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優柔不断

洗濯機買いました
出かける前から「買う」方に90%心は固まっていたんだけど、
「使っていたH社の製品はやめよう」って事と「ドラム式にはしない」って事意外は全く決めずにお店にゴー

家の近所にある家電の店が3軒。
車で行きやすい順番に回りました。
新製品が出たばかりで旧製品は値段がグンと下がっていて、安い物から一つ心に決めて次の店へ。
心に決めたメーカーをそのお店では「一番よくない」と一言。

又悩みます。

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| きょうの(できごと) | 19:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
やっぱり美味しいハーゲンダッツ

うーん。美味しいラブ
上から黒蜜→抹茶アイス→小豆→バニラアイス→こしあんの5層構造。
きっちり縦にスプーンを入れて食べました。

今日、子供達が蓼科から帰ってきます。
その前に一人の贅沢なじかん。」
それにしても高い399円でした。
それに見合う満足感はありますが、
家族全員でなんてとてもとても…
| 食べる(おやつ) | 10:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
「スノードーム」アレックス・シアラー
スノードーム
スノードーム
アレックス シアラー, Alex Shearer, 石田 文子


「光の減速器」の研究に没頭するクリストファー・マレン。大切にしていた故郷の街並みスノードームを残して突然失踪した。後片付けをしていたチャーリーは自分宛の手紙とクリスの書いた小説を見つける。小説に登場するのはクリス、画家の父、ダンサーのポッピー、そして醜い容姿のエックマン。子供の頃から大学に入るまでのクリスの物語。



「光の減速器」だの「アインシュタイン」だの難しい言葉が沢山な上に、クリストファーのつぶやく言葉が意味不明。最初は入っていきにくかったです。最後まで読んで、そして最初に戻ると、クリスの変人ぶりが理解できる。

人間、誰を愛して、誰かから愛されて…がとても大切なんだって思った。「家族に会いたい」ただそれだけの為に一生懸命研究をするクリストファー。そして最後に選んだ道。

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| 本:海外の作家 | 09:20 | comments(4) | trackbacks(2) |
「カップリング・ノー・チューニング」角田光代
カップリング・ノー・チューニング
カップリング・ノー・チューニング
角田 光代


中古でシビックを買った19歳の僕。自慢しようと友達の家に行くが、誰にも相手にされない。唯一興味を持ってくれた昔バレンタインにチョコをくれた同級生を始めに、男から逃げているビールしか飲まない女、ヒッチハイクで沖縄まで行こうとしている女を乗せ、東京から名古屋の先までの旅。

角田さんの初期の本。車がシビックだったり男の子がこだわって収集してる大切なものが運動靴で「ナイキエアーマックス95」だったり懐かしいものが沢山。

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| 本:か行(角田光代) | 20:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
「輝く断片」 シオドア・スタージョン
輝く断片
輝く断片
シオドア・スタージョン, 大森 望


大森望さん編集の短編集。物語は1941年から57年に書かれたもの。
取り替え子 大森望訳
ミドリザルとの情事 大森望訳
旅する巌 大森望訳
君微笑めば 大森望訳
ニュースの時間です 大森望訳
マエストロを殺せ 柳下毅一郎訳
ルウェリンの犯罪 柳下毅一郎訳
輝く断片 伊藤典夫訳

新聞に紹介されてて、なんとなく手に取りました。あとがきを読んだら50年以上前に書かれた物語、なのに古臭さは全くない。短編集なので色んなタイプの話が集まっていました。SFもあり、サイコもありなんだけど、周りから見たら普通に生活しているのに、何か固執するものがあり、どんどん歯車がかみ合わなくなっていく男の人っていうお話がいくつかあり、とても50年前に作られたとは思えない。今の表題作の「輝く断片」が一番印象に残った。

ストーリーはいいんだけど、訳者の文章が自分に合わないって事ありませんか?昔海外ミステリーを沢山読んでいた時、時々感じていました。最初からストーリーは面白いはずなのに、同じ行を何度も読んでいて、全く頭に入ってこない。そして眠くなる。この作家さんとは合わないのかなぁと思いながら、それでも読み続けていたんです。6つ目になったら全然違う。内容がすらすら入ってくる。訳者がそこからかわってました。私には大森さんの訳はあわないのかもしれない。…って事でこの本の前に出た「不思議のひと触れ」も読んでみたいと思います。
| 本:海外の作家 | 20:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ボタン938」小坂直子
ボタン938
ボタン938
小坂 直子


色々なアンティークボタンが素材ごとに分類されています。ボタンの図鑑という感じ。タイトルが「ボタン938」というくらいなので多分938個あるのでしょう。

借りておいてよかった。「夏と花火と私の死体」を読んだら体の芯から「ジワー」と怖さが広がっていき、この本で気分転換出来ました。ボタンのきれいな色、面白い形、見てたら気持ちがすっかり明るくなりました。一番気に入ったのはGUINNESSのノベルティとして1950年に作られたベスト用のボタンでした。

それにしても極めるってすごいですね。こんな本が出来上がっちゃうんだもん。アンティークボタン屋CO-もやっていらっしゃるようです。あとがきに「イギリスの蚤の市で購入した缶に入ってた小さな2つのボタンと、その数日後に、見知らぬイギリス人女性から突然もらった5つのボタン。偶然にも同じボタンだった100年位前のボタンに運命を感じた。」と書いてありました。好きな事を仕事に出来る人っていいですね。
| 本:か行(その他の作家) | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
「夏と花火と私の死体」乙一
夏と花火と私の死体
夏と花火と私の死体
乙一


夏休み。9歳の五月は友達の弥生に木の上から突き落とされて死んでしまう。死んだ五月の視点で死体を始末する弥生と兄の健、まわりの人達が語られる。

タイトルからしてなんだけど、ちょっとぞくっとする夏にぴったりの一冊。乙一さんのデビュー作だそうです。

死体が見つからないようあちらこちらに移動させる健と弥生の二人。見つかりそうになった時のハラハラする感じ、緊張感がすごくよく伝わってきました。いつも冷静で、死体が見つかりそうになると「ニヤリ」とする健がもの凄く恐ろしいって思っていたのに、その健なんてかわいいものだと思えるようなラスト。

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| 本:あ行(乙一) | 20:42 | comments(0) | trackbacks(1) |
「メリーゴーランド」荻原浩
メリーゴーランド
メリーゴーランド
荻原 浩


東京で働いた後、実家である駒谷に戻って地方公務員になった遠野啓一。お役所でおきらくな仕事をしていた遠野啓一が業績不振にあえぐテーマパーク「駒谷アテネ村」の推進室に出向になった。

初荻原さん。「明日の記憶」を読みたいのに図書館の予約待ち。なので他の本から借りてみる事にした。

「お役所」「政治家」の汚い部分が大げさに(いや、どうなんだろう?リアルになのかな?)書かれています。アテネ村をなんとかしたいと一生懸命になる遠野を「前例がない」とつぶそうとする上の人達。うまくいき始めたら選挙に利用しようとする市長と対立候補。選挙に勝った対立候補のかわり身のはやさ。あるんだろうなぁと容易に想像できます。

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| 本:あ行(荻原浩) | 09:10 | comments(4) | trackbacks(4) |
「桃」姫野カオルコ
桃

姫野 カオルコ


「ツ、イ、ラ、ク」で長命中学で森本準子、河原先生と時間を共有した先生、生徒の6つの短編集。現在の自分があり、そして二度と戻れない過去がある。そこに見える準子と河原先生の影。

中学から女子ばかりだった私。思春期の男の子の気持ちはちょっとわかりませんが、女の子達の気持ちは本当によく書けてる。そういう意味では「青痣(しみ)」の大学生の男の人に好意をもつ14歳の景子の話の文章の一つひとつが印象に残った。

「高瀬舟、それから」は長命中学時代の河村先生の話。そこだけ「ツ、イ、ラ、ク」を切り取ったような文章。それを読んだら忘れかけていた「ツ、イ、ラ、ク」の記憶が戻りました。うまい!

「桃」は32歳になった森本準子。一人で桃を食べながら記憶から消し去りたくても消し去れない中学時代を思い出す。32歳という事は少し経てば「再会」があるし…もう少しがんばれ!なんて気持ちでした。
| 本:は行(姫野カオルコ) | 22:55 | comments(0) | trackbacks(2) |
「チルドレン」伊坂幸太郎
チルドレン
チルドレン
伊坂 幸太郎


陣内という青年の周りにいる人達が、陣内と一緒に巻き込まれた出来事を語る。

この本を読むのは2回目。1回目は確かブログを始める前2月頃読みました。殆どの本は図書館で借ます。地元と職場の2つの市で登録していて、読みたい本は二つの市で予約します。地域によっって(電車で10分ですが)熱意が違うのか、地元のほうがすぐに借りられます。でも、職場の市の方が本が沢山あります。「チルドレン」も同じ時期に予約したのに5ヶ月も差がありました。すぐに返却してもよかったんだけど、内容ちょっと忘れてるし、伊坂さん面白いし、で再読。

「バンク」は内容を覚えていたので今回は著者がちりばめていたヒントがよくわかりました。「推理小説」を読んだときに「読者が自力で真犯人にたどり着けるよう手がかりを用意しておく」っていうのはこういう事なんだって思いました。私は自力で解決しようなんて全く思わないのですが。

陣内さん、不思議な人です。問題を起こしているようで、だけどきちっとかたがつく。嫌われているようで、好かれている。目が見えない永瀬に対して、おばさんが黙ってお金を握らせるのを見て「なんで永瀬だけなんだよ。ずるい」と言ったシーンは素敵でした。

駄洒落が沢山出てきます。「武藤だから無糖」とか。他の本にも沢山出ていて、駄洒落が好きな私にはたまらなかった。伊坂さん、いつもこんな事考えながら生活してるのかな?



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| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 20:57 | comments(4) | trackbacks(4) |
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