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「ぼうけんしマウス」斉藤洋
JUGEMテーマ:読書


この海のむこうにはどんなぼうけんがまっているんだろう。一ぴきのねずみがひょんなことから古いながぐつにのってプカリプカリ…海をながれてたびだちました。

長靴や壊れたバケツなど、古くなって喋れるようになったものたちと会話しながら海を渡るねずみの物語。このねずみ、本当に前向きなのです。何か起こってもいい方向にしか捉えない。見習いたいものです。
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| 本:その他(子供と読む本) | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
ウォーリー
JUGEMテーマ:映画



原題: WALL・E
製作年度: 2008年
監督: アンドリュー・スタントン
上映時間: 103分

人類に見捨てられ、ゴミに埋め尽くされた29世紀の地球。そこで700年もの間、黙々とゴミ処理を続けるウォーリー。いつしか感情が芽生え始め、いまではゴミの中からお気に入りを見つけてコレクションすることが彼の楽しみになっていた。中でもお気に入りはミュージカル映画「ハロー・ドーリー」のビデオ。それを見ながら、映画の中の登場人物みたいに自分もいつか誰かと手を繋ぎたいと夢見る日々。そんなある日、一体のロボット“イヴ”が地球に降り立った。その白く美しい姿を一目見てたちまち恋に落ちたウォーリー。あの手この手で彼女の気を惹こうとするウォーリーだったが、ある時、お気に入りのヒョロリとした物体=“植物”を見せた途端、イヴは動かなくなり、やがて突然現われたロケットに回収されてしまう。イヴを助け出そうとロケットにしがみきそのまま宇宙へと旅立ってしまうウォーリーだったが…。
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| 見る:洋画(あ行) | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
「まっすぐ進め」石持浅海
JUGEMテーマ:読書


書店で真剣に本を選ぶ美しい女性―まるで絵画のような光景に見とれた川端直幸。友人の紹介でその女性・高野秋と偶然にも知り合う。やがて始まるふたりの交際。関係が深まる一方で、秋にちらつく深い闇は消えない。そして、ついにその正体が分かる時がやってくるのだが…。

図書館で借りたのに、返却日が着てしまい一度返しました。結構長いこと待ってしまった。

川端直幸は書店で見かけた女性から目が離せなかった。まるで絵画のように美しい姿の彼女。しかし一つだけ、気に掛かることがあった。本に伸ばすその左腕に何故か二つしていたのだ。という所から始まる連作短編集。その腕時計を二つしていた女性が、友人と同じ会社で働く高野秋だと知り、友人達の紹介によって付き合うことになる。それから二人で、4人で会った時に起こる色々な出来事を直幸が推理していく。

両親が「幸せに向ってまっすぐ進め」と願いつけられた「直幸」名前の通り本当にまっすぐに進んでいる男の人。友人黒田の彼女・千草も「川端さんの前に立つと、自分がいかに歪んでいるかを見せられてしまう」というくらい、まっすぐな人間。なんだかいいなぁって思います。

そんな直幸と付き合い始めた秋。時計を二つしていた理由は5年前の何かだということは知っているが、それが何なのかはわからない。普段は朗らかなのに時々見える心の闇。それがわかるのが最後の物語です。

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| 本:あ行(石持浅海) | 11:07 | comments(0) | trackbacks(1) |
「植物図鑑」有川浩
有川 浩
角川書店(角川グループパブリッシング)
(2009-07-01)

JUGEMテーマ:読書


ある日、道ばたに落ちていた彼。「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です」「―あらやだ。けっこういい男」楽しくて美味しい道草が、やがて二人の恋になる―。書き下ろし番外編に加え、イツキ特製“道草料理レシピ”も掲載。

携帯小説サイトSali−Saliで途中まで読んでいました。が、更新されるのを待つのが辛い!本になるまで待って一気読みするぞと携帯で読むのをやめたのでした。本には書き下ろし番外編がついてましたね。

出会いからしてありえないシチュエーションの二人ですが、最初の章で今は側にいないイツキの事をおもいだすさやかがいるのです。だけど物語では同居人という関係がだんだんと相手を意識して…となるので、いつ悲しい事が起きるの?イツキが自分の事を語らないのはやっぱり消えるからなの?と先が気になるのです。

拾った男・イツキは家事万能。倹約家でちょこっと散歩をすれば、そこら辺の雑草を摘み家に帰って料理してしまう。今までコンビニ弁当専門家だったさやかはイツキの料理に舌鼓をうち、植物への知識の豊富さに驚く。一緒に「狩り」をしているうちに、さやかも植物に興味を持ち始め。そして二人の距離は少しずつ縮まって行く。ところが自分の事を全く語ろうとしなかったイツキが突然いなくなった。
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| 本:あ行(有川浩) | 21:22 | comments(12) | trackbacks(9) |
マンマ・ミーア!
JUGEMテーマ:映画


原題: MAMMA MIA!
製作年度: 2008年
監督: フィリダ・ロイド
上映時間: 108分
出演: メリル・ストリープ, アマンダ・セイフライド, ピアーズ・ブロスナン, コリン・ファース, ステラン・スカルスガルド

舞台は、愛の女神アフロディテの泉の伝説が残るギリシャの小島。リゾート・ホテルを経営する母ドナと、20歳の娘ソフィの結婚式前夜から24時間を描いた物語。母親から深い愛情を一身に受けながらも、父親を知らずに育ったソフィの願いは、結婚式で「パパとヴァージンロードを歩くこと」。結婚式を間近に控えたソフィは、ドナの古い日記に書かれていた昔の恋人たち3人の存在を知り、一計をたくらむ。本当の父親を探しだし、一緒にヴァージンロードを歩いてもらう為に、ドナに内緒で結婚式の招待状を送る。前日、そろいも揃って3人が一緒に島に到着するのだった・・・。
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| 見る:洋画(ま行) | 21:13 | comments(2) | trackbacks(1) |
「チャンネルファンタズモ」加藤実秋
JUGEMテーマ:読書


「あなたの町の不思議を取材します」。幽霊屋敷、未確認生物など、アブない謎を追って、オカルト専門放送局の元エリート・百太郎と元ヤンキー・ミサの迷コンビが大活躍。抱腹絶叫のホラー・コメディ。

百太郎は報道部の生え抜きディレクターとして数々のスクープをものにしてきた。だがある企業を不祥事を暴こうとして所圧力がかかり、退職しなければいけなくなった。再就職先は零細CS放送局のチャンネルファンタズモだった。世界初のオカルト番組専門放送局という触れ込みで、超常現象や都市伝説、心霊スポットの紹介番組などを二十四時間放送している。霊感ゼロのオカルト構成作家のミサと一緒に「突撃!隣の超常現象」という番組を担当する事になった百太郎は噂となったオカルト・スポットへ取材に出かける。

オカルトスポット、UMAなどの噂がある場所へ取材に行く百太郎とミサと黒猫のヤマト。行く先々で百太郎の報道記者としての能力がスパークして事件を解決するのです。それぞれの事件の真相はわりと簡単にわかります。ドタバタする感じがちょっと空回りかなって気はするのです。

が、小ネタが面白い!チャンネルファンタズモの色々な番組や本「突撃!隣の超常現象」は「隣のばんごはん」のパクリだし、「ズバリ写ってるわよ!心霊写真なんでも鑑定団」「きょうふの料理」「東京憑依(い)る店霊視(みれ)る店」「除霊の品格 呪いから生き霊まで」だとか。じっくり見ると面白い。

同僚のAD谷中くん・22歳のトレーナーは毎回不思議。そして発言は30代後半から40代のもの!構成作家のミサはファッション雑誌から出てきたようなファッションで身を固めていますが、実は元ヤン。興奮すると地が出てくるところがすごく面白い。

そしてそれ以外にもとにかく私が子どもの頃の「懐かしい」ものがいっぱい出てくるのです。マイク型零体感知レーダーに内蔵されている曲が岩崎宏美の「万華鏡」REBECCAの「MOON」OFF COURSEの「YES−YES−YES」だなんて。そういえば、あったよなぁって思わずニヤリとする選曲でした。横浜銀蝿やら「おいでCome On」で始まるあの歌も懐かしい!

と思って著者紹介を見てみれば、加藤さんってば私よりちょっとだけ年上なだけなのね。やっぱりね。
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| 本:か行(その他の作家) | 20:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
「おばけのおーちゃん」市川宣子
JUGEMテーマ:読書


おーちゃんは、桜の花ほどの小さな、まだ子どものおばけです。そんなおーちゃんに“ぼく”が初めて出会ったのは、「おばけ屋敷」の春の庭先でした。

なんだかとってもほのぼのとした素敵な物語でした。

おばけのおーちゃんは小さな子供のおばけ。おばけは人間の悲鳴を食べて大きくなって、おばけ恒例の秋の渡りに備えなければなりません。なのにおーちゃんときたら、泣き虫で、いつまでもウジウジして、人間を脅かすことができません。失業してひとりぼっちでただ同然の家賃の楠に身を寄せるように立っているボロ屋に引っ越してきた僕とおーちゃんのふれあいの物語。
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| 本:その他(子供と読む本) | 20:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
「宵山万華鏡」森見登美彦
森見 登美彦
集英社
(2009-07-03)

JUGEMテーマ:読書


祇園祭宵山の京都。熱気あふれる祭りの夜には、現実と妖しの世界が入り乱れ、気をつけないと「大切な人」を失ってしまう―。幼い姉妹、ヘタレ大学生達、怪しげな骨董屋、失踪事件に巻き込まれた過去をもつ叔父と姪。様々な事情と思惑を抱え、人々は宵山へと迷い込んでいくが…!?くるくるとまわり続けるこの夜を抜け出すことは、できるのか。

京都に親戚がたくさん住んでいて何度も遊びに行ってるんだけど、祇園祭は行った事がないです。混んでいそう。迷いそう。赤い浴衣の子達に出会いそう。お祭りって特別な空気が流れていそう。そしてそれが京都となると、こういうのってあるかもね…って思ってしまいます。

宵山で迷子になりそうになる姉妹、偽宵山を作っちゃう人、偽宵山に騙されちゃう人、宵山の1日を何回も繰り返しちゃっている人。

山田川さんの妄想ワールド、すごいです。そして最終章で姉が迷い込んでしまったところったら山田川さんの世界と同じじゃないですか。っていうか、山田川さんが何かを視る目があるのか。そしてその不思議な世界に普通に入り込んでる乙川さん。かれったら只者ではない。
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| 本:ま行(森見登美彦) | 20:48 | comments(2) | trackbacks(0) |
「刻まれない明日」三崎亜記
JUGEMテーマ:読書


開発保留地区――10年前、街の中心部にあるその場所から理由もなく、3095人の人間が消え去った。今でも街はあたかも彼らが存在するように生活を営んでいる。しかし、10年目の今年、彼らの営みは少しずつ消えようとしていた。大切な人を失った人々が悲しみを乗り越え新たな一歩を踏み出す姿を描く。

「失われた町」と同じような消えた町にまつわる話。今回も面白かった。そして「失われた町」を再読したくなりました。


毎回、この世界とはちょっと違った何かがある三崎さんの物語。今回は街が消失した理由にもなっている気化思想の供給っていうのが面白かったです。「気化思想の供給管は電気や水道、下水道と同じく、都市インフラのひとつとして機能し、地面の下に網目のほうに張り巡らされている。余剰思念の抽出・再供給システムが確立したのは百年ほど前。余剰思念の体内蓄積による自家中毒を防ぎ、同時に均質化された気化思念を取り込むことによって体内浄化を促進するという名目。人々は定期的に供給公社の「抽出ルーム」を訪れ、献血でもするように、余剰思念を「抽出」する。抽出された思念は、いくつかの工程を経て気化され、地価に埋設された供給管を通じて各家庭に還元される。そんなシステムの余剰思念がこの街の地下秘密プラントに違法貯蓄されていた。必要な量の四十倍だった。それが突如異質化して一気に漏出したことから3095人もの人が消失したというのだ。」以前の「失われた町」では30年に一度、消失があるが原因がわかっていないとなっていたが、この町では突然の事故と言う感じです。

事件から10年。家族を失った人たちが失われた家族を思いながら暮らしています。今まで10年間、存在しないのに存在しているかのように図書館で本が貸し出され、ラジオ局にリクエストが届き、発着のないバスのライトが見えていたのだが、ここにきてその3000人の動きが少しずつ見えなくなってきた。そんな状況をどうやって受け入れようかともがく人々。

「動物園にヒノヤマホウオウを展示中とありましたね」とか「この町は既に「七階撤去」が完了していた…」とか、今までの三崎さんの世界がちゃんとそこにありました。
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| 本:ま行(三崎亜記) | 22:13 | comments(2) | trackbacks(1) |
「パンツ・パンツ・パンツ」上坂むねかず
JUGEMテーマ:読書


1年生のまつもとゆうすけは、動物園でハンカチを出してびっくり。ハンカチじゃなくてパンツだったんだ。お母さん、もうすぐ赤ちゃんを産むので忙しくて間違えたみたい。動物たちにしっかり見られて、パンツをとられちゃった!

あまりにも夏休みの読書が進まない長男の為に、簡単な本と思って借りたのですが、あっという間に読み終わった。1年生の次男にも読める本でした。という事で、次男もよむよむ。

各章の最初に詩のようなものがあり、そこから物語が始まります。ゆうすけくんは1年生。遠足でハンカチを出そうと思ったらパンツが入ってた。しかも2枚。お母さんが間違えちゃったみたいです。それを見ていたチンパンジーとクマがパンツをひったくってしまった。そしたらチンパンジーのチンパンが家にやってきちゃったのです。あかちゃんが生まれるからとお父さんは出かけてしまって、ゆうすけはひとりぼっち。次の日、滑り台で遊んでいたら今度はクマがやってきた。
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| 本:その他(子供と読む本) | 20:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
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