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「女子芸人」神田茜
JUGEMテーマ:読書


人前で話すことが苦手な女子が、なぜか漫談家に―「コトリ」という芸名をもらって仕事を始めたものの、芸も、そして恋も苦難の連続。自分を見失いかけた時、師匠の一言から転機が…現役芸人ならではの語りでときに爆笑、ときにホロリとくるエンタメ成長小説。第6回新潮エンターテインメント大賞受賞。

著者の神田茜さんは講談師だそう。漫談家と講談師…なんとなくわかっているようで、区別がちゃんとついていないというのか、どういう事をするのかが曖昧だったので、調べちゃいました。なるほど。

「第6回新潮エンターテインメント大賞の選考委員は三浦しをんさん」って書いてありました。そしてまたまた検索。この賞「新潮社とフジテレビが共催、受賞作のドラマ化、映画化も夢ではありません。あなたの小説を読む選考委員は、旬の作家が一人だけで務めます。」だそう。2012年締め切りの第8回の選考委員は畠中恵さんのようです。

漫談家の平のコトリこと琴美の10年間位の物語。
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| 本:か行(その他の作家) | 21:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ツリーハウス」角田光代
JUGEMテーマ:読書


謎の多い祖父の戸籍、沈黙が隠した家族の過去。すべての家庭の床下には、戦争の記憶が埋まっている。新宿角筈『翡翠飯店』クロニクル。

角田さん、すごい。

新宿の翡翠飯店。一緒に暮らす祖父と祖母、父と母、仕事を辞めた良嗣と無職の叔父。姉は妊娠して戻ってきた。兄はどこかに行って行方が分からない。そして祖父が死んだ。しかし何事もなかったかのように流されてゆく我が藤代家。どうにも違和感を感じる良嗣は「帰りたい」とつぶやいた祖母に、満州へ行こうと誘う。祖母は戦争の時に満州にいたのだ。やる気のない叔父と祖母と三人で大連へ。現代と祖母の思い出が交互に語られる。満州へ渡りそして祖父と出会った祖母。そして戦争へ。引き上げへ。祖母の人生を振り返りながらそして父の人生を振り返りながら読むある家族の歴史。
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| 本:か行(角田光代) | 22:10 | comments(4) | trackbacks(3) |
食堂かたつむり
JUGEMテーマ:映画


製作年度: 2010年
監督: 富永まい
上映時間: 119分
出演: 柴咲コウ, 余貴美子, ブラザートム, 田中哲司, 志田未来

倫子(柴咲コウ)がアルバイト先の料理店から戻ると同棲(どうせい)中のインド人の恋人の姿はどこにもなく、部屋は空っぽだった。彼女はあまりのショックで声が出なくなり、スナックを営む折り合いの悪い母親ルリコ(余貴美子)のもとに戻るしか選択肢は残されていなかった。倫子は自活するためにも、実家の物置を利用して小さな食堂を開くことにする。
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| 見る(邦画) | 23:07 | comments(0) | trackbacks(1) |
「本日は大安なり」辻村深月
辻村 深月
角川書店(角川グループパブリッシング)
(2011-02-26)

JUGEMテーマ:読書


一世一代のたくらみを胸に秘める美人双子姉妹、クレーマー新婦に振り回されっぱなしのウェディングプランナー、大好きな叔母の結婚にフクザツな心境の男子小学生、誰にも言えない重大な秘密を抱えたまま当日を迎えてしまった新郎。憧れの高級結婚式場で、同日に行われる4つの結婚式。それぞれの思惑と事情が臨界点に達した、そのとき―。世界一幸せな一日を舞台にした、パニック・エンターテインメント長編の大傑作。

すごく面白かったです。辻村さん、いいなぁ。

歴史もあり、値段も他よりは高いのだけど、早くから予約が埋まる人気の式場、ホテル・アールマティ。ある大安の1日にそこで式を挙げる4組。語るのは5人。それぞれがその日の結婚式になにかしら「思い」があります。そしてそれぞれの結婚式は時間通りにつつがなく進行していくのです。が…という感じです。
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| 本:た行(辻村深月) | 21:07 | comments(2) | trackbacks(1) |
「いと―運命の子犬」原田マハ
原田 マハ,秋元 良平
文藝春秋
(2011-03)

JUGEMテーマ:読書


介助犬にならなかった、いと。けれど、その笑顔でみんなに幸せを運んでくれた―『一分間だけ』の原田マハ(文)、『盲導犬クイールの一生』の秋元良平(写真)、珠玉のコンビが贈る奇跡の物語。

「盲導犬クイールの一生」の秋元さんが日本助犬協会で出会った子犬のいと。いとの成長を撮り続けた秋元さんの写真と、原田さんが書くいとが関わった人たちといととの絆の記録。
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| 本:は行(原田マハ) | 22:09 | comments(2) | trackbacks(0) |
「ハニーズと八つの秘めごと」井上荒野
JUGEMテーマ:読書


十九歳、夏、陽光の中を笑い転げながら歩いている私たち。ハニーズ。はちみつたち。とくべつな四人。四十歳に近づいた今でも、私は「ハニーズ」と私の恋とを注意深く分けている。ふたつが混じりあわないように。結婚、離婚、家族、恋愛―9篇の傑作を収録した魅惑の恋愛小説集。

読みながら、なんとなく知ってる気がする…なんて思ってました。「犬と椎茸」で椎茸の煮たニオイが出てきたときに「あぁ、絶対に知ってる」って。そこで初出をみてみたらアンソロジーに載っていたのが多いんですね。そしてほとんどの物語をアンソロジーの中の一つという形で読んでました。

それにしても読んだことあったのに、物語の中の断片的なシーンは覚えているのに最後がどうなったかを全然覚えていなくて、「本当にわすれっぽいんだから」って思ってたのですが、でも考えてみるとどの話も大きな展開がある訳じゃなく、ただ日々の出来事を切り取っただけという感じなので、話を覚えていないのも仕方のないことなのかもしれないなぁ。
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| 本:あ行(井上荒野) | 23:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
「シアター2」有川浩
JUGEMテーマ:読書


「2年間で、劇団の収益から300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」―鉄血宰相・春川司が出した厳しい条件に向け、新メンバーで走り出した『シアターフラッグ』。社会的には駄目な人間の集まりだが、協力することで辛うじて乗り切る日々が続いていた。しかし、借金返済のため団結しかけていたメンバーにまさかの亀裂が!それぞれの悩みを発端として数々の問題が勃発。旧メンバーとの確執も加わり、新たな危機に直面する。そんな中、主宰・春川巧にも問題が…。


「シアター」を読んだ時「続編があるらしい」と知り、早く読みたいなぁって思ってたはずなのに、春川兄弟と千歳以外の人の事うろ覚えでした。

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| 本:あ行(有川浩) | 22:56 | comments(2) | trackbacks(3) |
「レボリューションNo.0」金城一紀
金城 一紀
角川書店(角川グループパブリッシング)
(2011-03-01)

JUGEMテーマ:読書


これから話そうと思っているのは、僕と仲間たちの生まれて初めての冒険譚だ――。ザ・ゾンビーズ結成前夜。すべてはここから始まった!

ゾンビーズ結成前夜の話だそう。ゾンビーズの物語は好きだったんだけど、あまりにも間があきすぎて山下がいつも悲惨な事しか覚えていない。語っている子は南方でしたっけ。それすらうろ覚えでした(涙)

偏差値42のオチコボレ校。停学明けの一週間ぶりの学校で、僕らを待っていたのは「第一学年団体訓練開催のお知らせ」だった…。今年の新入生は200人。同じ班になった教師の息子・野口が200人入学させた訳をみんなに話した。そして僕らは施設を脱走することに決めた。
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| 本:か行(金城一紀) | 22:25 | comments(4) | trackbacks(3) |
「ビリジアン」柴崎友香
柴崎 友香
毎日新聞社
(2011-02-15)

JUGEMテーマ:読書


黄色い日、白い日、赤い日―。映画、ロック、火花、そして街。10歳から19歳まで、誰かにいつか存在した、ある瞬間。

一人の女性が10歳から19歳までの日々を書いているエッセイのよう。昔を思い出し、その時見たまんまを書いているって感じ。映像が頭の中に残ります。淡々と書かれた文章に心がやすまります。が、やすまりすぎて気がついたら寝ていたり…
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| 本:さ行(柴崎友香) | 20:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
なくもんか
JUGEMテーマ:映画


製作年度: 2009年
監督: 水田伸生
上映時間: 134分
出演: 阿部サダヲ, 瑛太, 竹内結子, 塚本高史, 皆川猿時

幼い頃に、無茶苦茶な人生を送る父に捨てられ、生き別れた兄弟。兄・祐太は、東京の下町、善人通り商店街で“デリカの山ちゃん”を営む夫婦に愛情いっぱいに育てられた。今では店を継ぎ、ハムカツを名物に“山ちゃん”を超人気店にまで成長させた。一方、弟・祐介は苦難の人生を生き抜く術として笑いを身につけ、やがて赤の他人の金城大介とコンビを組み、兄弟漫才師“金城ブラザーズ”として売り出し人気芸人に。そんなある日、10年以上音信不通だった“山ちゃん”初代店主夫婦の一人娘・徹子が突然帰ってくる。デブでブサイクだった徹子は、明らかにワケありな大変貌を遂げ、見違える美人になっていた。祐太は様々な疑問を胸に仕舞い込み、徹子を温かく迎え入れ、ほどなく2人は結婚することに。そして、ひょんな偶然から、“金城ブラザーズ”の祐介が実の弟であることも判明する祐太だったが…。
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| 見る(邦画) | 21:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
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