銀河不動産の超越
森 博嗣
“毎日が気怠い”省電力青年・高橋君の人生は銀河不動産に入社して一変した。次々に訪れる変わった客、ついには運命の女性までが…
主人公の高橋に共感しまくりました!毎日が気だるくて気力がないだなんて私の事みたい。ぐいぐい押し切られちゃうところも「そう、そうなんだよね〜」って頷いてました。
主人公は、超省エネ主義を貫く高橋。何をするにも気力がない高橋は毎日が気だるい。そんな高橋が就職したのが銀河不動産。大学に求人が来ていたのだが、担当教授ガ言うには「どうしても就職がない時の最後の最後のどうしようもない時までとっておけ」という事だった。そして高橋はその「どうしようもない時」がきてしまい銀河不動産に就職した。
銀河不動産は60代の社長・銀亀さんと多分40代と思われる佐賀さんの二人でやっていた。高橋は車の運転が出来るので、車の運転をしてお客さんに紹介するのが主な仕事。ある日、ベンツに乗って資産家の間宮さんがやってきた。なにやらよくわからない物件を探していると言う。いくつか案内した後最後にみたとても大きな建物で「あなたがここに住むことを条件にこの物件を買います」と言ったのだ。
優柔不断な高橋はそこに住むことになり、それから不動産屋に物件を探しに来る人たちがその大きな家に来るようになる。
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