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「悪人」吉田修一
悪人
悪人
吉田 修一

女性の遺体が三瀬峠で発見された。それは福岡の生命保険会社で働く石橋佳乃だった。事件の真相は?犯人は捕まるのか?

分厚い本だったんですけど、引き込まれました。一気に読みました。九州の言葉がうつってました。朝日新聞連載だったそうです。これをちょっとずつ読むなんて…それは拷問に近いかもしれない。

なんだかやりきれない物語です。佳乃、佳乃の親や友人。佳乃が憧れてた湯布院老舗旅館の一人息子・増尾君とその友人達。出会い系サイトで知り合った祐一、その周りの人。そんな人たちが過去と現在を語ります。そして次第に明らかになる、佳乃が殺された理由。殺人を犯した人が「悪人」なんだろうけど、それだけじゃない。殺した人だけが悪人じゃないんだって思います。
なんだかどうしてこんな事になっちゃうんだろう?出会い系サイトって今でもあるんでしょうかね?一人が淋しいから誰かとつながっていたい。つまらないからメールする。メールがきたら、めんどくさいけどなんとなく答える。

「好き」って気持ちも困ったもんですよね。好きだから今まで一緒だったのに、もう会いたい。光代の妹が言った言葉「アンタの気持ちだけで、その人のこと縛り付けたらいけんやろ」はドキっとしました。「好き」って気持ちって時には相手を窮地に陥れる事もあるんですよね。

色んな人の「悪」ばかりが目立ちましたが、増尾の友人・鶴田君の考えることが好感度大でした。キラリと光ってる、そんな感じ。
| 本:や行(吉田修一) | 21:11 | comments(18) | trackbacks(17) |
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コメント
おはようございます。ななさん。
犯人はわかっているのに、何故こんなに読み急ぎたい気持ちになるのか?と自分でも驚くほど一気に読んでしまいました。
ものすごかったです。
ラストは何ともいえない気持ちになりました。しばらくは、何が悪いんだろうって、ずっと考えてしまいました。
本当に素晴らしい作品でしたよね。

ちなみに、私は、この小説の舞台はわりと身近なところにあるので、更にリアルに感じてしまいました。
それから、私はいつも、この小説の言葉で話ています(笑)
| ゆう | 2007/05/29 9:22 AM |
ゆうさん、こんばんは。

そう、なぜか先が気になって気になって…
ラスト悲しかったですね。
犯人は「悪人」じゃなかったと思うんですけど…
でも人を殺している訳だし。
何かが少しずつずれてしまったというのか。
なんてグルグルと考えました。

ゆうさん、この小説の舞台のお近くに住んでいらっしゃるんですね。
言葉、心地よかったです。
| なな | 2007/05/29 10:09 PM |
ななさんo(^-^)oこんばんは♪私はこれを新聞で読んでましたが、途中飽きたりとか(^_^;)…しましたが全部読んだつもりです。
ただちょっと吉田修一が書こうとしたことが私にはよくわかりませんでした…(-.-;)
| 菱沼 | 2007/05/30 10:08 PM |
菱沼さん、こんばんは。

これを新聞で毎日読むのは根気が要りそうです。
色んな人の視点にクルクルかわるから
誰だっけ?なんてなりそう(汗)
| なな | 2007/05/31 9:56 PM |
ななさん、こんばんは。
引き込まれて一気に読みました。
祐一の過去、佳乃が殺された理由、周囲の人たちの人間ドラマ…読み応えがありました。
そして祐一と光代、
なぜ、もっと早くに出会わなかったんだろうって思いました。
| 藍色 | 2007/06/01 1:37 AM |
藍色さん、こんばんは。
これは本当に夢中になる本ですよね。

祐一と光代、残念でしたね。
お互いがお互いを必要としていたのに。
ラストもすごく悲しかったです。
| なな | 2007/06/01 9:40 PM |
こんばんは。
なんか本当にどうしてこんなことになっちゃうんだろうって感じでした。
やりきれない。

読んでて、本当の悪人じゃないと感じる人物たちが、世間的には極悪人になってしまってたりして、悪人って結局誰だったんだろう?とか思ってしまいました。
| ちきちき | 2007/06/05 10:07 PM |
ちきちきさん、こんばんは。

先が気になって気になって…
夢中になって読んで、そして放心状態。
どうしてこんな事になっちゃったんでしょうね。

ちょっとずつの「悪意」が重なってしまうと
こういうことになってしまうのかもしれません。
| なな | 2007/06/05 10:53 PM |
TBさせていただきました

著者が並々ならぬ覚悟でこの作品に取り組み、できる限りの力を注いだという熱意が伝わってくるような本でした。
| タウム | 2007/11/15 7:19 PM |
タウムさん、こんばんは。
分厚い本だったのにグっと引き込まれてあっという間に読みました。
吉田さんが「並々ならぬ覚悟で取り組んだ」と言うのを聞いて納得です。
| なな | 2007/11/15 10:29 PM |
ななさん、こんばんは。
結末は最初に提示されているにも関わらず本当に引き込まれる本でした。
『悪人』というタイトルが響いてきました。
色んな『悪』が渦巻いてるなかで、鶴田君やバスの運転手さんは光っていましたね。
| りょう | 2008/01/04 9:28 PM |
りょうさん、こんばんは。
「犯人は誰か?」じゃなくて「なぜ起こってしまったか?」がメインでしたよね。
分厚い本なのに引き込まれて、一気読みでした。
鶴田君と運転手さん、本当にキラリと光ってました。
| なな | 2008/01/05 10:30 PM |
読後ちょっと引きずってしまうような本でした。

佳乃の父が可哀想だったなぁ。
子どもが大きくなって自分の知らない世界を持ってて、でも自分にとっては小さいかわいい時の記憶がまずあって‥ってすごくわかります。

増尾のような人許せません。一番の悪人はこの人でしょう。
| たまま | 2008/06/16 8:58 AM |
たままさん、こんばんは。
読んだ後暫く引きずりますよね。
色んな人の色んな気持ちが、悪い方向にどんどん進んでいってしまって…
二人のラストがかわいそう。
そしてなんといっても佳乃のお父さん。
子どもを思う気持ちが切なかったです。
増尾、腹立たしいですよね。
| なな | 2008/06/16 9:39 PM |
こんばんは。
本当に分厚かったです。でも内容も分厚かったです。
読んだ、という満足感と充足感に満たされました。
お父ちゃんがすっごい可哀想で、あいつが憎かったですね。
| しんちゃん | 2008/10/27 6:36 PM |
しんちゃん、こんばんは。
本も内容もずっしりですよね。
お父さん、かわいそうでした。
嫌な人が多い中、ちょっときらりと光る人たちが印象深かったです。
| なな | 2008/10/27 8:40 PM |
この本は友人が勧めてくれたんですけど、そうじゃなければ私は知らずにいた作家さんでした。
犯人分かってるのに、すごい引き込まれましたよね。
そうか!増尾が車に乗せたのか!とか足で蹴飛ばしたのか!などなど明らかになる事実もあって、衝撃的(大げさ?)でした。

それに佳乃が嫌な女にしか思えなくて、佳乃よりも祐一が可哀相でなりませんでしたね。
随分前の作品なんですね。でも印象深い物語です。
| じゃじゃまま | 2010/03/31 10:20 PM |
じゃじゃままさん、こんばんは。

そうか〜吉田さん初読みなんですね。
でも、これはいつもの吉田さんとは違うタイプの物語かもしれません。
それにしても引き込まれますよね。
祐一は本当にかわいそうでした。
| なな | 2010/04/01 8:46 PM |
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