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「まぼろしハワイ」よしもとばなな
まぼろしハワイ
まぼろしハワイ
よしもと ばなな
JUGEMテーマ:読書


ハワイとちょっと普通の関係じゃない家族の3つの物語。

ハワイ。一番最初に行ったのは大学4年の時。同級生4人ででした。それから家族で、彼と…と全部で5回は行ってるのかな。オアフ島はどこでも日本語が通じるし(英語で質問すると逆にビックリされたりもする)ABCストアーに行けばおにぎりだって売ってる。外人よりも日本人に出会う確立の方が多いような気がするハワイだけど、やっぱり空港を降り立った時の独特の空気は大好きです。

親との不幸な記憶(離婚だったり亡くなったり)を持った人たちがハワイの不思議な空気に触れて、じわじわと癒されていく物語。人は誰かの子供で誰かの親になっていく。子どもの頃に親が離婚や死によっていなくなっちゃうのって子供にとっては大きな傷になるものなんだろうな。結婚相手と上手くいかなくなって、お互い新しい別々の人生を…なんて思っても、子供がいる限りやっぱりその子供達には責任をもっていかなきゃいけないんだろうなって思いました。だって、みんながハワイで癒される訳じゃないしね。

ハワイ、ゆったりした空気が流れているのはわかります。ハワイ島はちょっと空気が違うなって思ったりもしました。だけど神秘的なものを感じたことがないです。以前山口智子さんの「反省文 ハワイ」を読んだ時にもそのフラダンスの事や、小さな島の神秘的な事が書かれていてすごいなぁって思ったのですが、今となっては内容忘れてます。あぁ…ハワイ、行きたいなぁ。いや、どこでもいいです。ノンビリ旅行したい。
「まぼろしハワイ」
幼いころに母をそして今度は父を突然亡くしたオハナが、若い義母と思い出の地ハワイを訪れる。義母はフラダンサーで幼い頃をハワイで過ごした。義母の育ての親・まさこさんや昔の恋人だったという70歳の山本さんとの数日間。泣いて、泣いて、泣いて…

義母と泊まったホテルはタートルベイ。そこは母が生きてた頃泊まったホテル。眠れぬ夜に母が残した日記を読むオハナ。母親の娘がとても大切でずっとこうしていたいと思いながらも、心が壊れていることを認識してそれを止めるすべがないって言うのがとても切実に伝わってきました。

「姉さんと僕」
僕がお腹にいるときに交通事故にあった両親。瀕死の母のお腹の中から引きずり出された僕を大切に育ててくれた姉とその手伝いをしてくれたおば。その叔母の結婚式のためにハワイに行く僕たち。

なんでも与えてくれた姉さん。恋愛をしているとみんな最後には姉さんになってしまい、そこで恋愛は終わり。ずっと一緒にいてくれた叔母さんが、姉さんが二十歳になった時に家を出て行く。その時に僕が感じた寂しさがググっと私の胸に突き刺さりました。

「銀の月の下で」
熟年再婚した父の新しい家族とハワイ旅行にきたコホラ。知り合いが交通事故にあい、家族は慌しく帰っていった。一人でハワイ島をフラフラするコホラは別れた母親と言った小樽旅行の時に感じた寂しさを思い出していた。そんな時、知り合いの年上の作家と偶然再会する。お互い一緒にいたいなって思う二人。

高校生の時に母親とその彼と出かけた小樽で母親が自分だけのものじゃないって知り、トイレでさめざめと泣くコホラ。同じ頃小樽の同じレストランのトイレでコホラだとは知らずにその悲しみを感じていた広田。そんな二人が体の関係なく寄り添う姿が素敵でした。父親も母親も一人の人間。恋愛感情もあるって言うのを16歳で知ってしまうのってコクな事だわ。
| 本:や行(よしもとばなな) | 22:25 | comments(2) | trackbacks(2) |
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コメント
3編とも‘さみしさ’について触れられてましたね。どれも読んでて、ハワイの気候の暖かさを感じるとともに、心のどこかがひやりとしてた気がしました。
そしてハワイ……やっぱり行ってみたいです。ななさんのおはなし聞いて、余計に行きたい熱が高まっちゃいました。
| まみみ | 2007/11/23 11:30 PM |
まみみさん、こんばんは。
そう、どこかに「ひやり」とする感じがありました。
ハワイ、いいですよ〜
だけど、2回一緒に行った夫は「ハワイより沖縄」だと言ってます。
なんにしても旅行行きたい!
| なな | 2007/11/24 8:57 PM |
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「まぼろしハワイ」 よしもとばなな
まぼろしハワイよしもと ばなな 幻冬舎 2007-09-26売り上げランキング : 2033Amazonで詳しく見る by G-Tools 内容説明 フラダンサーのあざみと義理の娘のオハナは、ふたりで愛したひとりの男の記憶を抱え、生命の歓びにあふれる島へむかった…。甘い香りが漂うハワイ
| 今日何読んだ?どうだった?? | 2007/11/23 11:26 PM |
まぼろしハワイ(よしもとばなな)を読んで、心に響いた上司の言葉を思い出す
よしもとばななさんのまぼろしハワイを読みました。 以前のエントリで紹介しておきながら、この前まで読んでいませんでした。 よしもとばななさんの本を読むのは、これが2冊目です...
| ALOHA YOUアロハユー For Hawaiian Life | 2008/01/31 2:06 PM |