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「さくらの丘で」小路幸也
JUGEMテーマ:読書


“さくらの丘”を満ちるたちに遺す―。遺書には、祖母が少女時代を送った土地を譲ると書かれていた。一緒に渡されたのは古びた鍵がひとつ。祖母の二人の幼なじみも、同じメッセージをそれぞれの孫たちに伝えていた。なぜ、彼女たちは孫にその土地を遺したのか。鍵は何を開けるものなのか。秘密をさぐりに三人の孫は、祖母たちの思い出が詰まった地を訪れた―。三人の少女たちの青春が刻まれた西洋館、そこを訪れた私たちが見た光景は―二つの時代が交差する感動の物語。

小路さんの本、最近本当によく出てます。この本は表紙の赤がとても印象的。図書館の予約本の部屋でもすごく目立っていました。
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| 本:さ行(小路幸也) | 22:38 | comments(4) | trackbacks(2) |
「僕は長い昼と長い夜を過ごす」小路幸也
JUGEMテーマ:読書


50時間起きて20時間眠る特殊体質のメイジ。草食系でのんびりした性格に反し、15年前、父親を殺されたというハードな過去の持ち主。現在はゲームプランナーをしつつ、体質を活かした“監視”のバイトをしている。だが、そのバイトのせいで二億円を拾ってしまい、裏金融世界の魔手に狙われる羽目に。メイジは戸惑いながらも知恵と友情を武器に立ち向かうが、この利とも枷ともなる体質が驚愕の事態を招く。

よくよく考えると、こんなに物事都合よくいわけがないよ!って感じなんだけど、そこは小路さん。さすがです。読んだ後、幸せな気持ちになりました。

50時間起きて20時間寝るという、「非24時間睡眠覚醒症候群」のメイジこと森田明二。その病気のために一般的な仕事に就く事は出来ず、事情を理解してくれたゲーム会社「トラップ」でプランナーの仕事をしながら、これまたその体質を生かして、「トラップ」の社長バンさんから監視の仕事をしている。ある日、大手企業に勤める男の浮気調査をしている時、その男が急に倒れたので病院に運ぶことに。男の脇に置かれていたキャリアバッグをもって帰ってしまったことから、色々な人から追われる身となってしまった。

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| 本:さ行(小路幸也) | 22:00 | comments(4) | trackbacks(4) |
「オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン」小路幸也
JUGEMテーマ:読書


下町の老舗古書店“東京バンドワゴン”に舞い込む古本と謎を、四世代のワケあり大家族・堀田家が家訓に従い解決する。ページが増える百物語の和とじ本、店の前に置き去りにされた捨て猫ならぬ猫の本…。不可思議な事件に潜む「あの人の想い」とは?笑いと涙の下町ラブ&ピース小説、待望の第5弾。

IT企業の若社長=藤島が隣に建てた<藤島ハウス>が完成、藍子とマードック夫婦が引越し、かずみさんも引っ越してきます。3人とも食事は堀田家で食べているので、ずっと一緒にいるような印象です。かんなちゃんと鈴花ちゃんは1歳の誕生日を迎え、初めてのクリスマスパーティーも大勢の人を招いて開催されました。最後には研人の小学校卒業もあります。

もう、本当に過去に関係してきた色々な人がちょこっと出てきて、「あぁ、いたのかもなぁ…」とボンヤリと思い出す状態がずっと続いてました。なさけない。

今回はなんとなく勘一に何かあったらどうしよう。そんな事がずっと気になっていました。何かあったのは我南斗だったわけですが、でも我南斗はきっと大丈夫でしょうね。
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| 本:さ行(小路幸也) | 20:54 | comments(4) | trackbacks(3) |
「ダウンタウン」小路幸也
小路 幸也
河出書房新社
(2010-02-19)

JUGEMテーマ:読書


高校生の僕と年上の女性ばかりが集うこの場所で繰り広げられた、「未来」という言葉が素直に信じられたあの頃の物語。大人になるってことを、僕はこの喫茶店で学んだんだ。温かくて懐かしい「喫茶店×青春」小説。

1977年の物語なので、携帯がでてこない。そんな時代があったよなぁって新鮮な気持ちになりましたが、小樽まで車を飛ばすシーンでは「あぁ、携帯があったらすぐに連絡できるのに」って思ってしまいました。

1977年4月、高校一年から2年に上がる春休みに中学の2年先輩のユーミさんに会った。彼女は「ぶろっく」という喫茶店で働いているとマッチをくれた。そこは常連ばかりが集まるカウンターだけの喫茶店。入り口には「731」と書いてあり、日が経つごとに数が増えていく。「ぶろっく」に通い、常連の人たちと仲良くなり、高校では孝生とバンドを組んで演奏をする。そんな省吾が東京の大学に進学するために旭川を離れる日までの出来事。
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| 本:さ行(小路幸也) | 21:17 | comments(2) | trackbacks(1) |
「僕たちの旅の話をしよう」小路幸也
JUGEMテーマ:読書


赤い風船が運んできた手紙。それは、一人の少女が出した“誰か”を求める声だった。風船を受け取ったのは、どれほど遠くのものでも見えてしまう健一、どんな匂いもかぎわける麻里安、そしてあらゆる音を拾う耳を持つ隼人。不思議なチカラを備えた3人は集い、少女に会いに行くことを決めるが、理不尽な現実が事件となって彼らを襲う―。「ダヴィンチ」2008年11月号〜2009年1月号に連載したものに書下ろしを加えたもの。

児童書なのかと思ったら、どうやらルビもないし「ダヴィンチ」連載だったって言うし、どうやら大人向けの本なんですね。でも、子どもが読んだって十分に楽しめそうな本です。

山奥の小さな村に祖父母と住む六年生の舞は10個の赤い風船に手紙をくくり付けて空に放った。その風船は東京まで飛んで行き3人の少年少女が手紙を受け取った。一人は5年生で60階立ての高層マンションに住む芳野健一。もう一人はスナックをやっている母親と二人暮らしの六年生、喜田麻里安。もう一人は入院して1年間病院で過ごしたので現在六年生の米沢隼人。舞の手紙を介して知り合った3人は夏休みになったら舞の所に遊びに行くことを計画する。ところが…
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| 本:さ行(小路幸也) | 21:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
「リライブ」小路幸也
小路 幸也
新潮社
(2009-12-22)

JUGEMテーマ:読書


人生史上、一番後悔している最悪の選択。その瞬間からもう一度生き直すことができます――死の直前、そんな魅力的な提案をされたら、どこからやり直したいですか。最高の恋を失った日? それとも、夢をあきらめたあの瞬間? 再びチャンスが与えられれば「より良い人生」を生きられるのか。〈バク〉が誘う〈二度目の人生〉の物語。

命の灯火が今まさに消えようとしている時に聞こえる声。思い出をあげるかわりに、ある時点からもう一度人生をやり直すことが出来るというもの。それぞれ「取り戻したいものはあるか?」「やり直したい恋はあるか?」「選ばなかった人生を生きる」「やりのこした仕事をきちんと終える」など、話はバリエーション豊かです。

死に際に「もう一度人生をやり直せる」って言われたら、私はどの時点に戻るかなあ。そんな事考えながら読みました。でも、戻りたい場所はないし、やり直したい事もないかな。今のところ。

それぞれ、人生をやり直してもう一度死に際にバクと出会うのですが、その後にもう一ひねり、関係者が登場します。それが最初わかりにくかった。やり直しをする人は偶然選ばれた訳じゃないのにね。

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| 本:さ行(小路幸也) | 22:19 | comments(4) | trackbacks(1) |
「brother sun 早坂家のこと」小路幸也
JUGEMテーマ:読書


一軒家に住む早坂家の三姉妹。再婚した父と義母、異母弟は、近所に住んでいて、お互いとても仲良く暮らしている。しかし、長いこと知らなかった伯父の存在がわかったことで……。



早坂家の三姉妹、長女のあんず、次女のかりん、三女のなつめ。あんずが11歳の時に母・美幸を病で亡くし、父親・陽一に育てられた。そんな彼女たちが住んでいるのは、築50年も過ぎた母の実家。父親は3年前に再婚した事を機に家を出て近所に暮らす。2年前には異母弟・陽が生まれ、ほどほどの距離感を保ちながら、いい家族関係を築いている。夏に人生の節目が訪れるのが早坂家のスタンダード。今年の夏は三姉妹が陽ちゃんを預かり、両親に新婚旅行をプレゼントすることにした。初日、三姉妹の家に一人の男性が現れた。母が亡くなった事を知らなかった様子のその男は20年来音信不通だった、父親の兄・太一だという。陽ちゃんが懐いたこともあって両親が不在の1週間、早坂家に通って陽ちゃんの相手をしてくれた太一だが、父との確執があるらしく、自分が来た事を言わないようにと口止めして帰っていた。しかしある日、かりんが見ていた美術雑誌に、彼が載っているのを発見。最近有名な賞を受賞した画家だという。彼と父の間に何があったのか、気になる三姉妹だったが……
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| 本:さ行(小路幸也) | 20:00 | comments(2) | trackbacks(2) |
「COW HOUSE―カウハウス」小路幸也
JUGEMテーマ:読書


この家は、みんなの居場所。25歳、ワケあって窓際族。仕事は、会社所有の豪邸の管理人。なぜか集まってきたのは丑年の面々。

小路さんらしい、いやな人が出てこない物語。人と人の繋がりが温かく、愛がいっぱいの物語。

重役を会議で殴るという大失態を犯した主人公・畔木は、みんなの憧れで会社の救世主とも言える坂城部長の取り計らいにより会社が管理している鎌倉の豪邸の管理人に左遷された。同居人の美咲を伴ってその豪邸に行ってみたら、広い庭にあるテニスコートでテニスをしている老人と中学生に出会います。

そんな風にして始まる物語。クロと美咲、老人の一家、女子中学生の一家、部長が抱える問題がすべてあるべき場所におさめるために、考えるクロ。

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| 本:さ行(小路幸也) | 20:20 | comments(2) | trackbacks(3) |
「マイ・ブルー・ヘブン」小路幸也
JUGEMテーマ:読書


国家の未来に関わる重要な文書が入った“箱”を父親から託され、GHQを始め大きな敵に身を追われるはめになった、子爵の娘・咲智子。混血の貿易商・ジョー、華麗な歌姫・マリア、和装の元軍人・十郎、そして、がらっぱちだけれど優しい青年・勘一にかくまわれ、敵に連れ去られた両親の行方と“箱”の謎を探る、興奮と感動の番外編。

あぁ、面白かった!最近、夜は眠くて本を読んでるつもりが気がついたらソファーでうたた寝。首が痛いって日々なのですが、昨日の夜は本に夢中になって眠くならなかった。

戦後間もなく、子爵令嬢咲智子は重大な機密文書が入った箱を父から託された。「その時が来るまで決して開けてはいけない。そして肌身離さず持ち歩き、寝るときも片時も手放してはいけない」という箱には政治に関わる文書が入っていると言う。静岡の伯母の家まで行く途中、上野駅で米軍に拉致されそうになった咲智子をたまたま通りかかった勘一が助けた。とりあえず、勘一の家、古本屋「東京バンドワゴン」に連れてこられた咲智子は勘一の父・堀田草平に事情を話した。偶然草平は咲智子の父親とは学生時代の友人だった。話を聞いた草平は「それを手に入れようとするのはGHQだけでなく旧日本軍の関係者やヤクザものまでいるだろう」と言った。そして咲智子を勘一の嫁・サチという触れ込みで 東京バンドワゴンにかくまうことにした。

堀田家には草平、草平の妻・美禰、居候している戦災孤児の大山かずみが住み、そこに草平が集めた貿易商のジョー、陸軍情報部の十郎、マリアが住み込みサチこと咲智子を守り、連れ去れた咲智子の両親を探すことになった。
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| 本:さ行(小路幸也) | 20:53 | comments(6) | trackbacks(3) |
「ブロードアレイ・ミュージアム」小路幸也
ブロードアレイ・ミュージアム
ブロードアレイ・ミュージアム
小路 幸也
JUGEMテーマ:読書


1920年代のニューヨーク。裏通りのブロードアレイ・ミュージアムに赴任した青年エディを迎えたのは、ワケありな収蔵品と奇妙なキュレーターたち。美女メイベル、巨漢ブッチ、寡黙なモースに伊達男バーンスタイン。そして物に触れるだけで、未来の悲劇を読み取ってしまう少女フェイ。その悲劇を阻止すべくメンバーが動き出す……。

20年代のアメリカ・NYが舞台の物語。日本人が一人も登場しないんだけど、なんとなく「東京バンドワゴン」の空気があります。みんながそれぞれ自分が出きる事を精一杯やって事件を解決するの。

新人キュレーターのエドワード・ウィルミントンが派遣されたのは、賑やかなブロードウェイから1本筋を外れた小路にある「ブロードアレイ・ミュージアム」珍しい収蔵品はあるが、入場者は原則予約客と注文客だけという不思議なミュージアム。5階建ての各階に先輩キュレーターのメイベル、ブッチ、バーンスタイン、モースがいて、それぞれ何か過去にありそう。5階担当となったエディにも人に言えない事情がある。そして屋上に住み、エレベーターガールを務める少女・フェイ。謎のオーナー、E・G。

物に触れただけで映画を観る様にそのものに関わる未来の悲劇を観てしまうフェイの「触りたい病」彼女の口からその悲劇を聞いてしまうと、どんなに努力しても事件を防ぐことは出来ない上に、さらにひどい悲劇を生んでしまうので、BAMの面々はフェイの観た事件を推理して未然に事件を防ごうと飛び回ります。

それぞれの過去、なにか訳ありのフェイ、そしてエディーの事情などが連作形式で語られます。人の名前がカタカナだし、さらに<フェローシャス>フッカーだの<エキスパンド>リリィ、<ワジャバック>ダンだのややこしい。でも、そんなのは気にならなくなります。フェイの正体、エディが隠していることが気になって「リンドバーグの帽子」まで一気読みでした。
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| 本:さ行(小路幸也) | 21:06 | comments(8) | trackbacks(3) |
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