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イメージバトン
「女流作家の楽しみ方」のすうさんさんから
イメージバトンが回って来ました。

イメージバトンとは

イメージでつながっている言葉(キーワード)の最後に
自分で1つ新しく付け加えて、
それを新たに『3名様を指名』した上でお渡しする
というルールのものです。
(説明文はすうさんのところを引用)

今までのバトンは…




「海」→「ブルー」→「サッカー日本代表チーム」→「ドイツ」→
「ソーセージ」→「バーべキュー」→「カニ」→「白砂」→「砂丘」→
「海」→「太陽」→「ひまわり」→「種」→「スイカ」→
「うめぼし」→「和歌山」→「みかん」→「あたしんち」→「猿山」→
「赤ちゃん」→「フレンチブルドッグ」→「おばあちゃん」→
「ボーリング」→「ハイタッチ」→「アメリカ」→「カジノ」→
「ドラクエ!!!」→「スライム」→「キング」→「トランプ」→
「マギー審司」→「ジュエリーマキ」→「後藤真希ちゃん」→
「モーニング娘。」→「テレビ東京」→「旅」→「駅弁」→
「牛タン」→「カルビ」→「脂肪」→「カプサイシン」→
「ナルリョラ イスンヨプ」→「金本知憲」→「ミラクルホームラン」→
「逆転」→「旗」→「体育祭」→「打ち上げ」→「飲ま飲まイェイ」→
「一気飲み」→「ウコン」→「インド人」→「ガンジー」→「黄色い服」→
「幼稚園児」→「お遊戯」→「大太鼓」→「運動会」→「お弁当」→
「から揚げ」→「ローソン」→「おでん」→「屋台」→「頑固オヤジ」→
「ちゃぶ台」→「たたくと直るテレビ」→「肝っ玉母ちゃん」→
「ジャイアニズム」→「るろうに剣心」→「新撰組」→「刀」→「時代劇」→「年末」です。

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| きょうの(できごと) | 20:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
「探偵ガリレオ」東野圭吾
探偵ガリレオ
東野 圭吾

物理学科助教授の湯川と捜査一課の刑事草薙が解決する一風変わった殺人事件。「燃える―もえる」「転写る―うつる」「壊死る―くさる」「爆ぜる―はぜる」「離脱る―ぬける」の5つの短編。

「容疑者Xの献身」を図書館で予約したのですが、どうやら「探偵ガリレオ」こと湯川さんが登場するシリーズ物らしいと知り、最初のから読んでみることにしました。

突然燃える髪の毛と赤い糸、失踪者にそっくりなデスマスク、心臓麻痺の死体の胸には細胞が壊死してる痣があった、海で突然起こった黄色い火柱、容疑者のアリバイを証明するのは幽体離脱した男の子の絵。そんな不思議な事件を解決する湯川。犯人は誰なのかはというのが重要なのではなく、どうしてそんな不思議な現象が起こったのかを証明する事がメインの物語。実際に起こる事はないんだろうけど、こんな仕掛けを5つもよく考え付くもんだなぁ。専門の人が読んだら湯川さんと同じように解決できるのかしら? 「爆ぜる」のナトリウムだけはわかります。薬学でも一応実験なんてものはあって、ナトリウムを使うときには先生が「危ない」って口煩かった覚えがあります。

この湯川さんは俳優の佐野史郎をイメージして書いたそうです。私は沢村一樹をイメージして読んでました。
| 本:は行(東野圭吾) | 15:35 | comments(8) | trackbacks(5) |
「マチルダは小さな大天才」ロアルド・ダール
マチルダは小さな大天才    ロアルド・ダールコレクション 16
マチルダは小さな大天才 ロアルド・ダールコレクション 16
ロアルド・ダール, クェンティン・ブレイク, 宮下 嶺夫


3歳前から字を読む事が出来るマチルダ。両親はそんなマチルダを「悪ガキ」と決めつける。学校では女校長が高圧的な態度で生徒を牛耳っている。そんな大人たちに立ち向かう天才少女マチルダ。

中古車に細工をして売るお父さん、そんな父親が許せなくて懲らしめようと思い帽子に接着剤を塗ったり、整髪剤の壜に母親のヘアダイを入れたりします。学校では「小さい子供は大嫌い」「自分に逆らう者は許さない」そんな女校長のミス・トランチブルが学校を牛耳ってます。友達がしたいたずらを自分がやったと勘違いされた時、目の奥が熱くなり不思議な力が涌いてきます。そのことを相談した担任のミス・ハニーとミス・トランチブルの関係を知ったマチルダ。かわいそうなミス・ハニーを助ける為不思議な力を使って校長を懲らしめます。子どもの事を一人に人間としてきちんと扱わない大人達を冷静に観察して懲らしめるマチルダ、気分爽快です!

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| 本:海外の作家 | 22:42 | comments(0) | trackbacks(1) |
「あなたのそばで」野中柊
あなたのそばで
あなたのそばで
野中 柊


「オニオングラタンスープ」「光」「イノセンス」「片恋」「運命のひと」「さくら咲く」の6つの短編。登場人物が少しずつリンクしている。

野中さんの本、久しぶりです。調べてみたら2000年に出た「ダリア」までは全部読んでます。その後なぜか追う事を止めてしまった作家さん。久しぶりに読んだら良かった。

恋愛する男女の話。すごく好きな人がいて「好き、好き、大好き」って思っている。愛する人が隣にいて「これ以上ない幸せ」を堪能しながら、一瞬先に起こるかもしれない「別れ」に怯える。そんな周りから見たら馬鹿らしいって思えるけど、当人にしたら切実な問題を、性別も年齢も違う人たちがそれぞれの立場で悩んでいる姿が書かれている。うまいなぁ。どの話を読んでも「あーわかる、わかる」って思う部分がある。

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| 本:な行(野中柊) | 22:50 | comments(4) | trackbacks(2) |
「東京日記 卵一個ぶんのお祝い。」川上弘美
東京日記 卵一個ぶんのお祝い。
東京日記 卵一個ぶんのお祝い。
川上 弘美, 門馬 則雄


雑誌「東京人」に連載している日記の最初の3年分をまとめた本。

どっぷりと川上ワールドにひたりました。あとがきに「以前『椰子・椰子』という、嘘日記の本をだしたことがありました。本書は、本当日記です。少なくとも、五分の四くらいは、ほんとうです。」とあります。えー!五分の四は本当なんだって驚きました。川上さん、不思議な世界に住んでいるんだ。そうでなかったら、私とは物の見方が違うんだ。出来る事なら、一日でいいから行動をともにして、リアル川上ワールドを体験したいです。

二月某日「突然自分が無趣味である事に気がつく。」「持つべき趣味についてあれこれ検討する。」「悩みつくして、結局レース編みに決める」そして「レース編みをしなければ、という重圧に一日苦しみ」「レース編みが気にかかり落ち着かない。気を紛らわす為に食べ続けレース編みめ。と逆恨みする。」こんな文章が続きます。

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| 本:か行(川上弘美) | 21:35 | comments(2) | trackbacks(4) |
「東京奇譚集」村上春樹
東京奇譚集
村上 春樹
「偶然の旅人」「ハナレイ・ベイ」「どこであれそれが見つかりそうな場所で」「日々移動する腎臓のかたちをした石」「品川猿」の5つの短編。

村上春樹、作家の中には「村上チルドレン」なんていわれる人達がいるし、熱烈なファンがいるような気がします。「村上ワールド」に魅了される人沢山いらっしゃると思います。私は…読んだ事ある村上春樹は、読んだ順に「ノルウェーの森」「ねじまき鳥クロニクル」「海辺のカフカ」「アフターダーク」「カンガルー日和」「不思議な図書館」位。しかも「海辺のカフカ」までは内容全く覚えてない。村上さんの本と言えば、ねじれた空間に入り込んでしまったって印象です。この本の最初のほうで「僕は確かにフィクションの中では大胆な作り話をする(なにしろそれがフィクションの役目だから)」と書いてあって、なんだかそれだけでも腑に落ちたきがして満足です。

で、今回の短編集。すごく面白かった。帯に「奇譚【きたん】不思議な、あやしい、ありそうにない話。 しかしどこかあなたの近くで起こっているかも知れない物語。」とあります。最初の文章が「僕=村上はこの文章の筆者である」で始まり、自分の身に起こった不思議な出来事を語り、それから物語に入っていきます。なんだか全部、どこかで起こっていそうな気持ちになります。村上さんの手にすっかりはまってしまいました。

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| 本:ま行(その他の作家) | 21:42 | comments(2) | trackbacks(1) |
「風味絶佳」山田 詠美
風味絶佳
風味絶佳
山田 詠美


「間食」「夕餉」「風味絶佳」「海の庭」「アトリエ」「春眠」の6つの短編。

読み終わって、何も言葉が出てこなくて感想を書けないまま暫く放置。それくらいミッチリと内容の濃い本でした。語るのは男だったり、女だったり。年代も全然違う。

愛し合ってる人達って二人だけの独特の世界を持っている。周りから見たら恥ずかしい事でも二人でいれば全然平気。二人だけの独特の世界が出来上がっていて、他人が入り込むすきまなんてどこにもない。あぁ、恋愛ってそんなもんなんだって再確認しました。それに加え、この本に出てくる人達の恋愛に対する気持ちが普通じゃない。無償の愛だったり、ただ与えるだけの喜びだったり、そこに存在している事だけを望んでいたり。読んでいて息が詰まりそうでした。

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| 本:や行(その他の作家) | 22:35 | comments(0) | trackbacks(5) |
「僕の双子の妹たち」白石公子
僕の双子の妹たち
僕の双子の妹たち
白石 公子


両親が二人だけで旅行中に突然亡くなった。残された僕と双子の妹実のりと穂のかの物語。

じんわりと心に染みる物語です。物事にキチンと向き合って生きていく姿、すごくすがすがしくて読み終わった後ひとり床の拭き掃除などしてみたりして…雑巾で床を拭きながら僕と双子の妹たちのこと色々思い出してました。

主人公の僕は二枚目だけどちょっと頼りない青年。初めて双子の妹と対面した時から事あるごとに「あぁ、僕の双子の妹たち…」と独りつぶやき、いとおしく思う。双子の妹姉の実のりはきっちりとした性格。妹の穂のかは実りの陰に隠れている。が、ひとたびどちらかが弱れば、もうひとりが元気になり、寄り添うように支えあう二人。

両親が旅行中に亡くなってから、僕のまわりに起こる数々の出来事。実りの不倫、穂のかの将来、過食症。そして父の愛人の存在。母の不安。両親がいた時には全く気がつかないし、気にしなかった事。父ならどうする?母がいたらどうしてあげてる?と考えてみる。そして父の不倫相手を好きになってしまう僕。

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| 本:さ行(その他の作家) | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ビーチコーミング学」池田等
ビーチコーミング学
ビーチコーミング学
池田 等


旅行の時に新・江ノ島水族館に行きました。そこに併設されている神奈川県の施設で「ビーチコーミング」を紹介しているコーナーがありました。何となく面白そうだと思って、この本を借りてみました。

相模湾をフィールドとしたビーチコーミングを40年も続けている著者。私の子供も浜に行けば貝殻や石を必ず拾ってきます。誰でもきっとそうだと思います。だけど、この本の著者はそんな子供の頃の遊びを仕事にしてしまった人。ひとつの事に夢中になれるのって素敵です。

やはり、考えさせられるのはレッドデーターとなってしまった生き物、貝類です。葉山潮騒博物館によると111種の相模湾の貝類がレッドデータにランクされているそうです。

次に海に行く時にはうつむき加減で歩きながら漂流物を探してみたいです。
| 本:あ行(その他の作家) | 22:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
「そして今はだれも」青井夏海
そして今はだれも
そして今はだれも
青井 夏海


伝統のある名門高校でここ数年続けて退学者が出た。共通点は家庭教師。親にも学校にもいえない秘密を握られたようだ。その悪徳教師Xを生徒と一緒に捜すことになった新任教師の笑子。どうやら犯人は第二職員室にいるらしい。

ミステリーを読んでる時に犯人は誰か?をあまり考えず、探偵役の人と一緒に悩みながら読書を楽しむタイプなんです。だけど、この本犯人は「このひと」って犯人がわかりました。

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| 本:あ行(その他の作家) | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
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