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「ひとかげ」よしもとばなな
ひとかげ
ひとかげ
よしもと ばなな

僕の心の中での彼女の名前は「とかげ」だ。腿にとかげの刺青をしている彼女と僕の物語。

14年前の作品「とかげ」のリメークだそうです。えぇ、もちろん「とかげ」は昔読んでいるはずなのに、覚えていたのは「子どもの頃目が見えなくなったことがある」って言う事だけでした。だから新鮮な気持ちで読みました。

子どもの頃の重荷を引きずったまま大人になった二人が静かに静かに寄り添っている。僕がとかげの存在に気がついて、食事に誘い、「また会って下さい」って言うシーンがすごくステキでした。恋に落ちるってこういうことだよなぁって。

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| 本:や行(よしもとばなな) | 21:03 | comments(4) | trackbacks(3) |
「アルゼンチンババア」よしもとばなな
アルゼンチンババア
アルゼンチンババア
よしもと ばなな


街はずれの廃屋のようなビル・アルゼンチンビルに住む女性・アルゼンチンババア。母の死を受け入れられなかった父はアルゼンチンババアの所に住んでいるらしい。恐る恐る見に行ったみつこは気がついたら父をそしてアルゼンチンババアを受け入れていた。

右に日本語、左に英語。そして奈良美智さんによる絵や写真と。ピンクの文字や緑の紙。途中で紙を挟んだようになってるイラスト。すべてが本らしくない本で、日本語読んで英語読んで、イラスト見て…と忙しい読書でした。

物語はよしもとさんらしい文章で人の死や自分と向き合う主人公について書かれています。死んで冷たくなったお母さんの体を見て「ああ、お母さんはこれに乗って旅をしていたんだ」って言葉が印象的でした。
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| 本:や行(よしもとばなな) | 21:57 | comments(13) | trackbacks(8) |
「人生の旅をゆく」よしもとばなな
人生の旅をゆく
人生の旅をゆく
よしもと ばなな


色々な雑誌に載ったエッセイをまとめたもの。よしもとさんいわく「私が最も旅をたくさんしていた時期のもの」らしい。

旅先で見た風景から思い出す昔のこと、行ったお店、出合った人々、亡くなったペットについてよしもとさんらしい文章で書かれています。植木に話しかけると大きく育つとか、ペットとの心の会話など。感受性豊かな人なんだろうなぁと思いました。

母親になったよしもとさん、親のあり方について書いています。「母親」としてのあるべき姿をいつの間にか刷り込まれているが、母親自身が幸せでなければ子供のことなんて決して幸せに出来ない。そんな風な事が書かれていました。なんだかドキっとしました。
| 本:や行(よしもとばなな) | 21:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
「イルカ」よしもとばなな
イルカ
イルカ
よしもと ばなな


恋愛小説家のキミコ。病気で床にふせり自分が孤独だと感じ、家族について考える日々。好きになった五郎には内縁の妻がいる。これ以上好きになりたくないから距離を置こうと思ったら妊娠していた。

よしもと節全開です。亡くなった大切な人が守ってくれたり、霊的なものが見える人がまわりにいたり。主人公が自分をきちんと分析している。自分のダラダラと流される人生が情けなくなります。

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| 本:や行(よしもとばなな) | 23:41 | comments(8) | trackbacks(7) |
「みずうみ」よしもとばなな
みずうみ
よしもと ばなな
高校卒業と同時に逃げるように親元を出てきたちひろ。アパートの窓際に座って外を見ると、いつも外を見ている男の人がいる。会話はなくてもいつも気にしてる不思議な存在。その彼、中島君がうちに来るようになった。

登場人物はちょっと変わった親に育てられて、母親を亡くすのと同時に父親とも疎遠になったちひろ。とても聞けないような暗い過去を持っていて、今にもこの世から消えてしまいそうな中島君。そして中島君がすごく会いたいけど、会いにに行こうと思うだけで具合が悪くなってしまうみずうみの近くに住む兄弟、紅茶を入れるのが上手なミノくんと寝たきりで人の未来が見えるチイちゃん。

いつものように「スピリチュアル」な世界です。ピンと張り詰めた空気。寒い冬の朝。そうお正月の朝って感じでしょうか。今回の物語は好きです。


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| 本:や行(よしもとばなな) | 22:37 | comments(2) | trackbacks(1) |
「王国〈その3〉ひみつの花園」よしもとばなな
王国〈その3〉ひみつの花園
王国〈その3〉ひみつの花園
よしもと ばなな


よしもとさんの「王国」その3です。ぽつん、ぽつんと出版される「王国」。調べてみたら「その1」が2002年8月。「その2」が2004年1月でした。「その3」が出るって知った時に、今までの内容を思い出そうと脳みそフル回転させました。覚えてたのは「山で祖母と薬草を売ってた。祖母はマルタ島に行ってしまい都会で暮す。弱視の占い師に出会う。占い師の恋人でマネージャーの男。伊豆でサボテンを育ててる男との恋愛。」ざっとこんな感じでした。「その3」を読んでみて、なかなかいい線いってたじゃないって自画自賛です。占い師が楓。楓の恋人は片岡さん。サボテンを育ててる恋人は真一郎くん。そして主人公の名前は雫石です。名前までは覚えてなかった。

今回のお話は恋人の真一郎くんとの別れです。真一郎くんが植物を育てようって決心した庭。それは亡くなった友人が残したすばらしい庭で、そこを管理してる友人の母親、昔真一郎くんが好きだった人。そしておばあちゃんから貰った翡翠の飾り、楓の元許婚に導かれるように訪れる台湾。そんなお話です。

それにしてもよしもとさんの書く文章って、どうしてこう、きっちりと「よしもとばなな」なんでしょう。多分、「この作家は誰だ?」ってクイズがあって、ほんの1段落書いてあるだけでもよしもとさんの文章だったら言い当てられる自信があります。いつも文章を読みながら、どこが「よしもとばなな」らしさなんだろう?って探してしまいます。「そういうことなのだ。」とか「それでも…」って文章がそれらしいのでは?と思いました。

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| 本:や行(よしもとばなな) | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
「夢について」吉本ばなな
夢について
吉本 ばなな

吉本さんが見た夢、大切な人々の記憶などについて書いたエッセイ。

吉本さん、小説は全部読んでいるけど、エッセイはまだ読んでいないものがけっこうあります。少しふるい本で「サリダ」という雑誌に1992年3月から1994年3月まで連載されていたようです。

24のお話。一つずつはとても短い。その中に吉本さんが見た不思議な夢や、大好きな人たちの事が、吉本さんらしい文章で書かれています。一つずつ読んでは、自分の見た夢や今は亡くなってしまった大切な人を思い出したりしました。

夢…私、芸能人で夢に出てくるのは決まってSMAPの木村拓哉なんです。ファンだった事、一度もないんだけど…恋愛関係だったり、私の片思いだったり…携帯の番号を手に書いてもらったこともあります。その時は起きてからもその番号を覚えていました(さすがにかけたりはしませんでしたが…)ファンでもないのに、夢を見た後にはテレビに顔が映るとドキドキします。

後、よく見る初夢は夫に「他に好きな人が出来たから」って言われる夢です。付き合い始めてからもう16年。結婚する前から何度となく見てるんです。一番最近は「実は俺ホモなんだ。だから別れてくれ」って。


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| 本:や行(よしもとばなな) | 23:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
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