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「ぼくとひかりと園庭で」石田衣良
ひぐらし幼稚園に来た新しいお友達、ひかりちゃん。ともだちのみずきくんとぼく、あさひは「かわいいね」と言った。夏のお泊り保育の日、夜中に目を覚ましたひかりちゃんと僕は園庭で園丁に出会った。

石田さんが子供の為に書いた本だそうで、字が大きく絵も沢山あります。低学年だったら読めるのかな?だけど、自分の子供に読ませたいか?って聞かれたら「読ませる価値なし!」です。あくまでも自分の子供にですけどね。
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| 本:あ行(石田衣良) | 22:12 | comments(4) | trackbacks(3) |
柏屋 薄皮饅頭

夫が昨日郡山に出張でした。
それで買ってきてくれたお土産が柏屋の薄皮饅頭です。


小粒で美味しい。
子供たちにもぴったりのサイズです。

先々週、社員旅行で熱海に行った時には
ゴーフルもどきのあまり美味しくないお菓子を買ってきたのです。
「もー温泉といえば饅頭でしょう」と
文句を言ったのを覚えていたようです。
寝ている私に「ほら!ご希望の饅頭!」と
ビニールの音かさかさ言わせて見せ付けるのです。
いやがらせかしら?

これ、どこかで見た事があるって思ったらユミさんのところでした。
| 食べる(おやつ) | 20:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
「100回泣くこと」中村航
犬が死にそうだと実家の母から電話があった。バイクだ大好きだった犬の為にバイクでかえってあげなよと言う彼女。彼女と一緒にバイクの修理をした日、僕はプロポーズをし、1年間結婚の練習をする事にした僕たち。

最初から実家で飼っている犬が危ない状態だし、また「犬好きの心をくすぐる本」そして「泣く本」なのかな?って読みはじめました。ぼくと彼女が結婚しようと決めた次の朝「ここが頂点でもいいな、と降りてきたように思った。」って文章を読んで、あぁこれはもう悲しい別れなんだって。「結婚の為の練習」をする幸せな二人が、悲しい別れをよりいっそう悲しくする為の「前ふり」に思えてきたりして。いかにも「泣かせます」って物語はどうもさめた目で見てしまいがち。

だけど、「前ふり」っぽい二人の生活が淡々と書かれていて、それは素敵なのです。1年間の練習期間を設けて、通帳を一つ作る。家賃、光熱費はそこから出し、普段の食費はお互いが出す。生真面目で、前向きで、清い。そんな二人の生活なんです。結婚する前だったらこんな生活に憧れたかもしれません。
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| 本:な行(中村航) | 22:21 | comments(10) | trackbacks(7) |
「ニート」絲山秋子
ニート
絲山 秋子
あぁ、ダメかも。この先絲山さんの本に手を出せないかもしれないです。「海の仙人」以外の絲山さんの本は全部読んでます。今までは苦手だなぁと思う分野の話が出てきても大丈夫だったのです。だけどこの本の最後の短編「愛なんかいらねー」は辛すぎた。途中、これはダメだって思った部分以降は飛ばし読み、ラストを読んでそれからページをパラパラと。失礼な読み方しか出来なかったのですが、目が頭が受け付けないのだか仕方ないです。私の好きな本の基準が「パァーっと楽しい気分に慣れるもの」なんだって事が本当にわかりました。

絲山さんの本の登場人物ってすごく弱くて、危なっかしい。「寝ないほうがいいと思うけど寝ちゃった」「大阪に待ってる人がいるのに名古屋でおりちゃった」「わかっちゃったけど言わない」「イヤだけど言わない」いろんな事に「まぁいいか…」ってゆるゆる流されながら生きていく人達。いいんだけど、楽なんだけど、仕方がないのかもしれないけど、もうちょっと何とかしてもよかったんではないかしらねぇ。と眉間にしわ寄せてしまいます。自分の中にあるそういう部分が嫌いだかでしょうかね。

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| 本:あ行(絲山秋子) | 23:54 | comments(0) | trackbacks(2) |
トナカイさんは駅で待ってるんだよ
私は…確か年中のクリスマス、まだ4歳の時にサンタなんていない!って知ってました。
翌年のクリスマスには仲良しの子に「サンタなんていないんだよ!そんなの信じてるのって子供っぽい(って十分子供なのですが…)」って言って喧嘩しました。
その子の両親の気持ちを考えると申し訳なかったなぁと思います。

そんな私の6歳と3歳の息子達はまだサンタさんを信じてます。
ケッ!!!まだ信じてるの?なんて思いながらも、一応買ってきたプレゼントは車の中、クローゼットの中と場所をかえながらクリスマスの朝まで隠しています。

サークルのクリスマス会でサンタクロースに会った下の子。
サンタさんが退場してから先生に「トナカイさんはどこにいるの?」って質問しました。
先生は「トナカイさんは屋上で待ってるのよ」って答えてくれたのに、
何を勘違いしたのか「トナカイさんは駅で待ってるんだって!」と興奮して私に報告。
駅に行くたび、サンタクロースの話をするたび
「トナカイさんは駅でまっているんだよ!」って得意顔でいいます。



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| こどもの事 | 20:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
ブッシュドノエル

昨日、主人の実家でホールケーキを食べたので、今日はブッシュドノエルを作ることにしました。
基本的に雑な性格なのでデコレーションが苦手。
どうなる事かと思いましたが、遠目ならオッケーかと思い
写真を載せてみました。

うちのクリスマスは夫の希望により、毎年ケンタッキー。
脂っこいものが苦手な私は一年に一度のケンタです。

シャンパンも飲んですっかりいい気分。
後は寝るだけです。

おっと、寝る前に子供のクリスマスプレゼントを枕元に置くのを忘れないようにしないといけない。
| 食べる(おやつ) | 20:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
「幸福ロケット」山本幸久
幸福ロケット
山本 幸久
小学五年生の香な子。お父さんが仕事を辞め、お母さんの実家で働く事になったので小石川のマンションから葛飾区お花茶屋のアパートに引越してきた。めったに家にいなかったお父さんが晩御飯を作る日々。ちょっと気になる同じクラスの男の子、コーモリとの恋の物語。

タイトルに「ロケット」が続きました。今回はロケットには全く関係のないお話です。何の予備知識もないまま読み始めました。小学5年生の香な子の視点で物語が進んでいきます。香な子、「やれやれ」なんて文章があって、5年生というには考えがすこし大人びてるかなぁなんて思ったり。最初のほうにそんなことしたら、鎌倉先生の逆鱗(香な子はこの漢字を最近、読んだ本で覚えた。読み方は「げきりん」。あなたもいまのうちのおぼえることをすすめる)なんて文章が3回続けて出てきて、違和感を感じたりもしたのですが、さらりと読めて、かわいくて、切ない物語。

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| 本:や行(山本幸久) | 20:06 | comments(14) | trackbacks(8) |
「夏のロケット」川端裕人
夏のロケット
夏のロケット
川端 裕人


高校時代、火星に憧れ、「天文部ロケット班」でロケットの打ち上げ実験に熱中していた主人公の高野。 社会人となった今は新聞社で科学記事などを書いている。過激派のミサイル爆発事件の取材で同期の女性記者芦川純子を手伝う事になり、現場写真を見てみると、見覚えのある部品が写っていた事から、高校時代の仲間が関係しているのではと考える。果たして彼らと事件とは関係があるのか…

高校の時の天文部ロケット班のメンバー。理論的なリーダーで、ロケットの設計図を引く、現在は宇宙開発事業団で働く「教授」こと日高紀夫、いつも汚れた白衣を着ている物作りのプロ、現在は大手特殊金属メーカーで新素材の開発をする・清水剛太、成績優秀な医者の息子、現在は歌手であり事務所を経営する氷川京介、体育会系の身体に強引な話術、現在は一流商社に勤めるの北見、そして文章力からロケット班の広報担当となり、現在は新聞記者の高野。この5人が一度はあきらめた高校時代の「火星に行く」夢の為に一生懸命になる。

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| 本:か行(川端裕人) | 22:04 | comments(4) | trackbacks(3) |
「おわりの雪」ユベール・マンガレリ
おわりの雪
おわりの雪
ユベール・マンガレリ, 田久保 麻理訳


ベッドに寝たきりの父。ぼくは養老院で働いて得たわずかな収入で家計を助けている。古道具屋で売られてる鳥かごの中のトビに魅せられたぼくは、仕事の帰りに毎日のように店に立ちより、父には自分が創作したトビ捕りの話を聞かせるようになる。やがて冬がきて、トビを手に入れるため、ある仕事をすることになる。

「しずかに流れるみどりの川」もそうでしたが、音がない世界です。シーンと静かな中、聞こえてくるのはかごの中のトビがならす音と水道の蛇口から垂れる水滴の音。前回は草のトンネルが目の前に広がりましたが、今回印象に残るのは目の前に広がる雪の平野。氷の下の青い沼。そこを行きは犬を気にしながら、帰りはずんずん歩くぼく。

どんどん弱っていく父親。夜になって母親が外出する音が聞こえそうになると息子であるぼくに「トビ捕り」の話を聞かせてくれと頼む。トビが餌である肉を全部食べ終わると「おいおい、ぼうず、もう全部食っちまったぞ」という父。それに「まさか、上等なお肉なのになあ」と答えるぼく。そういう二人のおきまりの会話がすごく悲しいです。


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| 本:海外の作家 | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
本と私―バトンです
「わすれるまえに」のゆうきからまわってきたバトンです。

yahooブログでグルグルバトンタッチしているようで、「高度なバトン」って書いてありました。早速やってみましょう!

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| 本:その他(いろいろ) | 22:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
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