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「冠・婚・葬・祭」中島京子
冠・婚・葬・祭
冠・婚・葬・祭
中島 京子

成人、結婚、葬儀、お盆。当り前の儀式が当り前じゃなくなった今だから、改めて浮かび上がる人生の意味。人生の節目節目で、起こった出来事、出会った人、考えたこと。現在を切り取る4つの物語

特別ないい人も悪い人も登場しない普通の人たちの物語。内容忘れそうです。物語同士がほんのちょっとだけリンクしてます。
「空に、ディアボロを高く」
地方新聞社ででっち上げ記事を書き、叩かれた上に辞表を出した菅生裕也。2ヶ月の引きこもり生活の後、実家へ帰る日。問題となった記事で菅生が写真を撮ったジャグリングをしていた男を捜そうと、警察へ出向く。その人は未成年の女の子で現在入院中だった。

「この方と、この方」
ボランティアで「お見合いおばさん」を長いことしていた菊池マサ枝。現在68歳のマサ枝は8年前に引退した。時代は自分を必要としていない。お見合いで結婚するカップルが少なくなったのだ。そんな時噂を聞いて訪ねてきた女性。そして以前お世話した夫婦の娘が持ってきた兄の写真。二人の写真を並べて見ているうちに「あうかも」と思い、二人をお見合いさせるのを最後の仕事としようとした。

お見合い、この頃聞かないですね。ホテルのラウンジで待ち合わせして、「じゃぁ後は若い二人で…」なんてやってみたかったなって思ってみたり。

「葬式ドライブ」
三ヶ月前にある葬式にグループホームの女性を連れて行った佐々木直之。その女性・宇都宮さんが亡くなったと聞いてお葬式に出かけていった。お葬式は自分が勤める会社が取引している川田工務店の会長。葬式に参加した宇都宮さんは亡くなった川田さんとどんな関係だったのか?

宇都宮さんの不可思議な言動の理由がわかります。最後はグループホームで幸せに暮らせてよかったんじゃないのかなぁなんて思いました。


「最後のお盆」
母が亡くなってから誰も行かないままだった群馬の家。その家を手放す前に最後にお盆をしようということになった三姉妹。夫の家の新盆だと言って来ることができない長女・史恵を抜きにして、子供のいない皐月夫婦と末っ子の香代の家族ですることになった。母親を知っていると言う男の訪問を受けたり、叔父の元恋人だったという女性が訪ねてきたりした。

ちょっぴり背筋が寒くなる物語。だけど、この手の不思議ってよくありそうです。
| 本:な行(中島京子) | 20:42 | comments(6) | trackbacks(3) |
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コメント
ちょっとした事なんだけど、いいなあと思える作品集でした。
「最後のお盆」で、母の姿と姉を間違える場面はグッときました。
こう感じるのは、年をとったからでしょうか。
| しんちゃん | 2007/10/23 5:30 PM |
しんちゃん、こんばんは。
主人公達の語りが穏やかだからなのか
読んだ後、ゆったりとした気持ちになれる本でした。
「最後のお盆」はよかったですよね。
姉を母と見間違える。
そういうこともあるのかもしれないですね。
自分の中の母親は昔のままで、自分の年齢がどんどん追いついて行ってる。
| なな | 2007/10/23 10:26 PM |
こんにちは。
何気ない話なのですが、読み終わってホッとするような感じでした。
「最後のお盆」の不思議な雰囲気もよかったです。
突然やってきた姉が母に見えて…。
自分もだんだん母親に似ていくのかなと思ったりして。


| mint | 2007/11/16 10:48 AM |
mintさん、こんばんは。
物語の後ろに流れる空気が爽やかでしたね。
読んだ時には内容を忘れてしまうかなって思ってたんだけど
意外と忘れてなかった自分にビックリ。
いい物語だったからなのかなぁって。
| なな | 2007/11/16 10:02 PM |
前半2編は好きでした。あのおせっかい妹の津村真知の結婚相手って、葬式ドライブのあのサラリーマンかと思ったんですけど、違うんですよね。
ちょっと後半2編が、私には素直に理解できなくて、ん??と思ってしまう部分がありました。
最後のお盆の話は、やっぱり叔父の元恋人は・・・夜読んでたのでぞぞっとしてしまいましたよ。(爆)
| じゃじゃまま | 2009/05/05 4:55 PM |
じゃじゃままさん、おはようございます。
ちょっと前に読んだ本なので、内容それほどよく覚えてないんだけど、主人公が普通にありそうな悩みを抱えたどこにでもいそうな人達でしたよね。
最後の話、夜読むと怖いかも。
| なな | 2009/05/07 5:35 AM |
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冠・婚・葬・祭中島 京子 (2007/09)筑摩書房 この商品の詳細を見る タイトルの「冠・婚・葬・祭」のとおり、成人、結婚、葬式、お盆に纏わる、それぞれの人間模様を描いた4つの短編集です。すべての短編が面白かったです。 「
| しんちゃんの買い物帳 | 2007/10/23 5:26 PM |
『冠・婚・葬・祭』
今日読んだ本は、中島京子さんの『冠・婚・葬・祭』です。
| いつか どこかで | 2007/11/16 10:34 AM |
冠・婚・葬・祭 中島京子著。
≪★★★≫ 中島氏の作品はなんだか温かいですね〜。 冠婚葬祭にまつわる4編の物語。 「空に、ディアボロを高く」 地方新聞社の記者だった菅生裕也は、成人式の取材記事で誤報を載せてしまい、2年間最後まで好きになれなかった地方を後に、生まれ故郷の東京に戻る。な
| じゃじゃままブックレビュー | 2009/05/05 4:52 PM |