きみの友だち
重松 清
4年生の時に不慮の事故で松葉杖生活になってしまった恵美。彼女の同級生、弟などにスポットを当てながら「友だち」について語る。
随分長い事待ちました。半年以上だったと思います。重松さんの中年の物語はちょっと苦手な私。この本は最初から物語の著者が物語の主人公に「きみは」と語りかけます。主人公自信が語ってる部分と、著者が語ってる部分の切り替えがうまく出来なくて、戸惑ってしまいました。最後の章で語りかけの意味がわかります。最後の章はちょっと出来すぎ?って思いながらも感動しました。
怪我や病気でクラスになじめない子。クラスではじかれる人。みんなと仲良くなろうとして、みんなに嫌われちゃう子。いじめが原因で転校してきた子。クラスのリーダーだったのに転校生が来て、その立場が危うくなる子。何をしても全然ダメ、後輩にまでバカにされちゃう子。親友に彼ができ、目が見えにくくなる子。そんな小学生から中学生までの子子供の物語です。
⇒ 数(自然数)は、幽霊である。 (11/17)
⇒ 式神自然数 (10/21)
⇒ アスラン (04/07)
⇒ 脱皮中 (11/10)
⇒ 三角点 (10/20)
⇒ 鶯張り (10/02)
⇒ ゆっぴ (09/26)
⇒ かぶの入門 (06/12)
⇒ 由紀 (03/16)
⇒ 秋緒 (02/02)