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嫌われ松子の一生
嫌われ松子の一生 通常版
嫌われ松子の一生 通常版
中谷美紀

やっと見れました!原作を読んで、中谷さんの撮影日記も読んで、DVDが出るのを待ってたんです。

中谷さんの日記にも書かれてましたけど、監督の松子の捉えかたは本とは違います。松子を殺す犯人にはちょっと驚きました。

映像がすごく綺麗だったし凝ってるなぁって思いました。ビビッドな色使いでどのシーンにも前面に花が映っている。ミュージカル調に表現される松子の心境。「松子」と呼びかけるお月様の中の顔。ラストの方で空を飛んでいるような映像。ラストで出演者達が歌を少しずつ歌うのもすごかった。どれだけ撮影したんだろう?
| 見る(邦画) | 21:37 | comments(2) | trackbacks(1) |
「一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--」佐藤多佳子
一瞬の風になれ 第一部  --イチニツイテ--
一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--
佐藤 多佳子


天才サッカー少年の兄を持ったがゆえに、中学生にして挫折を知った新二。その幼なじみで、やはり天性の素質に恵まれたスプリンター・連。同じ高校に入学し、陸上部に入部した。1年生秋までの物語。

試合の前になるとプレッシャーでトイレットマンとなる信二。兄は天才サッカー選手、親友は親友の天才スプリンター。周りの視線はいつも隣にいる人の方を向いている。そんな環境で育っているのに、新二ってばけなげなんです。兄ばかり褒める両親にちょっと悲しくなりながらもそんなそぶりを見せないし、学校で連のことばかり聞かれてもそれでもいつも連を庇ってる。「早く走る」と前向きなんです。読みながら「私はいつもキミを応援しえるからね!」って母親の気持ちでした。

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| 本:さ行(佐藤多佳子) | 21:18 | comments(14) | trackbacks(12) |
「私らしくあの場所へ」
私らしくあの場所へ
私らしくあの場所へ
角田 光代,大道 珠貴,谷村 志穂


講談社の女性誌5冊に計6回連載された日産・新型マーチ協賛企画から出来上がったアンソロジー。提供が日産なので物語の中に車があります。

角田さんの「ふたり」喧嘩をして家を出て車に飛び乗る女の人。左折右折が怖くて甲州街道をどんどん走る。なんだかわかるなぁ。喧嘩して飛び出したのに心の中で夫に向かって色々話してる。「かつて自由で気軽で、それを十分味わって、それでだれかといっしょにいることを選んだ。不自由を選んだのだ。」なんだかフムフムと頷いてしまいました。

後野中さんの「たとえ恋は終わっても」3年ちょっと一緒に暮らしてた彼が出て行って、彼のいない空間に途方にくれる私。彼の歯ブラシを見て、胸がしくしく痛み。そんな自分に「馬鹿っ!」って言う。何気なく外を見ると見慣れたマンゴー色の車。突然やってきた彼。自分のものじゃなくなった彼に感じる懐かしさと寂しさと…これも好きだった。
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| 本:その他(アンソロジー) | 23:00 | comments(6) | trackbacks(3) |
「という、はなし」吉田篤弘・フジモトマサル
という、はなし
という、はなし
フジモト マサル,吉田 篤弘

24の短編。それぞれにフジモトマサルさんの絵がついてます。その絵の中には必ず本があるんです。何の知識も持たずに読み進めて、あとがきまで行ってビックリ。これはまずフジモトさんの絵があって、それに吉田さんが話をつけていったそうです。知ってから、すべてを読み返すと又違った印象です。発想がすごい。

| 本:や行(その他の作家) | 21:26 | comments(6) | trackbacks(3) |
「アンフェアな月」秦建日子
アンフェアな月-----刑事 雪平夏見
アンフェアな月-----刑事 雪平夏見
秦 建日子

生後3ヶ月の赤ちゃんが誘拐された。雪平夏見は特殊班の応援で子どもを誘拐された母親亀山冬美の家に赴く。母親の狂言かと疑う夏見、だがそこに犯人からの電話が入る。「娘に見合うものを用意しろ」。夏見を交渉窓口に指名する犯人。手がかりを追っていった先で見つかった6つの遺体。誰が犯人か?何のために誘拐したのか?


「推理小説」の続編です。あの事件の次の日みたいです。雪平さん、大忙し。「推理小説」より勢いがあってあっという間に読み終わってしまいました。面白かった。
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| 本:は行(秦建日子) | 20:57 | comments(2) | trackbacks(1) |
クラッシュ
クラッシュ
クラッシュ
サンドラ・ブロック

クリスマスを間近に控えたロサンジェルス。黒人刑事グラハムとその同僚でヒスパニックの恋人リア。銃砲店で不当な差別に憤慨するペルシャ人の雑貨店経営者ファハド。白人に敵意を抱く黒人青年アンソニーとピーター。地方検事のリックとその妻ジーン。差別主義者の白人警官ライアンと同僚のハンセン。裕福な黒人夫婦キャメロンとクリスティン。やがて彼らの人生は思いがけない形で交錯、大きく狂い始める…。

何の知識もなくレンタルショップの「人気ベスト10」に入ってたので借りてみました。すごく重いテーマでした。

人種差別。あるんですよね。私はコネチカット州に住んでいたのですが、住んでいるアメリカ人が「ここは保守的な州だから…」って言うくらい、色々な差別があったように思います。見ていて、アメリカで感じた嫌な気持ちを思い出しました。

それぞれの人のつながり方が上手かった。本であっちとこっちがリンクして…って言うのはよく読みますが、映像だとこういう風になるんだって感心。


| 見る:洋画(か行) | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
プルーフ・オブ・マイ・ライフ
プルーフ・オブ・マイ・ライフ
プルーフ・オブ・マイ・ライフ
グウィネス・パルトロウ


若い頃3つの大発見をしたけど精神バランスを崩してしまった父の面倒をずっと見ているキャサリン(グウィネス・パルトロウ)父が亡くなり、父の残したノートを見たいと家に来るハル。お葬式の為NYから帰ってきた姉のクレア。

自分の勉強をあきらめ、精神バランスを崩してしまった父の面倒を見ていたキャサリン。父と同じ道・数学者の自分もいつか精神が壊れてしまうのか?今すでにおかしくなっているのかと不安になっています。そんな時に出合った父の教え子で数学者のハル。お互いに前から気になる存在だった二人は、父のお葬式の後のパーティーで寝ます。彼なら信頼できると思い、父の机の中に入ってるノートを魅せ、ハルは「大発見だ」と興奮します。

グウィネス・パルトロウは好きな女優さんの一人。今回も格好も気にせず、ちょっとおかしくなっている役なんですが、それでも素敵。そしてお姉さんのクレアは櫻井淳子にそっくりでした。
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| 見る:洋画(は行) | 21:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
「シャドウ」道尾秀介
シャドウ
シャドウ
道尾 秀介

我茂鳳介。母を癌で亡くし、父親と二人の生活が始まった。近所に住む父親の医学部学生時代からの友達・水城徹・恵夫妻と娘の亜紀。お葬式から1週間後、恵が夫・徹が働く病院から飛び降りてしまう。様子のおかしい亜紀。そして父親までもが…

同じ日の出来事をいろんな人の視点で語ります。誰が正しいのか?誰が怪しいのか?誰がおかしいのか?鳳介が見る幻影はいったいなにか。?亜紀にいったい何がおこったのか?先が気になって仕方なかったです。
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| 本:ま行(道尾秀介) | 21:05 | comments(18) | trackbacks(12) |
デイ・アフター・トゥモロー
デイ・アフター・トゥモロー
デイ・アフター・トゥモロー
デニス・クエイド

テレビで放送するのを知らずにDVDレンタルしてしまいました。グッスン。

二酸化炭素の大量排出に伴う地球温暖化が深刻化する中、古代気候学者のジャック・ホールは、自らの研究結果をもとに大規模な気候変動を予測し、学会で注意を呼びかける。それから数ヵ月後、世界各地が前例のない異常気象に見舞われる。巨大ハリケーンがLAを襲い、大津波がマンハッタンを呑み込む。ジャックの仮説が予想外の早さで現実となったのだ。ジャックは人々を南に避難させるよう合衆国副大統領に進言するが、政府は事態の深刻さを理解しない。やがて気温が急激に下降し始め、北半球は氷河期に突入してゆく…。

今年の11月はずっと暖かで、昨日はベランダに蚊がいたし、家の中にてんとう虫が入ってきました。なんとなく「温暖化」に敏感になります。

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| 見る:洋画(た行) | 21:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
「Room talk 2」岡尾美代子
Room talk 2
Room talk 2
岡尾 美代子

「Room Talk」の続きです。今回はイギリスを初め、岡尾さんが訪れた国の岡尾さんが持つイメージ特集。

岡尾さんの持つ中国のイメージはちょっと昔の中国。そしてそんな岡尾さんが持つイメージぴったりの中国は世界の中華料理屋にあるらしい。

デンマークの近郊の町・クランペンボーはアルネ・ヤコブセンがデザインした町として有名らしく、写真を見るだけでもため息が出る。いいなぁ、行って見たいなぁ。
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| 本:あ行(その他の作家) | 21:45 | comments(2) | trackbacks(1) |
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