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「それからはスープのことばかり考えて暮らした」吉田篤弘
それからはスープのことばかり考えて暮らした
それからはスープのことばかり考えて暮らした
吉田 篤弘

昔の映画ばかり上映するよく行く映画館がある街から電車に乗って1駅。そんな所に住み始めた主人公のオーリィさん。よく見かける「3」と書いてある紙袋。それは近所にあるサンドイッチ屋さんの包みだった。

主人公のオーリィさん、大家のオーヤさん、サンドイッチ屋「トロワ」の店主安藤さんと息子のリツ君。緑の帽子をかぶっているあおいさん。オーリィさんの住む部屋からは隣の教会の十字架が見えて、「トロワ」の紙袋には「3」と書いてあるだけ。古い映画館で上映される昔の映画。どれもこれも魅力的。

ところどころに書かれている挿画もステキ。物語にぴったりあっていて、絵を見てから物語を読むとストンと納得できるというのか、頭の中に絵がしみこんできます。

こんな風にゆっくり、確実に生活できたらいいのになぁって憧れます。
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| 本:や行(その他の作家) | 23:42 | comments(14) | trackbacks(7) |
24 -TWENTY FOUR- シーズン3
24 -TWENTY FOUR- シーズン3 DVDコレクターズ・ボックス
24 -TWENTY FOUR- シーズン3 DVDコレクターズ・ボックス

「今度の恐怖(テロ)は伝染する」でしたっけ?CMの文句。連日の寝不足に耐え見終わりました。これでやっと読書に身が入ると思ったらシーズン4が10月2日から10日までフジテレビで放送されるそうです。タイミングがいいというのか、悪いというのか…まだまだ寝不足の日々が続きそうです。

それにしても、現代って衛生で人の位置を確認できる世の中なんでしょうか。携帯出来るような小さなモニターで確認していました。恐ろしい世の中です。
| 見る(テレビ) | 19:24 | comments(9) | trackbacks(4) |
「ア・ハッピーファミリー」黒野伸一
ア・ハッピーファミリー
ア・ハッピーファミリー
黒野 伸一

膝が痛いおばあちゃん、ニートな父親源一郎、聡明なお母さん、大学生で家を出ているナナコ、高1の美少女マミちゃん、中2でしっかり者のミキ、中1で頭脳明晰な源五郎の3世代7人家族。ミキが語る物語。

「温室デイズ」「空をゆく飛行機」をたして2で割った感じ。家族の出来事、学校でのいじめをミキが語ります。ちょっと詰め込みすぎなのでは?という感じもしましたが…

ミキは本当に強い子です。家では出てしまったナナコにかわり母の相談役になります。頭をかきむしってかさぶたができるくらいの姉にも優しく対応。学校では群れることなく、来るものは拒まず去るものは追わず。大勢で一人をいじめているのを見てると我慢ができません。どうしてそこまでがんばるんだろうって痛々しくなるくらいでした。
| 本:か行(その他の作家) | 22:52 | comments(2) | trackbacks(2) |
ステップフォワード・ワイフ
ステップフォード・ワイフ
ステップフォード・ワイフ

ジョアンナ・エバハートはテレビ局の敏腕プロデューサーだったが、自らが企画した番組の出演者の発砲事件により職を失う。落ち込む妻を心配する夫のウォルターとともに人生をやりなそうとコネチカット州ステップフォードに引っ越す事になった。そこに暮らすのはパステルカラーの服を着て夫につくす綺麗な女の人ばかりだった。

ニコール・キッドマンが出ているってだけで借りたんです。きれいだったぁ。黒髪のショートヘアーも似合いますね。

確かサスペンスのコーナーにあったようなきがしますが、私にはコメディーでした。だって、グレン・クローズをはじめ、ステップフォードの妻たちが笑えるんです。洗濯機体操(だったかな?)とか朗読会で読むクリスマスの飾りつけの雑誌。ベッド・ミドラーの変貌振りなんてもうゲラゲラ笑っちゃいました。いいなぁ、こういう映画。
| 見る:洋画(さ行) | 23:24 | comments(4) | trackbacks(1) |
「一週間のしごと」永嶋恵美
一週間のしごと
一週間のしごと
永嶋 恵美

高校一年生の恭平。隣に住む幼馴染の菜加は拾い癖があり、昔から尻拭いをしてきた恭平。今回菜加が拾ってきたものは男の子だった。そして事件に巻き込まれる恭平・菜加・菜加の弟の克己。

なんだろ…先はすごく気になるんです。だからどんどん読んでしまった。だけど、最初から設定が強引過ぎるような気がするんです。拾い癖があるからって自分の名前も言わない子供を家に連れて帰るかしら?高校生と中学生の兄弟が二人だけで暮らしている家なんてあるかしら?子どもの頃に家出娘と間違われたからって警察をこんなに嫌う人っているのかしら?
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| 本:な行(その他の作家) | 23:41 | comments(3) | trackbacks(3) |
「ストロベリーショート」素樹文生
ストロベリーショート
ストロベリーショート
素樹 文生

「ダ・ヴィンチ」に連載された「ストロベリーショート」から厳選して一冊にまとめた29の短編。

かわいらしい表紙がずっと気になっていました。最初の数話、あまりの短さに入り込むのがつらかったのですが、独特の世界に入ってしまったらあっという間。面白かったです。

ロボットのうららちゃんの成長ぶり。主婦鳥脇つた子。トモゾウさんとお赤飯を炊くフサヨさん。ゴルフの事ばかり喋るおじいちゃん。作家に原稿を書いてもらえない編集者。「なんで?」って疑問を持ってはいけないんです。読みすすめていけばすっかり虜になっています。
| 本:ま行(その他の作家) | 23:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
「きみの友だち」重松清
きみの友だち
きみの友だち
重松 清

4年生の時に不慮の事故で松葉杖生活になってしまった恵美。彼女の同級生、弟などにスポットを当てながら「友だち」について語る。

随分長い事待ちました。半年以上だったと思います。重松さんの中年の物語はちょっと苦手な私。この本は最初から物語の著者が物語の主人公に「きみは」と語りかけます。主人公自信が語ってる部分と、著者が語ってる部分の切り替えがうまく出来なくて、戸惑ってしまいました。最後の章で語りかけの意味がわかります。最後の章はちょっと出来すぎ?って思いながらも感動しました。

怪我や病気でクラスになじめない子。クラスではじかれる人。みんなと仲良くなろうとして、みんなに嫌われちゃう子。いじめが原因で転校してきた子。クラスのリーダーだったのに転校生が来て、その立場が危うくなる子。何をしても全然ダメ、後輩にまでバカにされちゃう子。親友に彼ができ、目が見えにくくなる子。そんな小学生から中学生までの子子供の物語です。
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| 本:さ行(その他の作家) | 22:17 | comments(14) | trackbacks(14) |
24 -TWENTY FOUR- シーズン2
24 -TWENTY FOUR- シーズン2 DVDコレクターズ・ボックス (通常版)
24 -TWENTY FOUR- シーズン2 DVDコレクターズ・ボックス (通常版)

見たらいけないってわかっていたんです。夫がシーズン1にはまってました。私はその頃育児が忙しく、最初と最後だけ見て後はあらすじを聞いただけ。寝不足になっても、徹夜してでも見たい気持ちがよくわからなかったのですが、それでも「はまる」んだって事はわかっていました。

なのに、なのに、先週の水曜日に職場の同僚に説得され、ツ○ヤで10月1日まで半額でレンタルできる事をしって…魔が差したとしかいいようがありません。1週間で全部見てしまいました。今日なんて朝10時の開店と同時にお店に入りましたから…

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| 見る(テレビ) | 23:46 | comments(4) | trackbacks(0) |
「てのひらの中の宇宙」川端裕人
てのひらの中の宇宙
てのひらの中の宇宙
川端 裕人

がん治療をしている妻・今日子と5歳の息子ミライ、2歳の娘アスカと4人暮らしの主人公。妻の入院中、子供と公園に出かけ不思議な男の子を見かける。

母親の不在を不安に思いながらも、けなげにがんばる子供たち。病院で辛い治療を受けながら、早く子供たちのもとに帰ろうとがんばる母親。闘病中の妻、母の不在で不安定な子供たちの両方を精神的に支えようとする父親。「死」と言う、普通の家族だったらさほど考えない問題が影を落とす家族。誰にでも死の別れは訪れるんだけど、どうかこの家族がその悲しさに直面するのをもう少し先に延ばしてくださいって祈るように読んでしまいました。子供って親が病気で寝ていると不安そうな顔するんですよね。だけど、それを見せないようにする。横になっているときに子供がぴたりと寄り添ってくると、思わずギューってしてしまいます。

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| 本:か行(川端裕人) | 22:05 | comments(7) | trackbacks(4) |
下北な日



「下北沢」を読んだ後、chiekoaさんと「全然知らない街だけど行ってみたい」と盛りあがり、chiekoaさんの記事に著者の藤谷さんからコメントが入れば、それはもう行くしかないのです。同じく「行きたい」と言ってたゆうきも誘って、下北に行ってきました。

一応出かける前にネットで藤谷さんのお店「ficciones」の場所だけは調べました。chiekoaさんはプリンタがなかったようで、手書きのわかりやすい地図持参です。だけど、ランチをする予定だったのに下調べもしてない3人組。あっちをフラフラ、こっちをキョロキョロ。おのぼりさん丸出しで下北を楽しんだのです。
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| きょうの(おでかけ) | 22:43 | comments(7) | trackbacks(2) |
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