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黄桃八つ橋


夫、久しぶりに出張でした。
「月末で忙しく泊まる余裕がなく滋賀日帰り出張だ」というので
「お土産はいらないから」って言いました(sekoさん!)
そしたら新幹線に乗る前に八つ橋を買ってきてくれました。
今回は「黄桃」
です。
袋を開けた途端に桃のいいにおい。
白あんのなかに桃の黄色が見えます。
普通のアンコだとあまり食べない子供たちにも大好評。
それにしても「八つ橋」色んな味がありますね。

| 食べる(おやつ) | 19:26 | comments(7) | trackbacks(0) |
「夜をゆく飛行機」角田光代
夜をゆく飛行機
夜をゆく飛行機
角田 光代

谷島酒店、四人姉妹の末っ子理々子が語る家族の事。

物語は次女の寿子が小説のようなエッセイのようなものを書いてそれが新人賞に入賞したところから始まる。そして理々子の予想通りそこから家族が変わって行ってしまうのだ。

両親の経営する昔ながらの酒屋は駅の反対側に出来たショッピングセンターに客をとられ閑古鳥が鳴いている。長女で結婚している有子は実家に帰ってくる。次女で作家になった寿子は次の作品がなかなかかけない。ハイクラスを目指す素子は就職をあきらめ、酒屋を継ぐと言い出す。そして理々子は色々なゴタゴタから受験失敗して浪人生となる。

家族ってこういうものなんだよなって思いました。生まれてからずっと一緒に暮らしていても、理解できない事もある。喧嘩をしたり、結婚や就職で家を離れたり、亡くなる人もいる。だけど何かあれば集まり、みんなで同じ方向を向くことが出来る。たとえどこかに行っても、戻る場所はある。そんな事しみじみと考えました。

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| 本:か行(角田光代) | 20:41 | comments(12) | trackbacks(12) |
ロード・オブ・ザ・リング
ロード・オブ・ザ・リング ― コレクターズ・エディション
ロード・オブ・ザ・リング ― コレクターズ・エディション

週末、DVDレンタルが半額だったんです。それで借りてみました。ずっと、ずっと本を読みたいって思ってたのですが読めずにいました。そして映画は3話とも3時間近い(3は3時間半でしたっけ?)って聞いてたので躊躇していたのです。

何の予備知識もないまま物語の世界に入りましたが、果たしてこれを本で読んで理解できるのか?って言うくらい、すごい世界です。本だったら挫折していたかもしれません。

物語は悪の指輪があって、それを破壊する運命を背負った青年・ホビットのフロド・バギンス。そして一緒に旅する事になった8人の物語です。闇の勢力が強すぎてドキドキはらはら。物語は本当に途中で終わるのです。先が気になります。

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| 見る:洋画(や・ら・わ行) | 10:41 | comments(4) | trackbacks(0) |
恐竜博


今年は主人が先週末と今週末、2度にわけて夏休みをとったので何かと忙しく、読書が全然出来ません。

昨日は幕張メッセで開催されている「大恐竜博」に行ってきました。
研究熱心な次男。最初から最後までキチンと全部見ないと気がすまない。
まだ字が読めないので「これは何?」って聞くのです。
アントステガ、サウロスクス、ディプロドクス…
知らない名前ばかりでカミカミの私。
隣にいた人がクスクス笑っていました!
| きょうの(おでかけ) | 17:27 | comments(2) | trackbacks(0) |
「DIVE3  SSスペシャル’99」森絵都
DIVE!!〈3〉SSスペシャル’99
DIVE!!〈3〉SSスペシャル’99
森 絵都

突然「オリンピック選手の内定がでた」といわれた要一。周りの大人の世界、クラブの友達の反応、そして自分…

去年の夏に1と2を読んでそのままにしておいたら、上下巻が出てしまいました。

ゆるぎないと思っていた要一が悩みます。仲間にすこし自分を見せます。先が気になる…

| 本:ま行(森絵都) | 21:49 | comments(2) | trackbacks(1) |
「下北沢」藤谷治
下北沢
下北沢
藤谷 治


下北沢で箱貸しをしている主人公。気になる女の人桃子さんとのデート。詩人でありポエトリー・リーディングをする土蔵真蔵。

下北をよく知っている人が読んだらとても楽しい本なんだろうなぁ。私は演劇も見ないし、昔からどうも下北には縁がなく、駅を降り立ったのは10回にも満たないと思います。大学に行く時に井の頭線を使っていたので、学生時代は毎日のように通っていたのに。
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| 本:は行(その他の作家) | 23:54 | comments(7) | trackbacks(6) |
夏休み


毎日暑いですね。
暑い日々を避けるため、子供たちは私の両親と蓼科に行ってました。
そして16日の夜から私も蓼科に。
爽やかな高原の風、日差しは強くても日陰は心地いいのです。
東京に帰ってきて、クラクラしました。
エアコンのないこの部屋でPCをするのは辛いです。
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| きょうの(おでかけ) | 21:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ざらざら」川上弘美
ざらざら
ざらざら
川上 弘美

主に雑誌「クウネル」に連載されていた短編を中心とした短編集。

「クウネル」時々図書館で借りていたので、いくつか覚えていた話もありました。恋愛、兄弟、親子、同性愛など、相手に伝えられない気持ちを一人で考えたり、その恋なり想いとは直接関与しない誰かとの心の交流が描かれています。

どの話も、主人公なり登場人物が伝わらない想いを抱えていて、静かに悲しい空気が流れているような気がします。1日で読んでしまったけど、ぽつりぽつりと読みたい本です。

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| 本:か行(川上弘美) | 20:04 | comments(10) | trackbacks(11) |
「三四郎はそれから門を出た」三浦しをん
三四郎はそれから門を出た
三四郎はそれから門を出た
三浦 しをん


三浦さんが今までに書いた本に関するエッセイをまとめたもの。ご本人いわく「ずいぶん書いたなあ。本になりそうなぐらい、枚数がありますよ」とさりげない(?)アッピールをしたら本になったものらしい。

「読書が好き」というしをんさん。お腹がすいて何か作ろうと思ったときに、あれ読む本がないと気がつき、まず本を買いに行ってしまうそうです。私も昼間一人で食べる時には必ず何か読みながら食べますが、本がないからって買いに行く事はないなって思いました。すごいぞ、しをんさん。

電車に乗ると隣の人が何を読んでいるのかがすごく気になるというしをんさん。カバーがかかっていると、タイトルが見えないので、探偵さながらに本のタイトルを推理するそうです。本の上下にタイトルが書いてあればそれを覗き、なければ使っているフォントで出版社の検討をつけ、97ページは「○○」って文章で始まるって記憶して本屋さんでその本を探すとか…そんな話を読んだら、電車の中で他の人が読んでいる本が気になりました。今日は自分の読書はそっちのけで、隣の人の本を覗いちゃいました。

色々な本を紹介していて、読みたい本が又増えてしまいました。
| 本:ま行(三浦しをん) | 19:46 | comments(9) | trackbacks(5) |
「キサトア」小路幸也
キサトア
キサトア
小路 幸也


夏になると夏向嵐(かこらし)が吹き荒れる海辺の街。5年前にお母さんが亡くなり、日の出と日の入りが見えるこの地に、風のエキスパートのお父さんと双子の姉妹キサトアと一緒に引っ越してきたアーチ。アーチの周りで起こる1年間の出来事。

児童書なんですね。どこか架空の世界の物語。心地いい読後感。とても優しい気持ちになれる本です。やっぱり子供はこういう本を読まなければね!

アーチの家族はちょっと変わっている。お父さんは世界に数名しかいない「風のエキスパート」で風の動きを読む事が出来る。夏向嵐でこまっているこの街に「巨人の腕」と呼ばれる風車を作り、この街で風車の管理人として暮らすようになる。アーチは「リトルアーティスト」と呼ばれるくらい芸術家としてのすばらしい腕前を持っているが、色彩がわからなくなる病気になっている。双子の妹キサとトアの生活は特別。日の出と共におきだして、日の入りになると寝てしまうキサと日の入りと共に起き出して日の出の時間に眠りにつくトア。二人が会話できるのはお互いが眠りいはいるほんの少しの間だけ。日の出も日の入りも見えるこの街がキサトアの為にいいのではないかと思ってお父さんが管理人を引き受けたのでした。
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| 本:さ行(小路幸也) | 22:04 | comments(7) | trackbacks(7) |
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