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ビフォア・サンセット
評価:
---
ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 983
(2009-07-22)

JUGEMテーマ:映画


原題: BEFORE SUNSET
製作年度: 2004年
監督: リチャード・リンクレイター
上映時間: 81分
出演: イーサン・ホーク, ジュリー・デルピー

9年前、ユーロトレインの車内で出会い、ウィーンで一夜だけを共に過ごした恋人たち。別れの時約束した半年後の再会を果たせないまま9年の月日が流れ、二人は遂にパリで再会した。しかし、二人が一緒に過ごせる時間はジェシーがNY行きの飛行機に向かうまでの、わずか85分。人生について、社会について、恋愛について、セックスについて 9年前の恋の結末を確かめたい気持ちとは裏腹に、とりとめのない会話を重ねる二人に、タイムリミットは刻一刻と迫っていく。
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| 見る:洋画(は行) | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
「煙突の上にハイヒール」小川一水
JUGEMテーマ:読書


背負って使用する、個人用ヘリコプター。ネコの首輪につけられるような、超軽量の車載カメラ。介護用のロボットも、ホームヘルパー用のロボットも、少し先の時代には当たり前になっているのかも。あなたなら、楽しい使い方を思いつけますか?テクノロジーと人間の調和を、優しくも理知的に紡ぎ上げた、注目の俊英による最新傑作集。

ちょっと先の時代だったらありそうなガジェット満載。だけどそれがメインじゃなくて、それらがある世界で生活している人の恋愛だったり、日々の生活だったり。どれもこれも面白かったです。

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| 本:あ行(その他の作家) | 21:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
「TN探偵社 怪盗そのまま仮面」斉藤洋
JUGEMテーマ:読書

 
小学生の南雲健太郎は、TN探偵社のナンバー2。おじいさん探偵の東条四郎と今日も難事件に挑む!今回の依頼人は、「怪盗そのまま仮面参上!」と書かれた紙きれを持って現れたのだが…好評のシリーズ2作目。

長男が気に入った本のシリーズ2作目。とは言っても、この本以降シリーズは続いてないらしい。残念。

今回TN探偵社にやってきたのは東条さんと同じ年くらいのおじさん。「思い出のいっぱいつまったこけし」をぬすまれ、そのあとにこんな紙がのこされていた。「怪盗そのまま仮面参上!」怪盗そのまま仮面は今度の日曜日にもべつのものをとりにくるという…。
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| 本:その他(子供と読む本) | 22:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
「みじかい眠りにつく前に 3 明け方に読みたい10の話」
有島 武郎,池上永一,小川洋子,川西蘭,桜庭一樹,萩原朔太郎,東直子,三浦しをん,皆川博子,よしもとばなな
ジャイブ
(2009-07-10)

JUGEMテーマ:読書


翻訳・書評活動で日本に「ヤングアダルト=YA」を根づかせた第一人者・金原瑞人が選んだ傑作8編に、作家・江國香織が日本文学から選んだおすすめの名作2編をくわえた、YAアンソロジーの決定版。本書で文庫初収録となる作品を含む、“心に響く”珠玉の短編セレクション・シリーズ第三弾。

第三弾です。豪華な作家陣。昔の二人を抜かして、初読みは池上さんだけかな。「昼下がりに読みたい」「真夜中に読みたい」「明け方に読みたい」と全部で3冊のアンソロジーでしたが、それぞれに集められた物語とサブタイトルがいまいちピンと来ない。全部面白かったけど、昼下がりでも明け方でも真夜中でも、いつでもよかったような気はします。感性がなさすぎかしら…
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| 本:その他(アンソロジー) | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
「チッチと子」石田衣良
評価:
石田 衣良
毎日新聞社
¥ 1,575
(2009-10-23)

JUGEMテーマ:読書


息子とふたり暮らしの耕平は万年初版作家だったが、遂に直本賞候補に。周囲の変化に戸惑う耕平。一方で、不可思議な事故で死んだ妻を忘れられず…。変わりゆく親子の変わらない愛情を描く、感涙の家族小説。

作家が主人公の話ですが、読んでいて主人公と石田さんがかぶることはなかったなぁ。読んでいる時には面白くてひきこまれるのに、読み終わるとストンと物語の世界から抜け出ちゃう。全然引きずらない。最近は、それが石田さんの小説のすごいところなんだろうなぁって思います。

万年初版作家の青田耕平は39歳。次に「くる」と言われながらデビューして10年が過ぎていった。3年前に妻を交通事故で亡くし、10歳の息子と二人で暮らしている。育児・家事をしながらの作家生活、将来への不安が募る。そんなある日、ついに直本賞の候補に選ばれ、落ち着かない日々がやってきた。そしてその頃、人生のうちに3度あるという、モテ期のうちの一つがやってきて、書店員、行きつけの文壇バーの女性、義母の知り合いの女性から好意を寄せられる。だが、一方で亡くなる前の妻のふさぎこんだ姿を思い出し「あれはほんとうに事故だったのか」と考えてしまう。
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| 本:あ行(石田衣良) | 21:41 | comments(2) | trackbacks(0) |
「プリズン・トリック」遠藤武文
JUGEMテーマ:読書


交通刑務所で発見された変死体。「前へ倣え」姿の死体のそばには、「石塚、死すべし。宮崎」と書かれた紙があり、宮崎春雄が行方不明になっていた。刑務所内での密室殺人の裏に隠された、恐るべき計画と真実とは――。第55回江戸川乱歩賞受賞作。

最初に刑務所内で密室と呼べるような殺人事件が起こり、看守の視点、警察の視点など沢山の人の視点で物語が語られます。何がどうなっちゃったの?って思って先が気になりました。

が、どうにもこうにも登場人物が多い。そして名前が似てる。そして次から次へと殺されて言っちゃうのには驚きました。
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| 本:あ行(その他の作家) | 21:04 | comments(0) | trackbacks(3) |
「えんまとおっかさん」内田燐太郎
JUGEMテーマ:読書


お母さんが恋しいえんまさんの前に、どこかお母さんに似ている気がするおばあさんがひきたてられてきました。何とかおばあさんを助けようと、えんまさんは四苦八苦しますが…。

次男が学校の図書室から借りてきた本。「これ、絵がすごくおもしろいから!」と見せてくれました。

泣く子も黙る地獄の番人、えんま。ところがえんまにはお父さんもお母さんもいなかったので、おっかさんが恋しくてそっと涙をぬぐっていたのです。鬼どもがつれてきたやせ衰えたばあさんの顔がえんまが想像していた「おっかさん」の顔そっくりだったのです。おっかなびっくり「おまえはどんなことをしてきたのか」と聞くえんまに、次から次へと今までやってきた悪いことをいうおばあさん。えんまは地獄で苦しむ姿を想像し身震いします。えんまは手を合わせあみださまに助けを求めるのです。
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| 本:その他(子供と読む本) | 22:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
「紳士とオバケ氏」たかどのほうこ
JUGEMテーマ:読書


とってもきまじめな紳士のマジヒコ氏、いつもは夜の12時前には寝ることにしていたのですが、ある晩、ちょっとまちがえて真夜中に目がさめました。するとあらわれたのはマジヒコ氏にそっくりな…。

挿画は「ねぎぼうずのあさたろう」シリーズの飯野和好さん。

決まった時間に起きて、決まった時間にねるマジヒコさんですが、風邪を引き薬を飲んで寝た次の日曜日、昼ごはんの準備をして居間に行ってみたら背中を向けてぷかんと浮かんでる感じの男の人がいる。声をかけてみてビックリ。男の人は自分と同じ顔をして「オバケですぞう〜」と言うじゃないですか。薬を飲んで眠りすぎたマジヒコさんはうっかり真夜中の12時に起きてしまい、昔からマジノ家に住み着いているオバケと出会ってしまったのです。

オバケは真面目な空気がたまるマジノさんの家の空気を夜ごとかきまわして、毎日ほぐしていると言う。そんなオバケに「おやすみなさい」と書いたことから文通が始まり、面白かった本を教えたり、オバケに食事を作ってもらったりと交流が始まるのです。
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| 本:その他(子供と読む本) | 21:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
「まほろ駅前番外地」三浦しをん
JUGEMテーマ:読書


「まほろ駅前多田便利軒」の愉快な仲間が帰ってきた。指輪奪取作戦に、追憶のまほろロマンス、由良と行天の奇妙な1日など、笑いと切なさを綯い交ぜに紡がれた「多田便利軒」外伝7篇を掲載。

「まほろ駅前多田便利軒」の続きが「別冊文藝春秋」で始まったと言うのはずいぶん前に聞いて、楽しみにしていましたが。が、私が読んだのが2006年4月。もう3年以上前なので、多田がやっている便利屋に行天が転がり込んできたって事と二人ともそれぞれ過去に家族との何かがあったって事意外、登場人物もすっかり忘れてました。今回は以前多田に仕事を依頼した人たちが主人公になった物語があったのですが、「ふ〜ん。そういえば、そうだったかも…」程度しかおぼえてなかった。

自分の感想を読んでみたら「自称「コロンビア人」の娼婦ルル、生意気な小学生の由良、病院のベッドで大福のように丸くなって予言する曾根田ばあちゃん、バスが間引き運転をしていると疑ってる岡など脇役たちもいい味だしてます」って書いていました。みんな登場しているじゃない。自分では書いてなかったし、覚えてなかった二十歳でヤクザの星と高校3年生の清海。二人もきっと前作に登場していたんだな。

まぁ、前作の記憶が曖昧でも、面白く読めました。二人とも心の中に暗い影を持ってはいるんだけど、多田は生真面目だし、行天だって基本は間違っていない。ラストは気になる終わり方だったし、続くんでしょうね。続いて欲しいです。



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| 本:ま行(三浦しをん) | 22:19 | comments(8) | trackbacks(4) |
「中学んとき」久保寺健彦
久保寺 健彦
角川書店(角川グループパブリッシング)
(2009-07-31)

JUGEMテーマ:読書


住宅ローンにパワハラに、転職婚活株価に過労―大人はもれなく大変だ。でも、中3男子にゃかなわない。痛くてバッカみたいで、愛おしい―思春期4人の必死な日々。

なぜか出るたびに読んでしまうのでコンプリートしている久保寺さんの小説。今回は中学3年生が主人公。息子は大きいほうが小学4年生なので、まだまだ中3の息子っていうのを想像できないですが、なにやら色々と大変そう。かわいそうだ。

中3の男の子の真理は理解できないけど、急に「ひいてしまう女の子の気持ちは良くわかるなぁ。「純愛恋愛機械」で一人盛り上がる主人公に「重い」の一言を投げる相手の子。そうだよね〜〜って。

久保寺さんの小説って毎回エキセントリックな少年が出てくるけど、今回は「ハードボイルドなあいつ」の鷹野くんが一番だったなぁ。自分のことを「私」って言う中3って…彼が言う色々な台詞ってハードボイルド小説で主人公が言う台詞なのかしら。

それにしても携帯。携帯でメールをして恋愛気分が盛り上がったり、一緒に家出ををした友達が携帯を持っていたことで相手の心意気の程度を知ったり、付き合う時にもまずは携帯で赤外線。学校裏掲示板で中傷されたり。携帯がない頃に中学生だった私には想像が出来ないことがいっぱいでした。
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| 本:か行(その他の作家) | 21:46 | comments(0) | trackbacks(1) |
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