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「タチコギ」三羽省吾
タチコギ
タチコギ
三羽 省吾
JUGEMテーマ:読書


主人公の柿崎信郎は、祖母の葬儀のため故郷にかえることになった。今から30年前、柿崎が息子・智郎と同い年で「ノブ」と呼ばれていたあの頃、そこには大きな鉱山があった。

「最近三羽さんの新刊出てないな〜」って思ってたら出ていたんです!すっかり出遅れて読むのが遅くなりました。そしてまた新刊出ましたね。わ〜い。

40歳になり、不登校の息子と一緒に帰郷する現在。そして30年前、自分が息子と同じ年だった頃の物語。二つが交互に語られます。「ぼっけぇきょうてぇ〜」なんて言葉が出てきます。岡山なんですね。

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| 本:ま行(三羽省吾) | 20:56 | comments(2) | trackbacks(0) |
「おふろのなかからモンスター」ディック・キング=スミス
おふろのなかからモンスター (世界の子どもライブラリー)
おふろのなかからモンスター (世界の子どもライブラリー)
ディック キング‐スミス,はた こうしろう
JUGEMテーマ:読書


大嵐のつぎの朝、海辺で見つけたたいへんなもの。家に持ってかえってみたら……。
恐竜?モンスター?こいつはいったいなんなの?

表紙の絵がかわいくて借りてみました。絵を描いたのははたこうしろうさんだそうです。

1930年スコットランドの西海岸。大嵐の次の日、カースティと弟のアンガス、お母さんにガミー(おじいさん)は海岸へ流木などを拾いに行った。その時にカーティスが見つけた不思議なもの。普通のツノザメの卵「人魚のおまもり」の二十倍はある。カーティスはお母さんに内緒で持ち帰って、お風呂に塩を入れその「人魚のおまもり」をお風呂の中に入れた。次の朝、お風呂場に行ったカーティスはビックリ。卵がかえって中から出てきたのは生まれたての子猫くらいの大きさで、長い首に馬みたいな頭。体にはヒキガエルみたいないぼいぼがあって、海がめのようなひれとワニみたいなしっぽのついた恐竜だったのだ。ガミーの協力もあって、クルーソーと名前をつけて家の金魚池で飼うことになった。クルーソーはどんどん大きくなり、近所のロッハンに移動させます。呼ばれたとき以外は外に出ないよう訓練し、クルーソーは自分で餌をとることを覚えます。3年が経ち、大きくなったクルーソーを牛運搬用トラックを使って湖に移した一家。
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| 本:その他(子供と読む本) | 20:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
「疫病神」黒川博行
疫病神 (新潮文庫)
疫病神 (新潮文庫)
黒川 博行
JUGEMテーマ:読書


建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。たび重なる妨害。事件を追う中で見えてきたのは、数十億もの利権に群がる金の亡者たちだ。なりゆきでコンビを組むことになったのは、桑原保彦。だが、二宮の〈相棒〉は、一筋縄でいく男ではなかった――。

「蜘蛛の糸」が初読みだった黒川さん。読んだ後しんちゃんに「疫病神」をお薦めいただいたので読んでみました。

大阪が舞台の物語。主人公の二宮と桑原が色々な場所に行くのですが、場所のイメージがわいたらもっと面白かっただろうなぁって思いました。ヤクザの世界、「シノギ」「サバキ」や「フロント企業」賭博の用語などが私の中を上滑り(笑)シノギって「仕事」って変換していいんでしょうかね??

建築現場の「サバキ」の仲介をおもな仕事とする“建設コンサルタント”の二宮が,産業廃棄物処理施設建設をめぐるトラブルに巻き込まれます。頼んできたのは産業廃棄物処理場を建設しようとしている小畠。今まで1億3千万のお金を使って産廃処理場を作るために駆けずり回ってきたのに、水利組合の組合長・橋本が保証金の値上げを要求してきた。その印鑑を貰ってくるのが二宮の仕事。橋本を尾行していたら、暴力団の影が…誰のどんな思惑が…って感じです。
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| 本:か行(その他の作家) | 22:14 | comments(4) | trackbacks(2) |
人のセックスを笑うな
人のセックスを笑うな
人のセックスを笑うな

JUGEMテーマ:映画


製作年度: 2007年
監督: 井口奈己
上映時間: 137分
出演: 永作博美, 松山ケンイチ, 蒼井優, 忍成修吾

美術学校に通う19歳のみるめ(松山ケンイチ)は、39歳のリトグラフの非常勤講師ユリ(永作博美)と恋に落ちる。友人の堂本(忍成修吾)に問いただされ、みるめは彼女との仲をうれしそうに告白するが、いつもつるんでいる仲間のえんちゃん(蒼井優)の顔は曇ったままだ。だが、実はユリが既婚者であることが分かり、みるめは混乱する。
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| 見る(邦画) | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
「心霊特捜」今野敏
心霊特捜
心霊特捜
今野 敏
JUGEMテーマ:読書


神奈川県警刑事部のR特別捜査班は心霊現象が絡む事件を担当する班。県内で起こった不思議な事件を解決する。

本屋さんでタイトルが気になって読んでみた本。今野さん初読みかとおもったら「小説こちら葛飾区亀有公園前派出所」で読んでました。

R特別捜査班は4名からなる。番匠警部はR特捜班班長、背広はヨレヨレだが統率力があり、いつも穏やか。数馬主任は古神道伝承者、長髪で細身だが眼光鋭く迫力満点。鹿毛巡査は実家は密教系の寺、皮肉屋のパンクロッカー。比謝巡査は沖縄出身のノロ、桁外れにマイペース、紅一点。そしてR特捜班との連絡係の岩切大悟は県警刑事総務課所属で、R特捜班との連絡係だが恐がり。そんなメンバーがであった数々の事件。

軽くサクサクと読めますが、印象は薄め。事件を起こしたのは霊ではないけど、霊はその現場にいて何やをやらかしています。でも、霊自信もその場所にいたいわけじゃないので、比謝に憑依させて除霊する。

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| 本:あ行(その他の作家) | 22:58 | comments(2) | trackbacks(1) |
クリムト
クリムト デラックス版
クリムト デラックス版

JUGEMテーマ:映画


原題: KLIMT
製作年度: 2006年
監督: ラウル・ルイス
上映時間: 97分
出演: ジョン・マルコヴィッチ, ヴェロニカ・フェレ, サフラン・バロウズ, ニコライ・キンスキー, スティーヴン・ディレイン

1918年、グスタフ・クリムト(ジョン・マルコヴィッチ)は脳卒中で倒れ、病院に運ばれる。稀代の画家を見舞うのは弟子のエゴン・シーレ(ニコライ・キンスキー)だけ。混濁(こんだく)した意識の中、彼は自らの人生を回想していた。1900年、保守的なウィーンでクリムトの描く裸婦はスキャンダルとなったが、パリでは絶賛され……。
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| 見る:洋画(か行) | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
「屈折光」鏑木蓮
屈折光
屈折光
鏑木 蓮
JUGEMテーマ:読書


獣医師・内海綾子の周囲に異変が連続する。創薬コーディネーターの恋人が変死し、発見現場近くの牧場からはBSEの疑いがある牛の白骨体が発見される。そして勘当された天才脳外科医の父親が入院する……。

わりと面白かったです。タイトル「屈折光」の意味がよくわからない。色々なところでバラバラの事件がBSEでつながっていく。犯人が誰なのかがこんな私にもわかってしまうくらい、行動が怪しかったのがちょっと残念。

獣医の内海綾子は脳外科医の父親とあわず、高校卒業と同時に勘当される形で家を出て獣医になった。現在働いているのは岩手県。ある日、数ヶ月音沙汰がなかった恋人の森田が近くの沼で溺れて死んだと連絡があった。森田は3年前にフリーの創薬コーディネーターになってから仕事の話を綾子にあまりしていなかった。最後に会った時、綾子の父親の事を「終わってしまった人かもしれない」と言われ口げんかをしていた。誰かと約束をしてその場所にいったらしい森田だが、誰と何の約束があったのかはさっぱりわからなかった。

森田が亡くなった場所に行きたいと第一発見者の農場経営者南條を訪ねた綾子はそこで不審な牛の骨を発見する。人間の手によって切断されたような後のある牛の骨だったが、BSEに感染していた疑いがあった。骨を調べて貰い、自分でも周りを調べてみると昔養鶏場だった場所を慶明医大が研究施設として使っていた事がわかった。

慶明医大。そこは綾子の父親が脳神経外科の医師として働いている場所。子どもの頃から手術ばかりでほとんど触れ合うことがなかった父親。3年前にハンマーで殴られる事故に遭いはしたが、名医と言われ1年に500人以上の患者を診ている。研修医へのオペ研修が終わった直後に倒れた内海。ICUベッドで気がついた内海は時々意識の錯乱があったり、嚥下障害が起こったり、原因不明の症状に悩まされる。部下だった武井と仁科はできる限りの事をする。特に仁科はつきっきりで献身的な介護をする。だが、内海の病状は悪化していく。
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| 本:か行(その他の作家) | 21:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ガーディアン」石持浅海
ガーディアン (カッパ・ノベルス)
ガーディアン (カッパ・ノベルス)
石持浅海
JUGEMテーマ:読書


勅使河原冴(てしがわら・さえ)には守護神がついてる。父親が亡くなる前に「ずっと護ってるから」と言った言葉通り、彼女の危険を回避するためだけに発動する力「ガーディアン」例えば何かが冴に当たりそうになるなどの突発事故ならバリヤーになり、悪意や害意の攻撃には自動的に反撃するのです。その時冴の右手小指は痛みを感じる。

冴のプロジェクトチームの同僚が階段から落下した時にガーディアンが発動した事から始まった物語「勅使河原冴の章」と冴の子ども円が巻き込まれた強盗人質事件の「栗原円の章」の二つの物語。

前半部分はまあよかったのです。後半は「耳をふさいで夜を走る」のような血なまぐさい物語でした。自分の気持ちではどうにも動かない、人にせよ物にせよ冴や円に危害を加えそうなものがやってきた時にだけ発動するガーディアン。受身でしか身を護れないガーディアンで人を殺すことが出来るのか?そんな物語。それにしても円怖いよ。
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| 本:あ行(石持浅海) | 20:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
「少しだけ欠けた月―季節風*秋」重松清
少しだけ欠けた月―季節風*秋
少しだけ欠けた月―季節風*秋
重松 清
JUGEMテーマ:読書


『季節風』シリーズ第3弾。

秋って9月から11月位まで?9月のはじめはまだまだ暑いし、11月の終わりはそろそろ冬…短い期間ですね。その間にサンマや栗、サツマイモなどの食欲の秋だったり、スポーツの秋だったり、読書の秋だったり。紅葉もあるし、結構忙しいです。

「キンモクセイ」を読んで感じた事。いろんな香りって記憶を呼び覚ましますが、金木犀の香りって毎年ほんの数日だけだし、過去に起こった色々な出来事が思い浮かぶ不思議な香りだと思います。
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| 本:さ行(その他の作家) | 21:52 | comments(6) | trackbacks(3) |
「ちびドラゴンのおくりもの」イリーナ コルシュノフ

ちびドラゴンのおくりもの
イリーナ コルシュノフ,酒寄 進一,伊東 寛,Irina Korschunow
JUGEMテーマ:読書


ハンノーは、学校がきらいです。うしろの席のルードビヒがいつもいじめるからです。いじめられると、そのことで頭がいっぱいになって、勉強もできません。けれども、学校の帰り道に公園でちびドラゴンに会ってから、ハンノーは楽しくなりました。いっしょに歌をうたったり、木にのぼったり。ハンノーをいつもいじめるルートビヒをやっつけちゃったり。

イラストがかわいくてなんとなく手にした本。学校に入学したばっかりのハンノーは学校に行きたくない。なぜかって言えばルードビヒに「デブ」って言われて、先生の質問に答えられなくと馬鹿にされるから。そんな時公園で出会ったちびドラゴン。

ドラゴンの国では頭が3つあるのが普通。ちびドラゴンも馬鹿にされていました。ハンノーのところで暮らし始めるちびドラゴン。火が大好物で、ハンノーがおばあちゃんから貰ったチョコレートをストーブに投げ入れてもらって、チョコレート味の火を食べ大満足。

歌を歌うこと、字を読むこと、絵を描くこと、運動をすることなど、ちびドラゴンに教えてって言われて一緒にがんばるハンノー。そうするうちに自然に何でも出来るようになって、ある日ルードビヒに「デブ」って言われても、自分は全然デブじゃなことに気がつきます。先生にあてられても本をすらすら読める。
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| 本:その他(子供と読む本) | 20:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
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