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「君たちに明日はない」垣根涼介
君たちに明日はない
君たちに明日はない
垣根 涼介


会社のリストラを請け負う会社。そんな会社が実際にあるのでしょうか?そこの首切り面接官の33歳になる村木真介も28歳の時にその会社の社長に首を切られたうちの一人。面接する人達の気持ち、真介の過去、恋愛。

大きな会社に勤めた事がないので、左遷やリストラなんて実際に目にした事がない。面接に行く人達の緊張感がすごくよく伝わってきたし、真介の仕事に対する真剣な態度に交換がもてる。もし、真介ようなプロに冷静に面接されたら私なら1回目の面接でおちてしまいそうだと思った。

恋人の陽子があまり好きになれなくて、アシスタントの川田美代子の存在に救われた気がしました。ほーっとしているようで、要所要所はきちんと押さえていてメインじゃないけど毎回出てきて、私の気持ちもほぐしてくれたようなきがします


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| 本:か行(その他の作家) | 22:46 | comments(10) | trackbacks(8) |
「夏の魔法」本岡類
夏の魔法
夏の魔法
本岡 類


那須高原で牧場を営んでいる高峰の元に、15年間、一度も会っていなかった息子やってくる。高校を卒業して何をするでもなく引きこもりに近い状態だった息子が「牧場に行ってみたい」と言ったらしい。夏からまた次の夏への1年をお互いに戸惑いながら生活していく。

図書館で何となく手に取った本。暑い夏の一日にエアコンの効いた部屋でのんびりと読むには最適の本でした。昔自分が起こした事が原因で息子を見放してしまった父親、自分に自信がなく精神年齢の幼い息子。それぞれが1年間に起こるさまざまな出来事で少しずつ成長して、お互いを理解していく。最後は本当にほのぼのとします。そこに日本の酪農事情、BSEの事や手間をかけているのに水よりも安い価格で売られている牛乳などにも触れていて、知らなかった事がわかりなんだか得した気分。
| 本:ま行(その他の作家) | 10:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
「トリツカレ男」いしいしんじ
トリツカレ男
トリツカレ男
いしい しんじ


主人公のジュゼッペは「トリツカレ男」と呼ばれている。突然何かにトリツカレたら、夢中でやり続ける。例えばオペラ、三段跳び、昆虫採集、探偵ごっこに外国語。そして周りの人達はそんなジュゼッペを温かい目で見守ってる。ある日公園で風船を売っている少女・ペチカのトリツカレしまう。

本当にいいお話です。はじめは尋常じゃないトリツカレ方に心配になりました。だけどすべての事は大好きなペチカの役に立ってくるのです。ペチカの心の曇りを取り除こうと一生懸命なジュゼッペ。彼のどうしようもない一途なところが、とても愛しく思えました。ジュゼッペ、最高!!!

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| 本:あ行(いしいしんじ) | 23:48 | comments(6) | trackbacks(4) |
フォカッチャ

今日は朝から大忙しなのに作ってしまいました。
「たかこさん&みかさんの毎日作りたくなるお菓子とパンのレシピ」からフォカッチャ。
味はとてもおいしかったのです。

だけど大変な事がひとつ。
うち、構造上ガスレンジの前に冷蔵庫を置くしかなく
去年の夏オーブンを使ったら冷凍庫の温度があがり
冷凍物が全部駄目になったのでした。
空にして丸二日冷やしたら復活したんだけど
今日もこの暑さで冷凍庫の温度が−16度。
今年も夏はケーキ、パンを焼けないのか
それとも住み替えるしかないのか?(無理ですが)

メモ
ちょっと水分が多めだったので次からは水の量を減らす事!
| 食べる(パン) | 15:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
「たかこさん&みかさんの毎日作りたくなるお菓子とパンのレシピ」
たかこさん&みかさんの毎日作りたくなるお菓子とパンのレシピ
たかこさん&みかさんの毎日作りたくなるお菓子とパンのレシピ
稲田 多佳子, 門間 みか


本屋さんに時間つぶしの為に立ち寄ったら見つけた。
これは図書館で予約でしょ!って思って急いで行きましたジョギング
多分私が最初に借りる人です。

普通のパンと普通のお菓子。だからこそ作ってみたくなります。今日はこれからフォカッチャを焼く予定です。出来上がったお菓子やパンの写真がやっぱり素敵。
| 本:その他(料理の本) | 12:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
琵琶酒
金曜日、友達が来て「ユージニア」についてあつく語ってしまった。
その時、お茶がわりに梅酒を出したんだけど
「今枇杷酒をつけてる」と聞いて私も挑戦。



作り方もわからないまま、枇杷の汚れを拭いて
ビンにいれ、焼酎をドボドボ。
今朝開けてみたら枇杷からプクプク泡が出て
臭いがエタノールくさい!
発酵してるの?大丈夫なのかしら?
| きょうの(できごと) | 05:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
「さよならの空」朱川湊人
さよならの空
さよならの空
朱川 湊人


オゾンホールの拡大を食い止めるために開発されたウェアジゾン。だが、そのウェアジゾンを大気に散布する事により真っ赤な夕焼けがなくなってしまう。日本にウェアジゾンを散布する日、開発者のテレサはある目的の為に来日する。

夕焼けがなくなったら…そんな世界全く想像できない。空を見て過ごす楽しみがなくなっちゃう。世界中の「サンセットビーチ」はただの海岸になっちゃうじゃない!だけど、もし本当に日本の上空にオゾンホールが出来て、紫外線によって人体に悪影響が及んでしまうなら、自由に外出が出来なくなってしまうなら、夕焼けくらい仕方のない事なのかもしれない。これが現実の話だったら「最後の夕焼け」を私は誰とどこで見たいかなぁと考えてしまった。

ウェアジゾンを開発したテレサを始め小学生のトモル、トモルと同じアパートの住人伊達じいさん。その他の人達もみんな亡くしてしまった大切な人たちの記憶をひきずりながら暮している。なぜなんだろう?って思いながら読んでいたけど最後で納得。

何となく近い将来こんなことが起こってもおかしくないのかもしれないって思ってしまった。
| 本:さ行(朱川湊人) | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ポーの話」いしいしんじ
ポーの話
ポーの話
いしい しんじ


橋がたくさん架かる大きな川を中心にした町。ある春の日、うなぎ女から生まれた子、ポー。水かきをもち、うなぎのように長い事水の中に潜っていられるポーはうなぎ女たちに大事に育てられている。大きくなり、女に好かれるメリーゴーランド、その妹の醜いひまし油に出会い色々な事を教わり、洪水によってうなぎ女達と別れて天気がわかる天気売りと旅に出る。、孫と犬と暮らし狩をしてる犬じじ、埋め屋の夫婦に出会い、その後はまた一人で寂れた漁村にたどり着く。

いしいしんじさん、初めて読みました。「トリツカレ男」から読もうと思っていたのに、「ポーの話」と両方予約したらこちらが先に来ました。いしいさんの世界っていつもこうなんでしょうか?私達が生活してるこの世からちょっと浮いた感じの世界。ありえないんだけど、どこかにあるのでは?と思ってしまいました。

装画がとても素敵。
| 本:あ行(いしいしんじ) | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ケータイ・ストーリーズ」バリー・ユアグロー
ケータイ・ストーリーズ
ケータイ・ストーリーズ
バリー・ユアグロー, 柴田 元幸


著者のバリー・ユアグローさんが来日した際、日本の人たち、特に若者が携帯でしゃべっているのではなく使っているに驚き、想像力を刺激された。そして超短編を「新潮ケータイ文庫」で配信し、それを本にした。

携帯が媒体というだけあって、短い物語が78話詰まってます。一つ一つがとっても不思議な世界。一番最初「メロディー」の始まりが「一人の男が(君みたいな?)ふざけていてうっかり携帯電話を飲み込んでしまう」ですもん!突拍子もないストーリーで最後にはきちんと落ちもある。こんな事頭の中で考えられるなんてすごいです。著者の頭の中を覗いてみたい。

78話読んで印象に残ったのは「くねくね」「悲しい息子」「千鳥格子」うーん。タイトルを見ていたらまだまだ面白い話があった。
| 本:海外の作家 | 18:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
ケーキ続きます
4日前に6歳になった長男に続き今日は次男の3歳の誕生日。
6月は私の父の誕生日が23日に控えていましてケーキ攻めの1週間です。



赤ちゃん顔をしていないのでいつも大きく見られるけど
3歳になってもオムツはしてるし
ご飯も半分は私に食べさせてもらってる状態。
自分で「まだバブバブちゃんなの」なんて言ってます。
| 食べる(おやつ) | 18:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
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