あたし、小沢優、18歳♀。両親が海外に行くことになり春から一人暮らしをすることになってしまった。映画エキストラのバイト面接に行ったんだけど、どうも様子がおかしい。「オーディション」とか言われても、何のことやら……って、行った先は男性アイドルを数多く輩出している芸能事務所だったのだ!
なんだか突っ込みどころ満載の小説ではあるのですが、それでもどうなるんだろう?とラストが気になる物語でした。
もうすぐ高校を卒業して、専門学校に通う小沢優。海外赴任の父を追いかけていった母は専門学校の学費の用意はしてくれたが、生活費を置いていってくれなかった。手元資金に余裕のない優は映画「ガメラvs.ギャオス」のエキストラに応募する事にした。風邪を押してエキストラの面接に向かった優は、会場前で出会った女性に導かれるまま、オーディションに臨む。会場はイケメンばかり。面接は一人一分間のスピーチの後に自己アピールがあった。エキストラなのになぜ?と不思議だったが、学生時代から慣れ親しんだヒップホップダンスを披露する。
見事合格7名の中に入った優だが、実はこのオーディションは男性アイドルを輩出するマックス・プロモーションのオーディションだった。それも優の憧れの増田俊の率いるジェッツのバックダンサーだというのだ。男性しか採用しないマックス・プロモーションに、自身が間違って合格してしまったことを知りつつも、優はバレるまでやってみようと開き直る。
⇒ 数(自然数)は、幽霊である。 (11/17)
⇒ 式神自然数 (10/21)
⇒ アスラン (04/07)
⇒ 脱皮中 (11/10)
⇒ 三角点 (10/20)
⇒ 鶯張り (10/02)
⇒ ゆっぴ (09/26)
⇒ かぶの入門 (06/12)
⇒ 由紀 (03/16)
⇒ 秋緒 (02/02)