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「プロムナード」道尾秀介
JUGEMテーマ:読書


作家になるまでの道程から、昔好きだった女の子との話まで…。一篇一篇に驚きが詰まった、新感覚のエッセイ54篇に加え、17歳のときに初めて描いた絵本『緑色のうさぎの話』。19歳のときに初めて文字で綴った戯曲『誰かが出て行く』も特別に収録。

エッセイだとは知らずに読み始めました。とても読みやすい、ひきこまれる話ばかり。面白かったです。
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| 本:ま行(道尾秀介) | 22:16 | comments(0) | trackbacks(3) |
「明日の空」貫井徳郎
貫井 徳郎
集英社
(2010-05-26)

JUGEMテーマ:読書


両親は日本人ながらアメリカで生まれ育った栄美は、高校3年にして初めて日本で暮らすことに。「日本は集団を重んじる社会。極力目立つな」と父に言われ不安だったが、クラスメイトは明るく親切で、栄美は新しい生活を楽しみ始める。だが一つ奇妙なことが。気になる男子と距離が縮まり、デートの約束をするようになるが、なぜかいつも横槍が入ってすれ違いになるのだ。一体どうして―?栄美は、すべてが終わったあとに真相を知ることになる。

2時間くらいかな。あっという間に読めました。主人公のエイミーと一緒に「えぇ!?!?」っと驚き、もう一度最初から読んでみたら「あぁ、なるほどね」って思える部分がいっぱい。読んだ後、ある人物の想いを考えるとジーンとします。

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| 本:な行(貫井徳郎) | 22:24 | comments(2) | trackbacks(1) |
「つやのよる」井上荒野
JUGEMテーマ:読書




私は愛されているのだろうか――夫、恋人、父と関係のあったらしい、艶という女の危篤の知らせをきっかけに、自分の男をいつも以上に観察する女たち。立ち現れる男たちの他人のような姿。性的に奔放な一人の女をめぐる大きな渦のような人間模様の中に、女と男の恋の本音を描き出す刺激的な長編。



男にだらしない艶という女性と関係した男性達と関わりのある女性たちの物語。主人公達の生活が重い。愛人だったり、色んな人と関係していたり、夫に逃げられたり自殺されたり。読んでいる私が息苦しくなってきちゃうような生活をしています。そんななかで聞く「艶」という女性の話。「艶がもう長くはない」と聞いた男たちの変化を敏感に感じながらも、見てみないふりをしている主人公達。



艶という女性については色々な人が断片的に語るのですが、薄気味悪い印象です。私が女だからそう思うのかな。

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| 本:あ行(井上荒野) | 20:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
「小暮写眞館」宮部みゆき
JUGEMテーマ:読書


花菱英一の両親は、結婚20周年を機に念願のマイホームを購入する。その家は、もと 写眞館だった築33年の怖ろしく古い家だった。「小暮写眞館」の看板をそのままに していたため、ある日心霊写真が持ち込まれる。英一は、その謎解きに乗り出すが・・・。

分厚い本で「読めるかな?」って心配しました。前半2章はちょっと退屈だったけど、後半家族のこと、不動産屋の社員との事などがとても面白くてあっという間でした。

花菱家の夫婦、かわっています。売り出していた写真館だった土地を買い、その写真館の作りを残したまま、リフォーム。「小暮写眞館」って看板だって取り外さないのです。英一が学校で「花ちゃん」と呼ばれているのを知ったら、両親や8歳年下の弟のピカまでもが「花ちゃん」って読んじゃう。なんとなく英一が家中で一番のしっかり者って感じです。明るい家族ですが英一が10歳の時に亡くなった妹の風子。家族に風子の存在(不在)が重くのしかかってます。

英一の両親も変わっていますが、親友のテンコ(店子力)とその父親。歯医者の父親のブログのネタのために髪の毛をすごい色にするテンコ。庭で野宿なんていうのも度々行われていて、英一は何度も参加しています。お父さんもお世話になっちゃいました。高校仲間のコゲパン(寺内千春)や鉄ちゃんメンバー等々、個性豊かな登場人物が目白押し、というところが楽しい。そして花菱家に写真館を売った町の不動産屋の須藤社長、無愛想な女性社員・垣本順子の存在も見逃せません。
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| 本:ま行(その他の作家) | 21:23 | comments(4) | trackbacks(3) |
「ぼくらのひみつ」藤谷治
JUGEMテーマ:読書


こんなこと信じてもらえるだろうか。ぼくの時間は2001年10月12日金曜日の午前11時31分で止まってる。喫茶店でコーヒーを飲む、部屋に戻り昼寝をする、起き上がってぼーっとする、文章を書く、顔を洗う、町を歩く、これだけしてもずっと11時31分。そんなとき京野今日子と出逢ったから、ぼくのせいで彼女も11時31分にとどまることになってしまった。やがてぼくらは思い立って、ある計画を考えるのだけど……止まっているこの時から、ぼくらはゆっくり歩き出す。スローモーションの新・青春小説。

不思議な物語でした。“想像力の文学”と名付けられたシリーズ。「ミサキラヂオ」を読んだことがあります。そういえばあれも不思議な物語でした。「現状のジャンル分けに収まりきらない豊饒なイメージを展開する作家のレーベル」だそう。

主人公である「ぼく」は、2001年10月12日の金曜日・午前11時31分に留まったまま。そんな状況におかれた「ぼく」が書き残す手記。途中で京野今日子という女性も同じ時間にとどまり二人で11時31分を過ごすようになります。

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| 本:は行(その他の作家) | 22:06 | comments(2) | trackbacks(0) |
「RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた」荻原規子
JUGEMテーマ:読書


秋の学園祭の準備で、泉水子たち生徒会実行委員は、真響の提案で彼女の地元・長野の戸隠神社で合宿することになる。期待に胸弾ませる泉水子だったが、大きな災厄を引き起こす事件が起きて!

「RDG2」を読んでから1年くらいかな。やっぱり内容を忘れいてて、泉水子が「仄香がそ知らぬ顔をしているので、かえってほっとする思いだった」ってあって、う〜ん、そういえば何かあったかも…そんな感じでした。

今回の物語は夏休み。秋に行われる学園祭の企画のために生徒会執行部の夏休みはないようなもの。真夏は真澄の命日があるから戸隠に帰ると言い出した。真響は生徒会執行部に涼しい戸隠で合宿をしないかと提案する。真響・真夏と一緒に前日に宗田家に泊まる事になった泉水子と深行。フルーツポンチに酔った泉水子は目覚めた時に真澄と会う。次の日から合宿が始まった。
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| 本:あ行(その他の作家) | 22:25 | comments(2) | trackbacks(1) |
その日のまえに
重松清,クラムボン,市川森一
角川映画
(2009-06-05)

JUGEMテーマ:映画


製作年度: 2008年
監督: 大林宣彦
上映時間: 139分
出演: 南原清隆, 永作博美, 筧利夫, 今井雅之, 勝野雅奈恵

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| 見る(邦画) | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
「団地の女学生」伏見憲明
JUGEMテーマ:読書
第40回文藝賞受賞後第一作となる短編『団地の女学生』と中篇『爪を噛む女』の二篇を収録。
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| 本:は行(その他の作家) | 20:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
厨房で逢いましょう
ジェネオン エンタテインメント
¥ 3,170
(2008-04-23)

JUGEMテーマ:映画


原題: EDEN
製作年度: 2006年
監督: ミヒャエル・ホーフマン
上映時間: 98分
出演: デーヴィト・シュトリーゾフ, シャルロット・ロシュ, ヨーゼフ・オステンドルフ, マックス・リュートリンガー

料理の腕は一流だが、人付き合いが苦手な天才シェフ、グレゴア。彼が南ドイツの保養地で営む小さなレストランの看板メニューは、食通たちも唸らせる官能料理こと“エロチック・キュイジーヌ”。そんなグレゴアは、休憩時間に訪れるカフェのウェイトレス、エデンに恋していた。彼女は夫クサヴァーとダウン症の娘とこの町に暮らす平凡な主婦。ふとしたきっかけから、グレゴアのつくったプラリネを口にしたエデンは、すっかり彼の料理の虜になってしまう。いつしか彼女は、夫が家を空ける毎週火曜日に娘を連れてグレゴアの厨房を訪れるようになる。グレゴアもエデンを喜ばせようと、ますます料理の腕に磨きがかかっていくのだったが…。
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| 見る:洋画(た行) | 21:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
次男はロールケーキ


甘いものが苦手な次男の誕生日ケーキのリクエストはロールケーキ。
中にブルーベリーと白桃(缶詰)入りです。

それ程頻繁にロールケーキを作らないから、いつも巻き方を失敗します。
今回は息子たちが「ふくろうロールケーキ」と言いながら食べてました。
ブルーベリーが目になってふくろうの顔に見えるらしい。
| 食べる(おやつ) | 20:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
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