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「初恋温泉」吉田修一
初恋温泉
初恋温泉
吉田 修一


別れようとしている夫婦、喋るのが大好きな夫婦、不倫カップル、一人で旅する男、親に内緒の高校生カップルが温泉に旅行をする、5つの短編。

温泉旅館、仲居さんが部屋まで案内してくれて「お食事は何時頃…」なんて言われる。そんな旅館に泊まったのはいったいいつだったのか…そんな昔の事思い出しながら読みました。温泉に泊まる男女が、いくまでに過ごしてきた日々、温泉で日常を離れ二人が思うこと。そんな男と女の気持ちの重なりやズレなどが吉田さんらしい文章で描かれています。

一番好きだったのは「純情温泉」自分が高校生の頃には旅行に行こうなんて発想は全くなかったのですが、初めての旅行で彼女とずっとイチャイチャしたい男の子と家のごたごたが気になる女の子。兄の浮気を目の当たりにして「男はみんな浮気する」と言う彼女に「しない」と言い切る彼氏。「24時間一緒に居たら楽しいばかりjyない。喧嘩だってするよ」という彼女に「だったら…一人の女と12時間イチャついて12時間喧嘩するよ」と言う彼氏。なんだか本当に微笑ましい物語でした。

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| 本:や行(吉田修一) | 20:34 | comments(10) | trackbacks(10) |
「女たちは二度遊ぶ」吉田修一
女たちは二度遊ぶ
女たちは二度遊ぶ
吉田 修一


男の視点で語られる11人の女の物語。


ほとんどの話は主人公の男の人が過去に付き合った、知り合った女の人を思い出している形で物語が進みます。男は失業中だったり、学校に行ってない大学生だったり、情けない男ばかりです。そんな男たちが回想する昔の女も一癖も二癖もある女ばかり。だけどそこらへんで生活していそうな人たちです。相変わらず日常の他愛もない会話、シーンを描くのが上手いです。「あーわかるわかる、その気持ち!」っていうシーンが沢山ありました。だけど内容はすぐに忘れてしまい、後から何かの拍子に「こういう本読んだ事ある!」って思って身悶えするような本です。

「十一人目の女」は他の話とは違った書き方をしていて面白かったです。

自分がこの本の11人の女たちのどのタイプかを占えるらしいのでやってみました。WEBKADOKAWAここです。私は「十一番目の女」−仕事は真面目にこなすけれど、ちょっと暗めに見られがち…。だけど恋愛をすると雰囲気がかわってしまう−そうです。「ゴシップ雑誌を読む女」はちょっと「痛い」感じだったので、それじゃなくてホッとしました。

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| 本:や行(吉田修一) | 21:34 | comments(6) | trackbacks(4) |
「ひなた」吉田修一
ひなた
吉田 修一

新堂レイ。大路尚純。大路桂子。大路浩一。それぞれが一人称で語る春・夏・秋・冬の出来事。

元ヤンキー、新卒で有名ファッションブランドHの広報に採用された進藤レイ。レイの恋人で大学生の大路尚純。彼の兄で信用金庫で働き演劇サークルに所属する大路浩一。浩一の妻で雑誌の編集部に勤める大路桂子。そして浩一の昔からの親友で離婚間近の田辺。

JJで連載されてたものを大幅加筆・訂正しているようですが、設定がいかにもJJらしい。女の人は「H」社の広報(ずっと「H」社で通してたのに、一度だけエルメスって出てきてますが…替え忘れたのかしら?)や雑誌編集者。誰もがなれるわけじゃない職業で輝いてる「デキル」女。一方男の人は就職活動してない大学生、信用金庫勤務、サラ金にお金を借りてる失業者。浮気するでもない。あぁ、情けない。

4人が淡々と日常を語ります。すごく大きな出来事があるわけじゃなく、普通なんです。ラストだって日々私たちが暮らしてる実際の日常のように最後まで何も解決しない。だけど、4人それぞれが「彼女」「彼」「夫」「妻」以外に見せるプライベートな一面がちゃんと描かれていて、すごく面白かったです。

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| 本:や行(吉田修一) | 22:41 | comments(12) | trackbacks(6) |
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