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「人柱はミイラと出会う」石持浅海
人柱はミイラと出会う
人柱はミイラと出会う
石持 浅海

アメリカ出身のリリーは交換留学生として日本の北海道の大学院で研究をする。「人柱」を始めとした日本の独特の風習に驚かされながら、様々な謎に遭遇する連作短編集。

物語はさくさく読めます。リリーと一木慶子が出会う不思議な光景を慶子の従兄弟で人柱職人の東郷直海が鋭い観察力で謎解きしていきます。

なんだか、私ってかなりボケなんでしょうね。最初の物語が「人柱」について。「人柱とは城・橋・堤防などの難工事の際、その寛政を祈るために、神への生け贄として生きた人を水底または地中に埋めたこと。またその埋められた人。」そしてリリーがホームステイしてる家、一木慶子の従兄弟が「人柱職人」だと言うんです。大きな工事の時には建物の地下深くに小さな部屋を作って工事を見守る。神への担保のようなものだと。なんだかすっかり信じ込んでしまってました。3つ目の話、結婚した女性はお歯黒にするってところで、あぁこれは嘘なんだってやっと気がつきました。


「人柱はミイラと出会う」
大きな工事の時に神への生け贄として地下の部屋に閉じ込められる人柱。その人柱の帰還式に立ち会ったリリー・慶子と直海。地下の部屋からはミイラ化した死体が見つかった。

「黒衣は議場から消える」
議会中、議員の後ろで質問や演説の手伝いをする黒衣。道会議の中継中、一人の議員の黒衣が行方不明になり、質問や取り止めとなった。そしてその黒衣を探していたら、別の黒衣が殺されていたのが見つかった。

「お歯黒は独身に似合わない」
結婚と同時に歯を黒くするお歯黒の風習。ある日、慶子とリリーは慶子の研究室の大学院生・山本さんが歯医者の先生の車の中でお歯黒にしているのを目撃する。独身のしかも海外旅行に行くといっていた山本さんが何故お歯黒を?

「厄年は怪我に注意」
厄年を迎えた人が一年間おとなしくしている厄年休暇。リリーの研究室の人も二人厄年休暇に入った。そんな矢先、休暇を取っていた二人がたまたま用事があって学校に来た時に怪我をしたらしい。

「鷹は大空に舞う」
鷹で狩りをする鷹匠。ある日、慶子はひったくりにあい、たまたまパトロールを兼ねてその場にいた警察鷹のタカシに助けられる。タカシは警察と協力して40年、ベテラン鷹匠・萩尾さんの鷹だ。そのタカシが人を殺したという。

「ミョウガは心に効くクスリ」
昔からミョウガを食べると物忘れがひどくなるという。ひき逃げ事件を見た慶子の母は味噌汁の具にミョウガを入れた。それから暫くして、家に届いたお届け物はダンボール1杯のミョウガだった。誰が届けたのか?

「参勤交代は知事の務め」
知事になった慶子の父はこれから参勤交代として1カ月おきに東京に行かなければいけない。知事公館に移る慶子の両親は知事のベットの下にたくさんの1万円札を見つける。前知事が置いていったものなのか?
| 本:あ行(石持浅海) | 21:36 | comments(11) | trackbacks(7) |
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コメント
いや〜、
知らない人がいたら、日本ってこんな風習まだ残ってるのか?って
思ってしまいますよね〜。
まぁ、ありえないとは思うんだけど。
でもそのばからしさがわりとよかったですね。
| す〜さん | 2007/07/03 7:28 PM |
こんばんは。
結構好きでしたね。
お歯黒まで気づかなかったというのは、結構ぽんやりさんかもです(笑)
ばかばかしいながらも、日本の考え方、みたいのを再認識。面白かったです。
| ちきちき | 2007/07/03 10:15 PM |
◇す〜さんへ

そう、ありえないのに信じてしまっていた私。
一応日本人なんですけどね…
まぁこんな世界があってもいいですよね。

◇ちきちきさんへ

てへっ。
かなりのボンヤリだと思われます。
リリー目線で本に入り込んでいたという事にします。
昔の風習が今も残っていたらこんな世界なんだなぁって
そんな事思いました。
| なな | 2007/07/03 10:36 PM |
ななさん、こんばんは!
昔の風習が現在も残っていたら、
こんな風になっちゃうのかと思うと、
なかなか興味深かったですね!
この本の中の「日本」には、
他にどんな風習があるんだろう〜と
ちょっと興味が湧きます。
| エビノート | 2007/07/07 8:02 PM |
エビノートさん、こんばんは。

そうですね。他には昔のどんな風習が残っているのか
ちょっと覗いて見たい気がします。
でも、二人はアメリカですからね…
| なな | 2007/07/07 8:46 PM |
ななさん、こんばんは。
blogを引っ越しまして、新blogからTBを送りました。
消え去った風習が残っているもう一つの「日本」、楽しかったです。
ラストのイースターの光景にも、にんまりしました。
| 小葉 | 2007/07/11 8:22 PM |
小葉さん、こんばんは。

もしかしたら、こんな世界だったのかもしれない…
(いやいや、私は完全に信じちゃってたんですけど)
興味深かったですね。
この先も見てみたいような気がします。

新しいブログ、ブログリストに加えさせていただきました。
| なな | 2007/07/11 10:44 PM |
ななさん、こんばんは。
私も一瞬「人柱職人」信じ込んでしまいました。
ありそうですよね、「人柱職人」って。
他にも色々できそうですからまた書いてほしい気もしますね。(アメリカで、日本ではこんなことがあってね〜みたいなノリでは無理かな?)
| りょう | 2007/11/18 10:08 PM |
りょうさん、こんばんは。
りょうさんも信じました??
あぁ、良かった。とは言え、私は一瞬どころか
3話目まで実際にある事だと信じてましたから(汗)
続編あったらいいですね。
| なな | 2007/11/20 8:54 PM |
こんにちは。こちらにも失礼致します。
私も実は3話で気付きました。あ、何かおかしいと^^;
リリー、慶子、直海の3人が良いです。掛け合いが面白いです。
続編…出るんですかね。リリー帰っちゃいましたし。
昔の風習って、ちゃんと意味があるんだなぁ。
と、勉強になりました。
| 苗坊 | 2008/10/18 1:25 PM |
苗坊さん、こんばんは。
わ〜い。仲間!仲間!
信じますよね???ねぇ。
この物語は結構好きでした。
続編あるといいですね。
だけど風習を作るのも大変なのかしらね。
| なな | 2008/10/18 8:40 PM |
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