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「円卓」西加奈子
西 加奈子
文藝春秋
(2011-03-05)

JUGEMテーマ:読書


三つ子の姉をはじめ大家族に愛されて暮らす小3の琴子は口が悪くて少し偏屈。きらきら光る世界で考え悩み成長する姿を描く感動作。

大阪弁のリズムもよくて、所々で笑わせてくれる。すごく面白い小説でした。

小学3年生の渦原琴子のあだ名は「こっこ」好きな事場は「孤独」ところが、こっこは祖父母、両親、中2の三つ子の姉と公団住宅の3LDKに住み「孤独」とは無縁の生活。



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| 本:な行(その他の作家) | 20:40 | comments(2) | trackbacks(0) |
「白いしるし」西加奈子
JUGEMテーマ:読書


失恋ばかりの、私の体。私は彼のことが、本当に、好きだった。32歳。気づいたら、恋に落ちていた。軽い気持ちだった、知らなかった、奪えると思った。なのに、彼と関係を持ってから、私は笑えなくなった。恋は終わる。でも、想いは輝く。極上の失恋小説。

本の紹介を読んで「あぁ、失恋小説なのね」と納得。とにかくみっちりと濃い恋の物語。あまりに濃すぎてあれこれ思って疲れてしまいました。

主人公の夏目香織は32歳。絵を描いてグループ展を開いたり本の装画を描いたりしているが、満足な生活費は得られないから新宿のバーでアルバイトをしている。友だちの瀬田とは阿佐ヶ谷の居酒屋で夜中から朝にかけて会う。恋に落ちる心配のない関係。夏目は高校生の時に付き合った人からふられ、復活するのに2年かかった。それから恋愛はしないようにしている。が、いつもふられる。友人の瀬田とは深夜から朝にかけて居酒屋で会うが、二人は恋に陥る心配のない関係。ある日、瀬田が「夏目が好きそうな絵を描く。」といい、間島昭史の個展に夏目を連れて行く。そこで見た白いキャンバスに書かれた白い山の絵。見た途端に恋に落ちていた。

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| 本:な行(その他の作家) | 21:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
「七つの海を照らす星」七河迦南
JUGEMテーマ:読書


様々な事情から、家庭では暮らせない子どもたちが生活する児童養護施設「七海学園」。ここでは「学園七不思議」と称される怪異が生徒たちの間で言い伝えられ、今でも学園で起きる新たな事件に不可思議な謎を投げかけていた。孤独な少女の心を支える“死から蘇った先輩”。非常階段の行き止まりから、夏の幻のように消えた新入生。女の子が六人揃うと、いるはずのない“七人目”が囁く暗闇のトンネル…七人の少女をめぐるそれぞれの謎は、“真実”の糸によってつながり、美しい円環を描いて、希望の物語となる。繊細な技巧が紡ぐ短編群が「大きな物語」を創り上げる、第十八回鮎川哲也賞受賞作。

「アルバトロスは羽ばたかない」を読んだ時前作がある事を知って慌てて読みました。あぁ、やっぱりこっちから読んでおけばよかった。ここに名前が出てくる子がたくさん登場していますよね。「アルバトロス」を読んだ時登場する学園の子供達の名前を覚えることが出来なくて、誰だったかな…って前に遡ったりを繰り返していたんです。こちらを先に読んでいたらもっと登場人物が誰なのかがはっきりしたような気がする。

養護施設勤務2年目の春菜が主人公の物語。昔から語られている学園七不思議と似たような事が起こり、その不思議な事について春菜が児童福祉司の海王さんや親友の手を借りて解決するのです。春菜は子供達から「春菜ちゃん」って呼ばれたり「はるのん」って呼ばれたり、怒る時には迫力のある声が出るというのが以外でした。
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| 本:な行(その他の作家) | 20:27 | comments(2) | trackbacks(1) |
「神様のカルテ2」夏川草介
JUGEMテーマ:読書


主人公栗原一止の医学部時代の親友であり 「医学部の良心」と呼ばれた新藤辰也が東京の病院から 本庄病院に赴任してきた。 一止の期待とは裏腹に、新藤の医師としての行動は かつての姿からは想像も出来ない姿であり、一止は戸惑う。

前作をよんでからちょうど1年経ってました。映画化されるんですね。

本庄病院に新たな医師が加わった。東京から赴任してきた進藤辰也は栗原と学生時代からの友人。幽霊部員ばかりの将棋部でともに腕を競った仲だった。大学を首席で卒業して東京に赴任したはずの進藤が何故、本庄病院に?



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| 本:な行(その他の作家) | 22:33 | comments(8) | trackbacks(10) |
「おやすみラフマニノフ」中山七里
JUGEMテーマ:読書


秋の演奏会を控え、第一ヴァイオリンの主席奏者である音大生の晶は初音とともに、プロへの切符をつかむために練習に励んでいた。しかし完全密室の空間で保管されていた、時価総額2億円のチェロ・ストラディバリウスが盗まれてしまう……。果たして無事に演奏会を迎えることができるのか。ラフマニノフやチャイコフスキーなどの名曲が、情熱的に、力強く描かれるなか、天才ピアニストにして臨時講師・岬洋介が鮮やかに事件を解決する!

第8回「このミス」大賞受賞作「さよならドビュッシー」を読んだばかりだった中山さんの新作。同じ岬先生が出てきます。

語り手は名古屋の音大に通う4年生・城戸晶。大学4年になり、実家からの授業料と仕送りが途絶えバイトの日々。たとえ卒業できたとしても卒業後の道は全く開けていない。そんな不安な日々を送っている。そんな時、理事長・学長であり、世界的天才ピアニストの柘植彰良との共演がかなう秋の定期演奏会で、オーケストラのコンマスに選ばれれば後期の学費免除の准奨学生待遇になり、ストラディバリを弾ける。さらにその演奏会には色々なオーケストラの人たちが聞きに来るので、スカウトされることもあるという。今年は選抜メンバーをオーディションで選ぶというので、寝る間も惜しんで練習した晶は無事コンマスに選ばれた。練習が始まって暫くした時、時価2億円のチェロ・ストラディバリが密室である楽器保管室から消えてしまった。さらには学長専用のピアノが水浸しに。そして、とうとう学園に脅迫状が届きます。
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| 本:な行(その他の作家) | 21:23 | comments(0) | trackbacks(1) |
「アルバトロスは羽ばたかない」七河迦南
JUGEMテーマ:読書


冬、七海西高校の屋上で、少女は“運命”に追いつかれた。そこで起きた悲劇は、誰もが言うように事故だったのか? 鮎川哲也賞受賞作『七つの海を照らす星』に続く連作長編。

読みながら、一瞬「これは前作があるのかしら?」って思ったんだけど、やっぱりそうだったのね。順番逆になっちゃったけど読まなきゃ。

児童養護施設・七海学園に勤めて三年目の保育士・北沢春菜は、多忙な仕事に追われながらも、学園の日常に起きる不可思議な事件の解明に励んでいる。そんな慌ただしい日々に、学園の少年少女が通う高校の文化祭の日に起きた、校舎屋上からの転落事件が影を落とす。警察の見解通り、これは単なる「不慮の事故」なのか?だが、この件に先立つ春から晩秋にかけて春菜が奔走した、学園の子どもたちに関わる四つの事件に、意外な真相に繋がる重要な手掛かりが隠されていた。
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| 本:な行(その他の作家) | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
「死亡フラグが立ちました!七尾与史
JUGEMテーマ:読書


“「死神」と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される”。特ダネを追うライター・陣内は、ある組長の死が、実は死神によるものだと聞く。事故として処理された彼の死を追ううちに、陣内は破天荒な天才投資家・本宮や、組長の仇討ちを誓うヤクザとともに、死神の正体に迫っていく。一方で、退官間近の窓際警部と新人刑事もまた、独自に死神を追い始めていた…。

第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作だそうです。「死亡フラグ」とは漫画などで登場人物の死を予感させる伏線のこと。キャラクターがそれらの言動をとることを「死亡フラグが立つ」というらしいです。途中で「ヤクザが意外な優しさを見せると死亡フラグぽいよな」とか「死にませんよ。この件が片付いたら彼女と結婚するんだから」「分かりやすい死亡フラグだな」なんて使っていますけど、どうも今ひとつ「死亡フラグ」を理解できずです。

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| 本:な行(その他の作家) | 20:16 | comments(2) | trackbacks(1) |
「県立コガネムシ高校野球部」永田俊也
JUGEMテーマ:読書


年収四十億の財力にモノをいわせ、弱小県立高校野球部長に就任した若き女性実業家・小金澤結子。甲子園出場のため結子が繰り出すゴージャスかつエグい手練手管に部員たちはヘキエキするが、少しずつ勝利する喜びを知ってゆき…。万年弱小チームに、甲子園出場の奇跡は起こる、のか―。

永田さん初読みかしらって思ったら「落語娘」を読んでました。

長野県立佐久沼中高校は過疎地にある県内有数の進学校。当然ながら野球部は弱小です。1月3日、そんな野球部員たちが雪かきした校庭に突然飛来したヘリコプターから降り立ったのは、東大在学中に始めた通販会社を僅か5年で一部上場企業に育て上げた女性経営者、弱冠30歳の小金澤結子。小金沢はいきなり野球部長に就任したうえ「あんたたちに甲子園に行ってもらう」と宣言し、皆を唖然とさせる。
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| 本:な行(その他の作家) | 21:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
「さよなら、ドビュッシー」中山七里
JUGEMテーマ:読書


ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する――。

『このミステリーがすごい!』大賞の第8回の大賞受賞作。タイトルにドビュッシーって入ってるから音楽関係の物語化と思ったら、やっぱりそうでした。題名を聞いただけで曲が頭に浮かんでくるくらいだったら、もっと面白いんだろうなぁ。

16歳の遙は、両親、祖父と従姉妹のルシアと一緒に住んでいる。ルシアは、インドネシアに移り住んだ叔母夫妻の子供で遥と同い年。年末にインドネシアを襲った地震で両親をなくし、遥たちと同居している。祖父は会社を経営し、近隣に土地も持っている自称「土地成金」で体を悪くした今は、経営はしつつもバリアフリーの離れで模型作りの趣味に没頭する日々送っている。遥の両親が出かけた夜、遙とルシアは祖父の離れで寝るように言われた。そして離れで火災が発生した。焦げ臭いにおいに目を覚ました遥は祖父とルシアを探すが、二人が火達磨になるのを目にしながら、自分も焼かれ意識がなくなる。焼け跡から全身に重い火傷を負いながらも、助け出された生存者は着ていたパジャマから遙とわかった。全身に皮膚を移植され、顔立ちも以前のままに再生されて、どうにか社会復帰を果たす。事故の前から得意にしていたピアノで高校の音楽科に特待生として入学が決まっていた遥だが、やけどの後遺症から思うように手が動かない。このままでは退学させられてしまう可能性もあるというとき、新鋭のピアニスト岬洋介の特訓を受けることに。歩くのにも松葉杖が必要な遥だが、階段の滑り止めが外されていたり、松葉杖の高さを調整する機構が壊されていたりと、何者かが遥を狙っている。そして遥の母親が神社の石段から転げ落ちて死んでしまった。いったい誰が?
 
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| 本:な行(その他の作家) | 21:24 | comments(2) | trackbacks(5) |
「炎上する君」西加奈子
西 加奈子
角川書店(角川グループパブリッシング)
(2010-04-29)

JUGEMテーマ:読書


恋に戦う君を、誰が笑うことができようか?何かにとらわれ動けなくなってしまった私たちに訪れる、小さいけれど大きな変化、奔放な想像力がつむぎだす不穏で愛らしい物語たち。

今回も西さんデザインの表紙が素敵です。

最初の3つくらい、ちょっと不思議空間に入り込んでいて「うっ今回は最後まで読みきれないかも…」と思ったのですが、「炎上する君」からはすごく面白くなりました。
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| 本:な行(その他の作家) | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
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