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フライ,ダディ,フライ
フライ,ダディ,フライ
フライ,ダディ,フライ


近所のレンタルショップ、誕生月に1本無料なんです。
子供もいないし、原作読んでるときちょうど映画の予告をやっていて、CM見るだけで鳥肌たったので借りてみました。最近邦画ばかり見てます。

手仕事しながら見てしまいました。それで集中してなかったのか、「ここは本と違う」って部分を探しながら見てしまいました。それでちょっと楽しめなかったのが残念。これからは本を映像化したものはなるべくみないようにします。自分の頭の中に出来上がってる映像を楽しめばいいんです。

だけど、空だとか海だとか、公園緑とか。映像がすごくきれい。鈴木さんが始めて木登りできた時の空なんてうっとりします。最初はきつい顔してる舜臣の顔がどんどん柔らかくなっていくんです。映像だから出来る事っていうのもあるんですよね。

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| 見る(邦画) | 22:35 | comments(8) | trackbacks(2) |
絵本作家ワンダーランド

絵本作家ワンダーランドゆうきと行きました。
お目当てはもちろん酒井駒子さん。

金曜日の砂糖ちゃんきつねのかみさま
オオカミ族の少年赤い蝋燭と人魚
これらの原画が展示してありました。
やっぱり黒が効いてる。
絵のテクニック全然しりませんが、黒を塗った上に色をかさねてあったりします。

あーでもない、こーでもない言いながら見て周り
最後に絵葉書をすごい時間かけて選びました。




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| きょうの(おでかけ) | 08:03 | comments(5) | trackbacks(0) |
「県庁の星」桂望実



31歳、県庁職員、自他共に認めるエリート公務員の野村聡が民間企業との人事交流研修で地元の大型スーパーマーケットに派遣される。お役所と民間のギャップに戸惑いながら、成長する。

「県庁さん」と呼ばれる野村聡。マニュアルも組織図もない田舎のさえないスーパーで、杓子定規で役人根性丸出しの野村は空回りしてばかり。エリート意識バリバリで本当にいやなやつ!私がパートしてたら絶対に絶対に無視してやる!なんて腹立てながら読みました。途中、合コン相手に騙された時には「イシッシッシッシ」って笑っちゃった。

野村の教育係・二宮は夫と離婚し二十歳になる息子と二人暮らしだが、最近息子と会話する事もほとんどない。スーパーでは「裏店長」と呼ばれ、何でも相談される。リストラする人のリストまで作れといわれ、ストレスがたまる日々。

そんな二人が交互に語ります。自分が割り出したデーターを元に作ったお弁当の売り上げが伸びなくて悩む県庁さんを二宮はデパ地下へ連れて行き、ターゲットに決めた女性の行動を観察させる。その場面が好きです。私も観察されている女の人と同じような行動パターンだ。
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| 本:か行(桂望実) | 23:17 | comments(12) | trackbacks(11) |
「沖で待つ」絲山秋子
沖で待つ
沖で待つ
絲山 秋子


「勤労感謝の日」と「沖で待つ」の2つの短編。薄い、薄い本です。表題作が後ろに来てるのがちょっと不思議。

「勤労感謝の日」
職安に通う36歳独身の恭子。車に轢かれたときに助けてくれた命の恩人、長谷川さんの紹介でお見合いをする。

恭子ったらすごいです。「僕って会社大好き人間なんですよね」というお見合い相手を「トンチキ野郎」と心の中で罵倒する。会社をやめる原因となったのは、父の通夜に来た会社の部長が母にセクハラしそうになり、ビール瓶で殴りつけたからだったりする。

「何か釈然としない。何もかも釈然としない」って。わかる、わかる。その気持ち。こんな風に自分の気持ちに素直に生きることが出来たらいいのになぁと思う女の人でした。

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| 本:あ行(絲山秋子) | 20:46 | comments(18) | trackbacks(16) |
「僕らの事情。」デイヴィッド・ヒル
僕らの事情。
僕らの事情。
デイヴィッド ヒル, David Hill, 田中 亜希子


15歳の少年、ネイサン。親友のサイモンは筋ジストロフィーという病気で車椅子の生活を送っている。家族の事。女の子の事。人の生死の事。サイモンとの日々。

父と母は別居中。母ときゃぁきゃぁうるさい妹、しつけされていない犬と暮らすサイモン。週末にクラスメイトとRPGゲームで遊び、好きな女の子の前では言葉が出てこない。典型的な15歳の男の子。そんなネイサンが親友サイモンの病気を通して生きること・死ぬ事について考える。

児童書です。図書館の棚に並んでいたのですが、すごく目を引いたのです。本が「読んでくれ」っていってる感じ。それで、手にしていたほかの本を棚に戻してこの本を借りてきました。正解!!!生きること。大切な人の死。障害を持った人(あとがきに「昨今「障害」を「障がい」と表記する新しい動きもあります」と書いてありました。「害」って感じのイメージがよくないからでしょうか)への接し方。そんな事が書かれています。すごく大切な事が友達との会話、授業風景のなかにさらりと書かれていて、読みやすいし心に残ります。いつか子供に読んでもらいたいなって思う本です。

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| 本:海外の作家 | 22:44 | comments(14) | trackbacks(6) |
BIRTHDAYカード
今日は誕生日でした。
朝、私が起きたらすぐに子供たちも起きてきます。
そして二人でニヤニヤしながら何かを持ってくる。
バースデーカードでした。
昨日私がひとり外出している時に買って書いたらしい。

これが長男が書いたもの。
封筒の絵はポケモンとたまごっちらしい。
最近やっと絵がかけるようになりました。


こっちは次男の書いたもの。
「これは何?まるを書いてくれたの?」
「ぶどう…
だけどつかれちゃったからいっこだけ」



今日から子供たちは私の両親と蓼科なのでケーキはなし。

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| こどもの事 | 23:13 | comments(8) | trackbacks(0) |
「笑う招き猫」山本幸久
笑う招き猫
笑う招き猫
山本 幸久


駆け出しの女性漫才師コンビ「アカコとヒトミ」舞台に立った途端にあがって、失敗ばかりだけど「生涯舞台で漫才をやる。目指せカーネギーホール」を目標に稽古の日々。「いくよ、アカコ」「合点、ヒトミ」の掛け声とともに今日も舞台に上がります。


「幸福ロケット」にちょっと出てきてたんです。それで気になっていました。時々、誰が語ってるのかちょっとわからなくなってしまったのですが、暴力あり、喧嘩あり、恋愛ざたあり。最初から最後までテンポがよくて面白かった。

アカコは身長150センチ、体重60キロ。見かけの割りに運動神経はいい。用賀の大きな一軒家に血のつながっていない祖母と住んでいる。ヒトミは身長180センチ、3年間のОL生活をアカコの一言であっさりとやめ、今はバイトで食いつなぐ貧乏生活。電車賃をケチって10年間乗っている愛車レットバロンで都内をかけまわる。おおらかなアカコと気の小さいヒトミ。お互いが相手の事を思いやる素敵な関係。

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| 本:や行(山本幸久) | 22:25 | comments(16) | trackbacks(12) |
上野動物園
今日は家族で上野動物園に行ってきました。
私の家からは多摩動物園のほうがずっと近いので
子供たちも上野動物園は始めて。
次男は「最初に上の動物園に行って、その後下の動物園に行こうね」と
大きな大きな勘違いをしています。

上野動物園といえばパンダです。
私も主人も久しぶりの上野動物園。「久しぶりだなぁ。前に来たのはカンカンとランランが日本にきてすぐだったよ」「私も!」「混んでたよね」「人しか見えなくて警備員が怒鳴ってたのをよく覚えてる」なんて会話をしました。パンダが公開されたのが72年11月。33年ぶりって訳です。


今日もパンダのコーナーは混んでいて警備員が「最前列は立ち止まらないでください。写真ビデオは後ろからお願いします」って怒鳴ってました。子供たちも将来そんな事を思い出すのかな。


長男の感想「上野動物園より、多摩動物園のほうがおもしろいよ。だって昆虫がいっぱいいるからね」
次男の感想「今日は上の動物園行ったから、今度は下の動物園行こうね(ってまだカン違い。誰か教えてあげて!)」


テレビのニュースなんかでよく見かける、上野不忍池の桜です。
桜はまだ1分?2分咲きと行ったところですが、桜の下には朝からビニールシートがひいてあって、私たちが帰る頃には幸せそうな人たちがいっぱい。
桜なんてなくても「お花見」は楽しいものですね。



| きょうの(おでかけ) | 23:37 | comments(2) | trackbacks(0) |
「そろそろくる」中島たい子
そろそろくる
そろそろくる


32歳のイラストレーター秀子。仕事はぱっとしない上に、生理が近くなるとイライラ、過食、物忘れ、涙。友人から聞いたPMSという病気が自分にも当てはまるようだ。

タイトル「そろそろくる」って生理がそろそろくるって事なんですね。PMS−月経前症候群って言葉は知っていました。自分がPMSなんだって気がついた主人公が、PMSと向き合いながら新しい恋・仕事に悩む姿を軽いタッチで書いてるのですが、「漢方小説」に似てるんです。前回は漢方の入門書。そして今回はPMSの事を知らない人がPMSについて知るための本って感じなんです。軽く読めるしPMSについて色々知ることが出来たのですが、同じような物はもういいかなぁって思いました。

生理前、わけもなくイライラします。夢の中で人に喧嘩を売ってたりします。甘いものは欲しくならないのですが、必ずしょうゆ煎餅を食べたくなり、それが私の「そろそろくる」です。PMS?違うよね??自信がなくなります。

仕事も家の事もきっちりこなす、友人のニンニン。生理前に息子とバトルを繰り広げます。その事を指摘した夫とまた言い合い、最後に一言「しょうがないでしょ!文句ならホルモンに言ってよ!」わかるなぁ、この気持ち。

| 本:な行(中島たい子) | 22:18 | comments(22) | trackbacks(11) |
「ペダルの向こうへ」池永陽
ペダルの向こうへ
ペダルの向こうへ
池永 陽


交通事故で妻を亡くした男・洋介。妻が事故を起こした日は接待ゴルフと偽って女の人とホテルにいた。事故を起こした車に同乗していて、右足を切断し家から出なくなった中学入学目前の息子・隆。傷ついた二人が亡くなった妻(母)の故郷宮古島に遺骨を還すため自転車で旅をする。

池永さん「コンビニララバイ」を読んで、なんとなくそのあと本を手にする事なかった作家さんでした。うーん。このタイプの話ばかり書く作家さんな訳じゃないんですよね…たまたま同じ感じだっただけなのでしょうか。

自宅の福生を出発して湘南、信楽、神戸、九州。泊まる先々で出会う人々は、どの人たちも悩み苦しんでいる。その人たちの話を聞き、自分たちのことを語り、旅たつときにはお互い少し元気になっている。そんな話が7つ続いた後、最終目的地宮古島に着きます。なんとなく「水戸黄門」的なんです。雑誌に連載されているのを読む分には、間隔があくから面白いと思うのです。だけど同じパターンの連続。はい。そろそろ印籠が出てくるよって感じです。

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| 本:あ行(その他の作家) | 22:35 | comments(4) | trackbacks(2) |
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