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「ラストプレゼント」秦建日子
ラストプレゼント
秦 建日子

の建築士・平木明日香は36歳の建築士。バツイチで年下の写真家見習いの蓮太郎と付き合っているもうすぐ9歳になる娘・歩は元夫・聡が引き取って面倒を見ている。聡は花屋で働く有里と結婚しようと思っている。会社の健康診断で膵臓癌が発見され、余命3ヶ月と宣言された明日香。いままで関わる事のなかった娘・歩のことが気になりだした。

ドラマ「ラストプレゼント〜娘と生きる最後の夏〜」を小説に書き下ろしたものだったんですね。ドラマ、見てました。最後の方は涙、涙だった好きなドラマだったんです。本を読み始めてすぐ「年下の彼・蓮太郎」が出てきたところで「連太郎?要潤???」ってドラマと本がつながりました。それからは登場人物は全てドラマの配役どおりの顔です。
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| 本:は行(秦建日子) | 18:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
「明日この手を放しても」桂望実
明日この手を放しても
桂 望実

大学2年生の時に原因不明の病気で突然目が見えなくなってしまった凛子と二つ年上の兄の物語。

凛子は大学2年の時に失明します。そしてその半年後、家の太陽だった母親が交通事故でなくなります。漫画を描く以外に何も才能がない父と2歳上で何事にもいい加減な兄との生活。部屋に引きこもってばかりもいられなくなり、ボランティアの人の力を借りて杖で外を歩く練習をする。そんなところから物語が始まります。

あまりにも悲惨な21歳の凛子。大丈夫なんだろうか?と心配になっりました。何もしていない凛子に編集者の西尾が父親の漫画の原作を手がけないかと提案してきました。物語は凛子と同じように失明した女の子。仕事が順調になり、西尾一人の手に追えなくなってきたので兄・真司にも手伝いをお願いすることにした。そんな矢先、父親が散歩に行ったまま戻りません。

兄の真司は子どもの頃から何でも人のせいにして、癇癪おこしてばかり。ディベロッパーを目指し入社した会社で出向となり、ウエディングプランナーとして働きながら、漫画のアシスタントも勤める。

2年から3年おきの物語を二人が交互に語ります。一緒に作り上げていく漫画の物語。信頼していた西尾の裏切り、父のかわりに漫画を描いてくれていた漫画家との別れ。身元不明の死体が父親かどうかの確認。兄の恋愛そして失恋など、色々な苦難を乗り越えていく二人。
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| 本:か行(桂望実) | 23:41 | comments(12) | trackbacks(8) |
ダイハード4.0

原題 LIVE FREE OR DIE HARD
製作年度 2007年
上映時間 129分
監督 レン・ワイズマン
出演 ブルース・ウィリス 、ジャスティン・ロング 、ティモシー・オリファント 、クリフ・カーティス 、マギー・Q 、シリル・ラファエリ

デジタルによって制御されている全米の都市機能の壊滅を狙う謎のサイバーテロ組織が動き出し、システムがテロによって攻撃されようとしていた。FBIから依頼され一人のハッカー・マットをFBIまで連行しようとしていたジョン・マクレーンは、マットの部屋で何者かに襲われる。アメリカ政府ですら機能不全に陥ってしまう緊急事態のなか、マットと一緒にマクレーン刑事が再び事件解決に乗り出す。
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| 見る:洋画(た行) | 22:04 | comments(4) | trackbacks(2) |
「玻璃の天」北村薫
玻璃の天
玻璃の天
北村 薫

昭和8年、学習院に通う令嬢・花村英子とその運転手・別宮みつ子が活躍するシリーズ第2弾。「幻の橋」「想夫恋」「玻璃の天」の3つの短編。

今回もベッキーさんに助けられながら、英子が謎を解いていきます。

昭和初期の上流階級に属する英子の生活を興味深く読みました。兄と一緒に料亭で一人五円の食事をしたり(軍人さんに「五円あれば50人の飢えた者がカレーライスを食べられる」と言われますが)資生堂パーラーでミートクロケットを食べたり、晩餐会を開いたり。お出かけに運転手とお手伝いの人がついていき、相手の御宅に入る前に振袖の具合を見てもらうなんて…

世の中は少しずつ戦争という方向に向かって行ってるのです。戦争という波に乗って刑期がよくなる人あり、上手く乗り切れずに落ちぶれていく人がいたり。思想家が人気を博して、その意見に異を唱える人が殺されたり。英子も彼女なりに色々考えます。

この先の英子とベッキーさんにも会いたい気がしますが、これからの日本はますます厳しい時代になります。英子にはいつまでも華やかな少女時代を過ごして欲しいなぁって思ったりしました。
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| 本:か行(その他の作家) | 23:13 | comments(6) | trackbacks(5) |
「シャーロック・ホームズと賢者の石」五十嵐貴久
シャーロック・ホームズと賢者の石 (カッパ・ノベルス)
シャーロック・ホームズと賢者の石 (カッパ・ノベルス)
五十嵐 貴久

シャーロック・ホームズもののパスティーシュ作品。「彼が死んだ理由―ライヘンバッハの真実」「最強の男―バリツの真実」「賢者の石―引退後の真実」「英国公使館の謎―半年間の空白の真実」

そもそも、パスティーシュ作品ってものが何なのかがよくわかりませんでした。最後に「新釈シャーロック・ホームズ全集」の翻訳者・日暮雅通さんによる「ホームズ・パロディ/パスティーシュの華麗なる世界」を読んで納得です。随分とたくさんのパロディ・パスティーシュが書かれているんですね。それだけもとになるドイルが書いたシャーロック・ホームズが魅力的だって事ですよね。

シャーロック・ホームズの作品を読んだのはたぶん子どもの頃。全部読んでいる訳じゃないし、内容も全然覚えていません。ホームズの物語と他の作品の2つの物語のパロディーになってるんです。すごく凝った作りだと思うのですが、残念ながら1話目と2話目は背景にあるホームズの物語ももう一つの物語も全然わかりませんでした。

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| 本:あ行(五十嵐貴久) | 21:55 | comments(9) | trackbacks(5) |
プラダを着た悪魔
プラダを着た悪魔 (特別編)
プラダを着た悪魔 (特別編)

原題 THE DEVIL WEARS PRADA
製作年度 2006年
上映時間 110分
監督 デヴィッド・フランケル
出演 メリル・ストリープ 、アン・ハサウェイ 、エミリー・ブラント 、スタンリー・トゥッチ 、エイドリアン・グレニアー 、トレイシー・トムズ

アンディ(アン・ハサウェイ)はジャーナリスト志望。オシャレに関心のない彼女は、無謀にも一流ファッション誌ランウェイの面接を受ける。編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のセカンド・アシスタントの仕事を手に入れるのだが、ミランダはファッション界のカリスマ。ミランダが黒といえば白いものも黒になるような世界だった。翌朝から24時間公私の区別なく携帯が鳴り続ける悪夢の日々が始まった。
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| 見る:洋画(は行) | 21:45 | comments(4) | trackbacks(2) |
「レモンメレンゲパイが隠してる」ジョアン・フルーク
レモンメレンゲ・パイが隠している
レモンメレンゲ・パイが隠している
ジョアン フルーク

お菓子探偵ハンナ・シリーズ第四弾!レイクエデンにも夏が訪れ、もうすぐ独立記念日。夏のスラックスをはこうと思ったハンナはチャックがあがらないことに気がつき、ダイエットを始めた。アンドリアは妊娠中。大学に行ってる下の妹・ミッシェルもレイクエデンに帰ってくるらしい。ノーマンはロンダが相続した家を購入した。家を取り壊す前にアンティークがあるかを探しに行ったドロレスとハンナ、ノーマン。地下室に下りていったドロレスはそこで前所有者のロンダの死体を発見してしまう。色んな人から「犯人を捜すように」説得されたハンナ。

あぁ、もう!本当に悩ましい本です。読むときにはチョコレートやクッキーを側においておかなければいてもたってもられないのです。今回、ハンナはダイエットをしているので、サラダやターキーを食べて、高カロリーの食事やデザートを我慢してるのですが、その心の葛藤を読んでいるだけで、ストレスがたまり、甘いものを求めての家捜しが始まっちゃいます。

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| 本:海外の作家 | 21:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
「午前零時」
午前零時
午前零時
鈴木 光司

電子書籍配信サイト Timebook Townの連載「シリーズ午前零時」を加筆・修正しさらに書き下ろしを2編加えたもの。作家は鈴木光司、坂東眞砂子、朱川湊人、恩田陸、貫井徳郎、高野和明、岩井志麻子、近藤史恵、馳星周、浅暮三文、桜庭一樹、仁木英之、石田衣良

午前零時。昔はその時間になるとなんとなく脳の機能が停止するような気がして、本も読めなければ、テレビも見れなくて、学生時代は徹夜で勉強しなきゃいけないはずなのに「12時だからもうダメだ」とか思ってました。今は…ダラダラとテレビ見てたり本読んでいたりしますが…なんとなく午前三時の方がちょっぴり怖い感じがしますが、午前零時、日付が変わる時間。今日から明日へかわる時に何かが起きる…そんな物語が多かったような気がします。

一番好きだったのは「箱の部屋」疲れちゃってやけになっている主人公が届けられた箱を見て、これではいけないって思う姿が明るくてよかったな。


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| 本:その他(アンソロジー) | 21:31 | comments(7) | trackbacks(3) |
「超魔球スッポぬけ!」朱川湊人
超魔球スッポぬけ!
超魔球スッポぬけ!
朱川 湊人

webマガジン幻冬舎で2005年9月から2006年12月まで月に2本ずつ連載されたエッセイ。

クスクス笑っちゃいました。子どもの頃からの事、学生時代の事、日々のことなどをおかしく書いてます。特に( )でくくられてる自分ツッコミが大爆笑。1話に1度は笑いどころを作るようにとの指示で書いたとありました。なるほど。

特撮好きが高じて、ウルトラマンメビウスの脚本を手がけたとか。家に子供用に録画したDVDがあるから探し出してみてみようかしら。


| 本:さ行(朱川湊人) | 21:08 | comments(4) | trackbacks(1) |
オドレイ・トトゥ in ハッピーエンド
オドレイ・トトゥ in ハッピーエンド
オドレイ・トトゥ in ハッピーエンド

原題 Nowhere to Go But Up/Happy End
製作年度 2003年
上映時間 98分
監督 アモス・コレック
出演 オドレイ・トトゥ 、ジャスティン・セロー 、ジェニファー・ティリー 、ライラ・ロビンズ 、フランク・ペレグリノ 、フアン・カルロス・エルナンデス

女優を目指し、フランスから単身ニューヨークへやって来たヴァレリー。無一文の彼女は、ある家の軒下で野宿生活を始め、拾った箒で掃除をしたりして生活している。この家の主は伝説の脚本家ジャック。妻に去られたショックで5年以上もスランプ状態。無気力な日々を送っているジャックの前に突然現れた”居候”ヴァレリーは、彼の窓の下で着替え、食事、シャワー、挙句の果てにトイレまでする傍若無人振り。そんなヴァレリーを疎ましく思い、家の前から追い出すジャック。しかし、彼女の存在はスランプだったジャックにインスピレーションを与えます。そして脚本は形になる…
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| 見る:洋画(あ行) | 19:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
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