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「幸福ロケット」山本幸久
幸福ロケット
山本 幸久
小学五年生の香な子。お父さんが仕事を辞め、お母さんの実家で働く事になったので小石川のマンションから葛飾区お花茶屋のアパートに引越してきた。めったに家にいなかったお父さんが晩御飯を作る日々。ちょっと気になる同じクラスの男の子、コーモリとの恋の物語。

タイトルに「ロケット」が続きました。今回はロケットには全く関係のないお話です。何の予備知識もないまま読み始めました。小学5年生の香な子の視点で物語が進んでいきます。香な子、「やれやれ」なんて文章があって、5年生というには考えがすこし大人びてるかなぁなんて思ったり。最初のほうにそんなことしたら、鎌倉先生の逆鱗(香な子はこの漢字を最近、読んだ本で覚えた。読み方は「げきりん」。あなたもいまのうちのおぼえることをすすめる)なんて文章が3回続けて出てきて、違和感を感じたりもしたのですが、さらりと読めて、かわいくて、切ない物語。

クラスで一番かわいいお嬢様町野さんに「隣の席の小森君とどこかに出かけたいから、橋渡しをして欲しい」といわれる。コーモリこと小森、普通の男の子でどうして町野さんが好きになったのかわからない。ある日、小石川の塾からの帰り道、風呂敷を背負ったクラスメイトのコーモリこと小森君と出会う。「母が入院している」と言うコーモリ。家にご飯を食べに来るようになり、少しずつ意識し始める香な子。いろんな出来事がかわいんです。そしてラストが切ない。2学期の終業式、突然別れが来る。東京駅まで走る香な子。駅のホームでお別れをする二人。


30階建てマンションの13階から、3階建てアパートの3階に引越し。お母さんの実家に二人そろって就職して仲良しの両親。時々食事時に来る、叔父さんは自称漫画家、だけど無職。香な子は大手商社に勤めるお父さんが好きだった。数年前テレビのドキュメンタリー番組に出た時のビデオを今でもこっそり見ている。叔父さんと両親の会話や塾の子からの情報によるとお父さんは前の仕事を辞めさせられたらしい。どうして仕事を変えたのか聞きたいけど聞けないでいる。そんな時コーモリこと小森君が「ききなよ、山田」と応援してくれる。「おとなってみんなそうだよ…子供は知らなくていい、子供はわからなくていいって、大事な事を話してくれないんだ」というコーモリの言葉。子供のときにそう感じていたはずなのに、自分が子供を持ってみたら「教えて?」って聞かれても「いいの!」なんていってます。反省。
| 本:や行(山本幸久) | 20:06 | comments(14) | trackbacks(8) |
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コメント
そうそう、そういう()かっこの使い方とか、なんか楽しくでかわいくて好きでした〜!絶賛。これはいいですねぇ。うん、いい!
| chiekoa | 2006/03/28 12:42 PM |
chiekoaさん、こんにちは。
山本さん、最近すごく注目してる作家さんです。
どの本もしみじみといいなぁって思えますよね。
| なな | 2006/03/28 1:58 PM |
こんばんは〜。ようやく読みました。
すごくいいですよね。山本さんの作品は、「幸福ロケット」が初めてで、他は読んでないのですが、是非是非読破したい作家さんです。
香な子のお父さんのように、私もきちんと話してあげられる親を目指します。(笑)
それにしても最後のじゃんけん、本当はどっちが勝ったんでしょうね。
| じゃじゃまま | 2006/04/20 9:24 PM |
じゃままさん、こんばんは。

山本さん、どれもいいです。
私はあと「凸凹デイズ」を残すのみ。
「幸福ロケット」と同じ頃に図書館で予約したのに、
図書館に1冊しか本がなくてなかなかまわってきません。
(「気に入ってる作家さんなんだから買ったら」ってつっこみはナシで…)

じゅんけん、わからないまま終わるところが憎かったですね。
| なな | 2006/04/20 9:41 PM |
はじめまして!
TBさせていただきました。

いい話でしたよね。
山本さんの違う本も読んでみたいなと 
思いました!
| ちえりん | 2006/04/28 7:18 PM |
ちえりんさん、はじめまして。

本当にいい話です。
子供の頃に戻ると言うよりは、自分の息子がこんな素敵な子になってくれたらなぁって思ったのですが…

山本さんいいです!他の本も是非読んでみてください。
| なな | 2006/04/28 11:00 PM |
私も子どもに対して「いいの!」とか、「大人の話にすぐに首をつっこむんだから・・ブツブツ」という態度をとってました。
子どもの頃の気持ちって、忘れてるものですね・・。反省です。

ちなみに息子はうまい棒が好きで、う○こネタの好きな、日下くんのように育ってます。
| june | 2006/09/10 10:34 PM |
Juneさん、こんばんは。

そうそう、子供の頃の気持ちって忘れてますね。
こうやって本を読んで反省するのですが、
またすぐに忘れてたりします。

息子さん、うまい棒好きなんですか!
うちは夫が大ファンです。


| なな | 2006/09/12 10:17 PM |
僕はあんまり本を読まないので大きな声では言えませんが、この作品はとても面白いと思います。いいオヤジが感動させてもらいました。
| たか | 2006/11/07 9:53 AM |
たかさん、こんばんは。

男の方が読むとどこに注目するものなんでしょうか?
やっぱりコーモリでしょうか?
| なな | 2006/11/07 10:34 PM |
こんにちは。
質問受けたので回答しますね。
僕の場合は香な子に感情移入して胸がキュンとなりました。
別に僕は女っぽい性癖があるとかまったくそんなのないんですけどね。でもいいおっさんが少女の気持ちになりきって物語に感動できるなんて、小説ならではの魅力ですね。
| たか | 2006/11/08 8:07 AM |
たかさん、こんばんは。
お返事ありがとうございます。
香な子ですか。
たかさんのブログを拝見しました。
二人の女の子のお父さんなんですね。
それでなのかもしれないですね。
私は二人の息子の母親なのですが、
コーモリにもう少し大きくなった息子を重ね
応援してしまいました。
| なな | 2006/11/08 10:15 PM |
あの(かっこ)はダメだったので、けちょんとやっちゃいました。
自分の注目は、母の入院をクラスメイトに隠しているとこ。
大変さを強調したいが、黙っているコーモリに男の美学を感じました。
だけど、ブログには書かなかったな…。忘れてたよ(汗)
| しんちゃん | 2007/09/20 5:46 PM |
しんちゃん、こんばんは。
()確か最初の方だけでしたよね?
あれは私も苦手でした。

男の美学ね〜そうか。コーモリはいい男でしたよね。
| なな | 2007/09/20 6:45 PM |
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