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「好き、だった。はじめての失恋、七つの話」
有川浩,朝倉かすみ,梨屋アリエ,石原まこちん,吉野万理子,紺野キリフキ,宮木あや子
メディアファクトリー
(2010-02-23)

JUGEMテーマ:読書


はじめて恋を失って、はじめて本気で好きだったのだと気づいた―。有川浩、朝倉かすみ、梨屋アリエ、石原まこちん、吉野万理子、紺野キリフキ、宮木あや子ら七人の人気作家たちが、人生はじめての大切な失恋を綴った小説アンソロジー。終わった恋、始まらなかった恋、始めてはいけなかった恋…七人七色の失恋のカタチ。はじめての失恋には、恋愛のすべてがつまっている。

好きな作家さん、気になる作家さんばかりの、私にとってすごく豪華なアンソロジーです。

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| 本:その他(アンソロジー) | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
ダイブ!!
角川エンタテインメント
(2008-11-07)

JUGEMテーマ:映画


製作年度: 2008年
監督: 熊澤尚人
上映時間: 115分
出演: 林遺都, 池松壮亮, 溝端淳平, 瀬戸朝香, 光石研

知季(林遣都)は小学生のころ、要一(池松壮亮)の美しい飛び込みに魅せられてダイビングクラブに通い始める。中学生になった彼らを元オリンピック選手で要一の父親でもあるコーチ(光石研)が指導していたが、クラブの経営は赤字続きだった。そのような状況を打開するため、ある日アメリカ帰りの新コーチ(瀬戸朝香)がやって来る。
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| 見る(邦画) | 23:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
「かわいいころを過ぎたら アン18歳」
JUGEMテーマ:読書


手のかからない、おとなしい娘だったハズが、いつの間にか理解不能な言動を!?母親にとって、同性の娘は、「同じ女で、どうしてこんなに違うの!?」の嵐。嵐を予測し、嵐を耐え、嵐を乗り越える。思春期限定女子!の子育てコミックエッセイ。

「 ママはぽよぽよザウルスがお好き」まだ結婚する前、出産した友達の家に遊びに行った時に「おもしろいよ」って読ませてもらった記憶があります。

そのアンちゃんが私立高校の2年生の時に突然「学校を辞めてダンサーになる」と言い出す。そんな話。ちゃんと高校は卒業して欲しいって言う親の気持ち。それは世間体を気にしているだけなんじゃないかって言う娘のつっこみ。自分がしたいって思うことが見つけられることってすごく幸せだけど、でも親の立場だったら「ちゃんと高校は卒業しようよ」って言いたくなるかも。

お兄ちゃんリョウ君の思春期の物語も読んでみたい。
| 本:その他(いろいろ) | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
「エリーの部屋 かめ篇」大宮エリー
JUGEMテーマ:読書


黒柳徹子さんになりたくてやってみた企画、「エリーの部屋」へようこそ。元いじめられっ子で人見知りなエリーを、いつも力づけてくれるゲストたちとの、「ホントの人間関係」にじわっと胸が熱くなる対談本。

対談してるのは大島美幸、鈴木おさむ、中村達也、中納良恵、小泉今日子。

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| 本:あ行(その他の作家) | 22:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
「明日、アリゼの浜辺で」秦建日子
JUGEMテーマ:読書


出会うはずのなかった人々を繋ぐのは、ニューカレドニアの青い海!足先をくすぐるさざ波が、固く閉ざした心を柔らかく解してくれる連作短編集。

久しぶりの秦さんの本。秦さん、好きなんです。

今回の物語の登場人物はリストラ勧告を受けた中年サラリーマン、行き詰っている女性脚本家、進路を脱線してしまった彼氏との未来に悩む女性、二股をかけられているOL、末期癌の脚本家と再会したプロデューサー。普通の人たちが持ってる、普通の悩み。どの人にもキーワード「ニューカレドニア」が関わってきます。

ニューカレドニアといえば「天国に一番近い島」ですよね。若い頃「あぁ行ってみたい」と思ってました。日本から8時間で時差が2時間。いいじゃないですか。なぜいかなかったんだろう?愛子が父親探しのためにニューカレドニアに行くんだけど、飛行機から見るニューカレドニアは褐色の大地だったとあります。私の中のニューカレドニアは愛子が抱いてたのと同じ「青い海と白い砂のビーチ」だったんだけど、鉱山国だそうです。

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| 本:は行(秦建日子) | 22:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
「リアル・シンデレラ」姫野カオルコ
JUGEMテーマ:読書


誰もが知っている「シンデレラ」の物語。その物語をテーマに文章を書こうとしていた私が紹介された一人の人物――倉島泉。複数の関係者から話を聞いた私は、彼女に興味を持つ。多くの証言から浮かび上がってきた彼女の人生とは?

姫野さんの小説、読んでから暫く余韻に浸りました。いいなぁ。好きだなぁ。主人公のように、ぶれない一本の太い芯を持って生きていきたいものです。

主人公の倉島泉(せん)は1950年に長野県諏訪で生まれた。家族で経営する料理屋兼旅館「たからや」の妹夫婦の長女として生まれるが、1年後に病弱で生まれた美しい妹・深芳の影のような存在として育てられた。年頃になり結婚したと想ったら、夫を従業員に取られ、旅館の女将の座もその女性にゆずってしまう泉。


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| 本:は行(姫野カオルコ) | 21:50 | comments(4) | trackbacks(2) |
「1Q84 BOOK 3」村上春樹
村上 春樹
新潮社
(2010-04-16)

JUGEMテーマ:読書


そこは世界にただひとつの完結した場所だった。どこまでも孤立しながら、孤独に染まることのない場所だった。

母の知り合いに借りたので、すごく早く読めちゃいました。が、貸してくれた人がまだ読む前のピカピカの新品の本だったので、「汚さないように」「ぬらさないように」「折り曲げないように」とすごくすごく緊張して読みました。前2作を読んでから3ヶ月とちょっとしか立ってなかったのですが、やっぱり忘れてた。BOOK2の青豆さんの最後の章には「え!!こんなところで終わりなの?」って思ったはずなのにね。

今回は青豆の章、天吾の章に加えて牛河の章があります。牛河→青豆→天吾の順番に語られるのですが、途中まで牛河の章が来るとなんとなく読むのがイヤでちょっと休憩…そして暫くして読み始めるって感じでした。
 
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| 本:ま行(その他の作家) | 22:26 | comments(2) | trackbacks(4) |
「パパはロクデナシ」上村佑
JUGEMテーマ:読書


僕が5歳のときに消えた親父が、12年ぶりに帰ってきた。ナマケもので大ウソツキ!そのうえヒトデナシのカイショウなし!なのに、僕にとってパパは…正真正銘の勇者だった―。ダメダメ親子が贈る、感動の世直し小説。

さらりと読める物語。

中学時代にある事がきっかけで不登校になり、現在はひきこもってネットゲームにはまるヤマト。ある日、母が1オクターブ高い声で帰ってきたと思ったら、隣にいたのが12年ぶりに帰ってきた父さん。第一声は「ヒトゴロシで刑務所に入っていた」だった。こんなヤツと一緒に暮らせるか! イビキはうるさいし、僕をパシリに使うし、オマケに一文無しだし。引きこもりの僕を見た父さんは、酒に競馬に風俗の「男の修行」に引きずり回す。あげく暴走族に乗り込んだかと思ったら人助けを始めてみたり、もう毎日がジェットコースター。
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| 本:あ行(その他の作家) | 20:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
「99通のラブレター」吉野万理子
吉野 万理子
PHP研究所
(2009-12-22)

JUGEMテーマ:読書


届いていますか。たった1度だけでもいい。どうか、こたえて…。不慮の事故に遭い、眠りつづける恋人・涼に、眞夕子は繰り返しラブレターを書いた…。愛する人を想うラブ・ストーリー。

吉野さんの本、久しぶりです。こんかいはタイトルから予想できるんだけど「泣きます!!!」の王道をいく物語。泣かなかったけど。日々の手紙という形の中に時々三人称で眞夕子の行動が語られるのですが、あっという間に読めます。

主人公の眞夕子は下高井戸に住み、編集プロダクションに勤めている。1年二ヶ月前に行き着けのカフェで出会った恋人の涼がクリスマスの日に不慮の事故によって目を覚まさない。編集プロダクションが受けおった路線別のガイドブックを制作しながら、毎日涼の病室に立ち寄り日々の出来事や思いを綴り涼に語りかける。そんなある時、涼の家族から涼の意外なメッセージを聞かされて、大きな悲しみを抱え、お見舞いに来る友人から大学時代の涼が自分の知っている涼と全く違うことを聞き、戸惑う。ふと立ち寄った書店で目にした絵本によって親交をもつようになった書店員・朋子とのやり取りの中から、眞夕子は涼の思いがけない新たな一面を知ることになる。
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| 本:や行(吉野万理子) | 20:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ぜんぜんたいへんじゃないです。」朝倉かすみ
JUGEMテーマ:読書


『田村はまだか』で吉川英治文学新人賞を受賞し、今いちばん注目される若手作家(だが今年50歳)の人生前向き初エッセイ。掃除をずーっとしてなくても締め切り地獄にハマってもオットと喧嘩しても「ぜんぜんたいへんじゃない」日々のあれこれを綴る。

AERA−netに連載されていた朝倉さんの初エッセイだそうです。

朝倉さんの書く文章、本当に大好きです。エッセイも小説と同じような文章で、独特の言い回しにいちいち「好きだなぁ」って思っちゃう。いいなぁって思いながら読むので、電車の中でにやけてましたよ、わたし。
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| 本:あ行(朝倉かすみ) | 21:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
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