中学二年のふたりが計画する「悲劇」の行方
親の無理解、友人との関係に閉塞感を抱く「リア充」少女の小林アン。普通の中学生とは違う「特別な存在」となるために、同級生の「昆虫系」男子、徳川に自分が被害者となる殺人事件を依頼する。
中2ってこんなにも危うい時期なんでしょうか。自分が中2の頃を考えてみると…そういえばあまりに悪いことする子ばかりで担任がみんなの前で泣いたっけ。授業中に友達に回した手紙がなぜか床に落ちていたらしく、翌日掲示板に張り出されて先生に謝りに行ったっけ。でも「こんなみせしめみたいなことして、イヤミな先生だ」って思ってたっけ。もう一度戻りたいか?と聞かれたら、断ります。絶対に。
中学二年生の小林アンは学校では芹香と倖の3人でいることが多い。いつも中心は芹香。今は芹香と倖にアンがはずされている。母親は美人でスタイルもいいが、その容姿を全く生かしていない。お菓子作りが趣味で、赤毛のアンに憧れている。アンの名前も赤毛のアンから取ったものだ。クラスの冴えない「昆虫系」男子の一人・徳川。ある日、徳川がポロリともらした言葉に助けられ、芹香からのはずしを逃れることが出来たアンは河原で何かをけっている徳川を目撃する。徳川が去った後に見てみたら、それは血がついたビニール袋だった。
⇒ 数(自然数)は、幽霊である。 (11/17)
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