) | trackbacks(4) |
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