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「ホテルジューシー」坂木司
ホテルジューシー
ホテルジューシー
坂木 司
JUGEMテーマ:読書

大家族の長女に生まれ、天下無敵のしっかり者にして直情一本勝負系の女子大生・ヒロちゃんこと柿生浩美。大学2年の夏、石垣島のホテルで住み込みのバイトをはじめたヒロちゃんだったが、オーナーから那覇のホテルで人が足りないから行ってくれと頼まれ了承。ホテルジューシーはボロ宿で、一緒に働くと思っていた先輩は翌日旅立ち、朝食と昼ご飯を作りに来る比嘉さん、お年寄りの双子のハウスキーパー・クメさんとセンさん、そして昼夜二重人格のオーナー代理とともに残される。ひっきりなしにやってくるワケありのお客さんたちにも翻弄されながら、ヒロちゃんの夏は過ぎてゆく。

「シンデレラ・ティース」とついになっている物語。そしてアンソロジー「Sweet Blue Age」に1話目が載っていました。図書館の予約をうっかり忘れていて読むのが遅くなりました。

主人公のヒロちゃん。家で忙しい両親に代わり弟や妹の世話をしたり家事をキチンとこなしたりするとてもえらい長女です。ホテルジューシーでも一番困るのが暇を持て余すこと。そんなヒロちゃんがノンビリムードの沖縄でいい加減なオーナー代理の元で働くのだから色々あります。

ひと夏のバイトなのでいつか去らなくてはいけない日が来ます。言い出さなきゃいけないのに、言い出せない。けんか腰でやっと言い出した「帰ります」の言葉。オーナーの「世界は柿生さんがいなくても回るし、このホテルもいなけらいなでなんとかなる。…でも、ね。」がすごく暖かいって思いました。「いなくてもなんとかなるけど、いたらもっと楽しい。そうでしょう?」ってきちんといえたヒロちゃん。オーナー代理とヒロちゃん、この先どうなるの?
「ホテルジューシー」
居心地のいい石垣島のホテルからボロ宿・ホテルジューシーにやってきたヒロちゃん。従業員に驚きながらも持ち前の真面目さで一生懸命に仕事をこなしていく。そんな時、いつもお酒を飲んでいる年配の泊り客・山本さんが部屋で吐血して倒れていた。

「越境者」
泊り客はどう見ても高校生のギャル・ユリとアヤ。夜に出歩いたり、危険な男の人達にナンパされたり、見ていて危なっかしい二人。特にアヤはナンパされた男の人に「子供が欲しい。結婚して」と迫るのだった。

「等価交換」
ダンボールをたくさん運び入れた自称・古物商の田中さん。彼が荷物を置いて数日間旅に出るといった後から、ホテルの前を不審者がうろつくようになった。田中さんは沖縄駐屯地の外人相手にガラクタを「古美術品」と言って売りつけているらしい。

「嵐の中の旅人たち」
8月の終わり、沖縄は台風の季節。今日の飛行機は欠航で、泊り客3人はホテルに足止め。旅なれた30代の女性と、これまた旅をするためにバイトを重ねる20代後半の男性。そしてまだ旅慣れていない20代前半の大学生の3人だ。場の雰囲気を壊す大学生。

「トモダチ・プライス」
昼ごはん後の買い物の時、裏通りを入ったところでお弁当を安く買わないかと声をかけられたのがヤスエとの出会いだった。餃子パーティーに誘われて行くと、そこにはヤスエのように自由気ままに沖縄で過ごす若者が溢れていた。お礼を言いに行って、喧嘩をしてしまったヤスエを訪ねていくと、借金をしてしまい今はいかがわしい仕事をしているという。

「≠(同じじゃない)」
常連の久保田夫妻。とても仲睦まじい夫婦だが、3日目から何かがヘン?奥さんは国際どおりの市場でお弁当を配達し、夫はネットカフェで過ごしている…

「微風」
9月の終わりの図書館で。お互いの夏休みについて報告しあうヒロちゃんとサキ。
| 本:さ行(坂木司) | 22:07 | comments(12) | trackbacks(11) |
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コメント
こんばんは。
浩ちゃんがちょっと成長できたんでは??ってところで終わったのが残念でした。
まあ夏休みのバイトなんだから仕方ないのかな?

オーナーとはどうなるんでしょうね〜
| ちきちき | 2007/12/10 8:56 PM |
う〜ん、ヒロちゃんのおせっかいぶりが・・・
そこまでやるとうざいかも・・と本気で思ってしまいました。
「シンデレラティース」でちょこっと出ててくる
ヒロちゃんとはちょっと印象が変わっていて・・・
まぁ、自分の勝手な印象だったんですけどね。
まぁ沖縄の陽の部分だけでなく陰の部分も描かれていて、
そこはよかったかなぁ〜。
| す〜さん | 2007/12/10 9:24 PM |
◇ちきちきさんへ

設定がひと夏のバイトだから仕方ないけど
やっぱりこの先が気になりますよね。
ヒロちゃんは沖縄に就職するのか?とか。

◇す〜さんへ

そうか〜ヒロちゃんの行動ってちょっと(いや、かなり?)
ウザイのかもしれないですね。
沖縄、まだ行った事がないんだけど
ヤスエのような女の子もいたりするもんなんですかね?
楽しいばかりじゃない沖縄が書かれていて良かったですね。
| なな | 2007/12/11 11:39 AM |
ヒロちゃんにかけたオーナー代理の言葉は良かったですね〜。
私も、オーナー代理との関係気になります。
オーナー代理って、最初オジサンという印象だったので、
こういう展開になるとは思ってもみませんでした。
オーナー代理っていくつなんだろう?(笑)
| エビノート | 2007/12/11 9:31 PM |
こんばんは。
おせっかいがアダになったヒロちゃんでしたが
成長していく姿に好感が持てました。
オーナー代理とヒロちゃんとの関係気になりますね。
続編に期待しましょう。
| 藍色 | 2007/12/12 2:17 AM |
ななさん、こんばんは。
ヒロちゃん、シンデレラティースの時は割りと好きだったのに、おせっかいなおばちゃんみたいでちょっと残念でした。
でも成長したヒロちゃんはどうかわっていくのかとかオーナー代理とどうなるのか、と気になることもあるし続編あればきっと読むんだろうなと思います。
| りょう | 2007/12/12 8:54 PM |
◇エビノートさんへ

オーナー代理とひろちゃん、どうなんでしょうね。
オーナー代理、年齢かいてありましたっけ?
なんとなく30代前半。ひろちゃんとは10歳くらいの年の差なんて思ってました。

◇藍色さんへ

おせっかいしてましたね。
私はよくもこれだけ文句をいえるな(特に昼間のオーナー代理に対して)って思ってました。
続編、あるといいですね。

◇りょうさんへ

>おせっかいなおばちゃんみたいで…
あはは。そうですね。
いろんな所に首突っ込んでましたね。
「越境者」の若い女の子には一番おせっかいしていたかも。
| なな | 2007/12/12 11:48 PM |
性質的に沖縄と合わないだろう、と(読者のわたしが)思っていたとおり、いろいろぶつかってましたね。でもずっと過ごしているうちに、寛容できるところもでてきて……そのへんの柔軟さは、やっぱり若いからかな…と思いました。

坂木さんって最初の3部作以降、続編を書いてませんよね。魅力的な話も多いのに、なんでかなって思います。
| まみみ | 2007/12/13 10:23 PM |
こんにちは。
ひろちゃん、確かにおばちゃんっぽいですね。(笑)
沖縄の風景は楽しかったですが、「トモダチ・プライス」みたいにちょっとダークな話もあるところが坂木さんらしいかな。
昼と夜でキャラが全然違うオーナー代理がおもしろかったです。
ヒロちゃんとはどうなるんでしょう。
| mint | 2007/12/14 10:43 AM |
◇まみみさんへ

そうか〜ヒロちゃんの沖縄バイトは正確からして難しいことだったんですね。
だけど、沖縄ならではのノンビリした大人たちに囲まれて
少しずつ成長できてよかったなって思いました。
そういえば、坂木さんは「引きこもり探偵シリーズ」の後
シリーズ物を書いてないですね。
「ワーキング・ホリデー」は続きが絶対にあるはずと期待しているんですけど。

◇mintさんへ

ひろちゃん、弟や妹の世話してたから仕方ないんでしょうね(笑)
沖縄、楽しいだけじゃないぞって言うのがちゃんと入っていて良かったですね。
オーナー代理は個性的で面白かった。
普通昼間はボロボロなのに台風の時には昼間もシャキっ賭してるって言うのには笑いました。
| なな | 2007/12/14 9:29 PM |
こんばんわ。TBさせていただきました。
ようやく読めました。
「シンデレラ・ティース」は既読だったので、ヒロちゃんの夏休みが気になっていました。
いろんなことがあったんですねぇ。
ヒロちゃんは男前で素敵でしたけど、最後まで共感できない所もありました。
自分の意見を捻じ曲げない所が過度すぎるところとか^^;
最後に分かったようで良かったですけど(ちょっと偉そう)
これは同じ長女だけどヘタレな私は嫉妬してるのでしょうか^^;
| 苗坊 | 2008/11/27 8:52 PM |
苗坊さん、こんばんは。
たしかにヒロちゃんは頑なでしたよね。
でも沖縄のノンビリムードに少しずつほぐれて着ていたような気がします。
苗坊さん長女なんですね。私もです。
| なな | 2008/11/27 10:34 PM |
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