CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
カウンター
グリムス
MOBILE
qrcode
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
「魔王」伊坂幸太郎
魔王 (講談社文庫 い 111-2)
魔王 (講談社文庫 い 111-2)
伊坂 幸太郎
JUGEMテーマ:読書


伊坂さんの新刊「モダンタイムス」が「魔王」の50年後の世界だと知って再読です。この本、伊坂さんの作品の中で一番ちゃんと読んでなかった本です。前回読んだのはちょうど3年前。時間がなくてじっくり読めなかったのです。

子どもの頃に両親を交通事故でなくした安藤は弟の潤也と潤也の彼女詩織の3人で暮らしている。子どもの頃見たテレビに影響され、いつも「考えろ、考えろ」頭の中で繰り返している安藤は、急に注目され始めた野党の党首・犬養の言動に独裁者の匂いを感じ、その犬養に踊らされていく国民に危機感を募らせていく。恐れを感じた安藤は、突然身に備わった特殊な能力の腹話術を使って、一人立ち向かおうとする。「魔王」

安藤が亡くなった5年後、結婚をして仙台に移り住んだ潤也と詩織。潤也は知り合いのつてで環境調査をする会社で働き、詩織はプラスチック製品のメーカーで派遣社員として働いてる。潤也がじゃんけんに負けたことがない事に気がついた二人は競馬をして潤也の運のよさを調べる。その頃、世間では国民投票による法律改正が話題にのぼっていた。「呼吸」

続きを読む >>
| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 23:35 | comments(5) | trackbacks(6) |
「重力ピエロ」伊坂幸太郎
重力ピエロ (新潮文庫)
重力ピエロ (新潮文庫)
伊坂 幸太郎
JUGEMテーマ:読書


仙台市内で起きる連続放火と、そこに残された見事なグラフィティアートと英語の文字。
その謎を、泉水、春の兄弟と、その父親が追う。

なぜか残してる「重力ピエロ」と「オーデュボンの祈り」積んでる「オーデュボンの祈り」じゃなくて「重力ピエロ」から読んでみました。来年映画公開みたいですし。

母親がレイプされ生まれたのが弟だと知ってか、遺伝子を扱う仕事に就いている兄・泉水。ピカソが死んだ日に生まれ、ガンジーをこよなく愛している春。二人の母親はなくなっていて、父親は癌で病院に。ある日、遺伝子技術を扱う泉水の勤め先が、何者かに放火された。その前日に泉水に「会社が放火される」と知らせた春。町のあちこちに描かれた落書き消しを専門に請け負っている春は、現場近くに、スプレーによるグラフィティーアートが残されていることに気づく。放火犯を捕まえようとする春。泉水と病院にいる父も放火犯とグラフィックアートの関係を調べ始める。
続きを読む >>
| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 22:06 | comments(4) | trackbacks(1) |
「実験4号」伊坂幸太郎、山下敦弘
実験4号―後藤を待ちながら
実験4号―後藤を待ちながら
伊坂 幸太郎,山下 敦弘
JUGEMテーマ:読書



舞台は今から100年後、温暖化のため火星移住計画の進んだ地球…。作家・伊坂幸太郎、映画監督・山下敦弘が、Theピーズの名曲「実験4号」をもとにそれぞれの世界を構築。小説とDVDをひとつの作品にした最強のコラボレーション。

100年後の地球。地球の人口の2/3は火星に行ってしまって、昔言われていた地球温暖化なんていうのは嘘だったのか、寒い日々が続いている。そんな中、いまだにロックンロールをやっているバンド。2年前に火星に行ってしまったメンバーの後藤を待ちながら、小学校の横で細々とバンド練習をする柴田と桑原。二人が音を鳴らせば、隣の小学校の生徒が屋上からメガホンで「うるせーへたくそー」と叫ぶ。その小学校。生徒はシンちゃん、ハル、アビちゃんの3人。シマ子先生と用務員の小田斬さんだけ。

本を読んでからDVDを観たのですが、寂しい未来です。みんな火星に行っちゃっておいてけぼりだからなのかな。しんみりします。


続きを読む >>
| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 22:39 | comments(8) | trackbacks(3) |
「絆のはなし」伊坂幸太郎×斉藤和義
伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなし
伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなし
伊坂 幸太郎,斉藤 和義
JUGEMテーマ:読書


ミュージシャン・斉藤和義と作家・伊坂幸太郎。小説「アイネクライネ」と楽曲「ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜」で見事なコラボレーションを見せた"物書き"伊坂幸太郎と"歌うたい"斉藤和義の対談本。2人の年表、影響を受けた作品なども紹介。

これは小説「アイネクライネ」と「ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜」を読んで聞いてみたくなります。

斉藤和義さん。夫が「おうちへ帰ろう」と「歌うたいのバラッド」はカラオケでよく歌います。が、それ以外の曲は知りません。伊坂さんが専業の小説家になったきっかけが斎藤さんの「幸福な朝食 退屈な夕食」だそうです。

斎藤さんが「伊坂さんの本を何冊か読んでみました。なかでも、そうだなあ、銀行強盗の話は面白かった!ええと、『ゆかいな泥棒たち』。違ったっけ?」には笑いました。それに対しての伊坂さん「いいんです。いいんです。ほとんど合ってます(笑)」ですもの。

続きを読む >>
| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 20:15 | comments(2) | trackbacks(2) |
「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎
JUGEMテーマ:読書


仙台での凱旋パレード中、突如爆発が起こり、新首相が死亡した。同じ頃、元宅配ドライバーの青柳は、旧友に「大きな謀略に巻き込まれているから逃げろ」と促される。折しも現れた警官は、あっさりと拳銃を発砲した。どうやら、首相暗殺犯の濡れ衣を着せられているようだ。この巨大な陰謀から、果たして逃げ切ることはできるのか?

ううう。やっぱり面白かった。さすがです。

1章「事件の始まり」で樋口晴子と平野晶がランチをしている時にパレード中の新首相が暗殺され、2章「事件の視聴者」では事故で入院中の暇を持て余してる患者田中徹とその隣の保土ヶ谷康志が事件が起こってから3日目の朝までの状況をテレビ中継を通して語ります。そして3章で急に「事件の二十年後」です。何がなんだかわからないまま20年後のそれぞれについて語られ、犯人とされている青柳雅春が首相暗殺の犯人だと信じているものはいないと語られます。

そして4章「事件」青柳雅春と大学時代の彼女樋口晴子が交互に現在と過去の物語を語るのですが、現在の青柳は逃げる人間マーク。過去の彼は立ってる人マーク。現在の樋口は子供の手をつなぐ女のマークで過去は一人の女のマーク。なんだかそこら辺がすごく伊坂さんの小説らしいのです。そして現在から過去に話が変わる時に同じセリフ、小道具が出てくる。うまい!
続きを読む >>
| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 21:23 | comments(29) | trackbacks(25) |
「フィッシュストーリー」伊坂幸太郎
フィッシュストーリー
フィッシュストーリー
伊坂 幸太郎

「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の4編収録。

やっぱり伊坂さんの物語っていいですね。表紙カバーの裏側に「フィッシュストーリー」って書いてある辞書みたいなのがあって、もうそこから「伊坂ワールド」の始まりで、ワクワクしました。

いろんな物語に出てきた人、場所が出てきます。が、残念な事に「オーディボンの祈り」と「重力ピエロ」を読んでいない私。多分、そこらへんの本に関係する話があるんだろうなぁ。早く読まなきゃ…

続きを読む >>
| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 23:34 | comments(20) | trackbacks(13) |
「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎
陽気なギャングの日常と襲撃
陽気なギャングの日常と襲撃


「陽気なギャングが地球を回す」の続編。

前半部分は4人がそれぞれ、後半部分に登場する人たちのちょっとした事件をそれぞれ解決します。成瀬は職場の後輩と一緒に強盗団を警察に通報。響野は飲んで記憶を亡くしたお客さんの記憶探し。雪子は派遣先の同僚に送られたチケットの謎をとく。久遠は公園で殴られた借金苦の人を助ける。

そして後半部分は前回同様銀行を襲うシーンから始まる。今回は成功したのだが、その翌日成瀬から招集がかかる。成瀬の部下の恋人が誘拐されたらしい…

成瀬、響野、雪子、久遠の4人がそれぞれ「らしい」行動をし、おしゃれで面白い会話を繰り広げる。いいなぁ。十分魅力的だったんだけど、1作目の方が読んでいる時の「ワクワク感」が大きかったような気がします。


| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 21:20 | comments(18) | trackbacks(12) |
「終末のフール」伊坂幸太郎
終末のフール
終末のフール
伊坂 幸太郎


「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」そんな発表から5年。発表直後からの略奪や殺人、自殺などの大混乱が収まり、奇妙な穏やかさを取り戻す。「その日」まで後3年。仙台市北部の団地「ヒルズタウン」の住人8人の物語。

恐怖心の為、すごい事になっている世の中。人を見たら殺されると思わなければいけない世界。「壊れた車が転がり」とか「数名の死体が」とかそんな状況の中、出てくる人たちは淡々と暮らしています。半分読んでから寝たらすごく怖い夢見ました。

自分の「最後」が分かってしまった人たち。前向きな人も、臆病な人も、絶望に打ちひしがれた人も生きています。「太陽のシール」にでてくる土屋さん。「終末が来る事がうれしい」っていう切実な気持ち。こういう風に思う人もいるんだって思いました。「鋼鉄のウール」の苗場さんが言う「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」これはすごい言葉です。私はもし世界が終末を迎えるとわかったら家族4人でその日を迎えたいです。子供をおいて自分だけ死ぬなんて卑怯です。いろんな事に耐えられる強さを持っていたい。


続きを読む >>
| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 22:02 | comments(26) | trackbacks(25) |
「砂漠」伊坂幸太郎
伊坂 幸太郎
実業之日本社
(2005-12-10)




仙台の大学に入って最初のコンパ。遠くからみんなの様子を見ていた北村に声をかけてきた、鳥みたいな頭でお調子者の鳥井。不思議な能力を持つ南、愛想のない美女の東堂、前進あるのみの西嶋、5人の大学生活。

大学時代ってホントくだらない事が面白かったなぁって思い出しました。合コン、学食、休講、麻雀(したことないけど、男子は授業も受けずにやってましたね)帰り道のお買い物。懐かしいなぁ…携帯電話があまり登場しないのもなんとなく自分の学生時代を思い出せてよかった。

だけど、私にしては珍しく3日間もかけて読んでしまいました。なんだか「鴨とアヒルのコインロッカー」と「魔王」がチラチラする話で、先が気になるって気持ちが全然もてなかったのです。途中でなんでだろ?伊坂さんってだけで期待しすぎたのかな?とか色々考えました。主人公の北村君が好きじゃなかったからかもしれない。ボーリング場とか夜の張り込みとか、北村は周りの状況から「やばいかも」ってわかってるのに流れに身を任せる。それが許せなかった。鳥瞰型だから仕方ないんですかね?私もどちらかというと鳥瞰型だからかなぁ。

「春」からの時間のずれを変って思いながらも見破れなくて、色んなところで文章に引っかかっちゃったのもいけなかったのかもしれない。「冬」の終わりまでなんだかとても退屈だったんです。「セドリック」あたりからは読む速度が加速しました。(遅いって!)時間のずれの意味がわかってからもう一度読み返してみると、もやもやしてた部分が全部そのせいだってわかって、2度目のほうが楽しめました。



続きを読む >>
| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 21:33 | comments(16) | trackbacks(16) |
「魔王」伊坂幸太郎
魔王
魔王
伊坂 幸太郎


両親を交通事故で亡くした兄弟「魔王」が兄安藤の物語で「呼吸」が弟潤也の事を妻の詩織が語る。

へぇー。今まで読んだのとは全然違う感じ。人の政治に対する無関心さ、そしてネットやテレビなどの情報の信憑性の有無、そして一度一つの方向に向かってしまった群集の恐ろしさなんかを考えてしまいました。「今の大人がかっこよければ、(若者は)誇りに思う。」には潤也と詩織と同じように「そうかもしれない」って思いました。私はかっこいい大人じゃないなぁ。

いつも何かを考えてる兄、安藤。ことあるごとに「考えろ、考えろマグガイバー」と子供の頃見た「冒険野郎マクガイバー」のセリフを自分に言い聞かせてる。自分に腹話術の能力があるかもと思ったときにも色んな方向から検証する。それに対して弟、潤也は何も考えずに直感で行動する。兄が死んでから詩織とのじゃんけんに負けたことがないことに気がついて、詩織と二人競馬をしに行く時も、ただ行き当たりばったりに実験をする。そんな対照的な兄弟二人の仲がいいのが好ましい。夢の中で「兄が犬の側に駆け寄って眠るように眠る兄の死を『人の死に方が書いてある本』で見た」潤也。兄が自分を残してどこかに行ってしまう事がすごく心配。一方兄は、心臓が苦しくなった時などに自分が青空を飛ぶ鳥で、地上から弟が双眼鏡で自分を見てる姿を見る。そんな兄弟。

続きを読む >>
| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 22:40 | comments(11) | trackbacks(6) |
<< | 2/3PAGES | >>