恩田 陸/ 若竹 七海/ 近藤 史恵/ 小林 泰三/ 乙一/ 篠田 真由美/ 新津 きよみ/ 岡本 賢一/ 瀬川 ことび/ はやみね かおる
角川スニーカー文庫の「ミステリーアンソロジー」と「ホラーアンソロジー」から集めたもの。それぞれが違ったテイストでとても面白かった。乙一さん気になります。
「水晶の夜、翡翠の朝」「麦の海に沈む果実」と同じ場所で起こるヨハンを主人公にしたお話。
「みたびのサマータイム」17歳の女の子の誕生日に出会った人。読んでから「みたび」のタイトルの意味がわかった。
「水仙の季節」カメラマンが撮影する事になった双子のモデルの話。
「攫われて」は痛い話で文章をじっくり読めなかった。
「階段」暴力を振るう父親。だれも逆らえない。姉妹の父への恐怖が私にまで伝染しました。
「ふたり遊び」お城に一人っきりでしたい放題。おとぎ話なのにどこか壊れているという感じ。
「還って来た少女」自分に似た子を見たと友人から言われた中学生がその子を探す話。
「闇の羽音」は浮浪者が怖い。主人公の女の子は中学生。最後まであきらめずにがんばる。その後どうなったのだろう?と気になる。蜂の飛ぶ音、暫く聞きたくないなぁ。
「ラベンダー・サマー」は見えてるのと、映像どちらが本物なの?それでも「いい画がとれた」と喜ぶ主人公達が一番怖い。
「天狗と宿題、幼なじみ」はかわいい小学生の話。霊が見える春奈とその事を家族以外で唯一知ってる快人。
⇒ 数(自然数)は、幽霊である。 (11/17)
⇒ 式神自然数 (10/21)
⇒ アスラン (04/07)
⇒ 脱皮中 (11/10)
⇒ 三角点 (10/20)
⇒ 鶯張り (10/02)
⇒ ゆっぴ (09/26)
⇒ かぶの入門 (06/12)
⇒ 由紀 (03/16)
⇒ 秋緒 (02/02)