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「竜が最後に帰る場所」恒川光太郎
JUGEMテーマ:読書


恒川光太郎が五つの物語で世界を変える―。風を、迷いを、闇夜を、鳥を。著者はわずか五編の物語で、世界の全部を解放してしまった――。静謐な筆致で描かれた短編は、小説の新たな可能性を切り拓く!

上の文章は帯に書いてある言葉。最初の2編くらいはなんだか普通の世界なので、「五つの物語で世界を変えるー」って言うのは大袈裟なのかな?なんて思っていました。だけどやっぱり恒川さん、普通の世界の隅にちらりと見える普通じゃない世界が広がっていました。「鸚鵡幻想曲」がいちばん好き。

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| 本:た行(その他の作家) | 22:35 | comments(2) | trackbacks(1) |
「おとぎのかけら 新釈西洋童話集」千早茜
JUGEMテーマ:読書


本当に幸せなのは誰か? 現代のおとぎ話7篇
シンデレラ、白雪姫、みにくいアヒルの子など代表的西洋童話を現代日本に置き換えた短篇集。童話の結末に疑問を抱く著者が見つけた、それぞれのハッピーエンドとは? 

元になった童話は、ヘンゼルとグレーテル・みにくいアヒルの子・白雪姫・シンデレラ・マッチ売りの少女・ハーメルンの笛吹き・いばら姫の7編。あとがきによると千早さんは小さい頃、西洋童話にうまく馴染めなかったそう。童話の選定は著者本人ではなく、編集者にお任せしたものらしいが、選ばれたものは見事なくらい、毎回千早さんの大嫌いな物語だったとか。

元の話はそれ程意識しないで読んでいました。どれもこれもドロドロとしていて、後味悪し。言ってみれば白雪姫の継母が毒リンゴを煮るために用意した鍋の中のよう(私が子どもの頃読んだ白雪姫にはそんな挿絵がありました)ラストは残酷でもあります。まぁ、おとぎ話は残酷ですよね。
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| 本:た行(その他の作家) | 21:26 | comments(4) | trackbacks(2) |
「悪の教典」貴志祐介
評価:
貴志 祐介
文藝春秋
¥ 1,800
(2010-07-29)

JUGEMテーマ:読書


学校という閉鎖空間に放たれた殺人鬼は高いIQと好青年の貌を持っていた。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー。

上下巻あわせて800ページを超える分厚本でした。が、そんな事気にならないくらい、どんどん読んじゃいます。読んじゃうんだけど、私には刺激が強すぎて1章終わるごとに休憩し、気分転換のために他の本を読んでみたり…でも、続きが気になって、またすぐに本の世界に戻っていく…そんな事を繰り返していました。

洗濯物を干していたらカラスが目の前を横切っていったのです。それがちょっと怖かった。

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| 本:た行(その他の作家) | 20:40 | comments(2) | trackbacks(4) |
「八朔の雪」高田郁
JUGEMテーマ:読書


神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!

新聞で記事を読んで、図書館で予約したんだけどずいぶん長い事待たされました。でも、待ったかいがあった!面白かったです。
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| 本:た行(その他の作家) | 21:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
「神様がすること」平安寿子
JUGEMテーマ:読書


物語を書くことにしか情熱が持てない安寿子が、40歳間近で願ったことを、神様は100パーセント聞いてくれた。願いが叶うまでの、長い長い物語。

お母さんが倒れられてから亡くなるまでの約8年間の事。お母さんの介護途中で亡くなったお父さんの事。お母さんとお父さんの関係。子ども時代のご自身のこと。
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| 本:た行(その他の作家) | 21:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ルチアさん」高楼方子
評価:
高楼 方子
フレーベル館
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(2003-05)

JUGEMテーマ:読書


もうずいぶん昔のことです。あるところに“たそがれ屋敷”とよばれている一軒の家があり、奥さまと、ふたりの娘と、ふたりのお手伝いさんが暮らしていました。ふたりの少女の家にやってきた、あたらしいお手伝いのルチアさん。ふたりの目にだけ、その姿がぼうっと光りかがやいてうつるそのわけは―謎が時間を超えて継がれていく風変わりなものがたり。

リサさんのブログで拝見して、絶対に読まなきゃ!って思った本。図書館の児童書の「高楼方子」さんの場所には他にも面白そうは本がたくさんあり、しばらくブームが続きそう。

広い庭に鬱蒼と茂った木のせいで家屋敷全体が暗くかげり、まるで、たそがれ時の、ゆらゆらしたすみれ色の空気が、そこらいったいにたちこめているように見えるからと「たそがれ屋敷」と呼ばれるようになった一軒の家に住む、きれいなドレスに身を包んだ痩せた奥さま、8歳のスゥと7歳のルゥルゥの姉妹。父親は外国航路の船に乗る仕事についているため、滅多に帰らない。お手伝いは気の合った似たもの同志で年上のエルダさんと若いヤンガさん。ある日、新しいお手伝いさんが来ることになりました。気の毒な人で奥様がお情けで雇ったというのです。朝、門を入ってきたのは太った水色のコートを着たルチアさんという名前の人で、スゥとルゥルゥには二人が父親からもらった宝石のように光って見えたのです。
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| 本:た行(その他の作家) | 21:10 | comments(4) | trackbacks(3) |
「永遠のかけら」高瀬ちひろ
高瀬 ちひろ
講談社
(2009-08-28)

JUGEMテーマ:読書


希之果は、子供のときから、ひとを好きになる気持ちがどうしてもわからなかった。それは、大人になった今もわからない。ほかの人たちには当たり前の感情もとても不思議なものに思える。そんな彼女に、たったひとりだけわすれられない男性がいる。突然、再会することになった彼の前で、希之果は動揺する。ふつうの女の子の、ちょっと変わった物語。

さらりと読めるんだけど、年齢的なものなのか主人公には寄り添うことが出来ない物語でした。

希之果は24歳。母親は結婚しないで希之果を産み東京に出て行ってしまった。祖母と一緒に住んでいた希之果は近所に住む従兄の晃といつも遊んでいた。14歳のある冬の日、希之果からキスをして気まずくなり、晃は二十歳の時に12歳年上の女性と駆け落ちをして音信不通。希之果の心の中にはずっと晃がいる。行方がわからなくなっていた晃は希之果の母親と連絡を取っていたらしく、母親に連れられて晃の住むアパートに行った希之果。

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| 本:た行(その他の作家) | 19:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
「悼む人」天童荒太
天童 荒太
文藝春秋
(2008-11-27)

JUGEMテーマ:読書


聖者なのか、偽善者か?〈悼む人〉は誰ですか?七年の歳月を費やした著者の最高到達点!全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける坂築静人。彼を巡り、夫を殺した女、人間不信の雑誌記者、末期癌の母らのドラマが繰り広げられる。

賞を受賞する前から図書館に予約していたのですが、ものすごい人気でやっと手元に届きました。読み始めた印象は「包帯クラブ」の大人版?

大好きだった祖父や親友の死をきっかけに、この世で唯一の存在であったはずの人たちを忘れ去ってしまうことの罪悪感から、仕事を辞め、見ず知らずの死者を「悼む」ために全国を放浪する青年、坂築静人。そんな静人の「悼み」の現場を偶然目撃した週刊誌記者・薪野。夫を殺害し、罪を償って出所したものの居場所をなくした奈儀倖世は、殺害現場で夫を「悼む」静人に出会い、彼の旅に同行することに。末期癌に侵されながら静人の身を案ずる母・巡子。
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| 本:た行(その他の作家) | 22:24 | comments(2) | trackbacks(1) |
「白雪堂」瀧羽麻子
瀧羽 麻子
角川書店(角川グループパブリッシング)
(2009-07-01)

JUGEMテーマ:読書


基礎化粧品ライン「シラツユ」が看板ブランドの中堅化粧品会社“白雪堂”。技術力が高くてアットホームなこの会社に就職した峰村幸子。しかし、不況の影響で売れ行きは先細る一方。ブランド力を取り戻すため、彼女はあるプランを思いついた。しかし、企業スパイ疑惑やM&Aなど、峰村の行く手は前途多難で…!?史上初!乙女系経済小説

気がついたらデビュー作から全部読んでる瀧羽さん。

今回の主人公は、今年度入社の新入社員、マーケティング部に配属された峰村幸子。 白雪堂は「シラツユ」というロングセラー商品のおかげで安定した業績を維持してきているものの、顧客層が高齢化するに伴い売り上げは減少傾向。そんな中で今年のキャンペーン企画担当者に命じられた幸子は、先輩女子社員の槇、同期の成宮に助けられながら、仕事に奮闘していきます。キャンペーン企画会議には創設者の娘でシラツユを作ったマダムと他の部署からの男性が5人。5人はマダムの言う事を熱心に聴いている。
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| 本:た行(その他の作家) | 21:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
「黒百合」多島斗志之
多島 斗志之
東京創元社
(2008-10)

JUGEMテーマ:読書


「六甲山に小さな別荘があるんだ。下の街とは気温が八度も違うから涼しく過ごせるよ。きみと同い年のひとり息子がいるので、きっといい遊び相手になる。一彦という名前だ」父の古い友人である浅木さんに招かれた私は、別荘に到着した翌日、一彦とともに向かったヒョウタン池で「この池の精」と名乗る少女に出会う。夏休みの宿題、ハイキング、次第に育まれる淡い恋、そして死―一九五二年夏、六甲の避暑地でかけがえのない時間を過ごす少年たちを瑞々しい筆致で描き、文芸とミステリの融合を果たした傑作長編。2009年版このミス7位作品。

なんだか長い事待ちました。でも待ったかいがあった!すごく吸引力のある物語でした。多島さんの本、初読みだと思ってたのですが、「症例A」を読んだことあるような気がする。タイトルだけ見覚えある…

昭和27年、14才の寺元進は東京からひとり離れて父親の旧友浅木の持つ六甲山の別荘で夏休みを過ごすことになった。そこには浅木の息子で同い年の一彦がいた。また近所の裕福な家庭の倉沢香とも出会う。彼らは意気投合して、ハイキング、水泳、スケッチと毎日のように夏の避暑地の日々を過ごす。香にほのかな恋心を抱くようになった進と一彦。

その物語の間に挟まれる、昭和10年のドイツ。進と一彦の父親たちがベルリンで出会った相田真千子という女性との交流。昭和16年から20年、戦時下の神戸における鉄道員と女学生(香の伯母倉沢日登子)の恋と、それが原因で起こる殺人。ふたつのエピソードが挟み込まれる。
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| 本:た行(その他の作家) | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
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