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「空飛ぶタイヤ」池井戸潤
空飛ぶタイヤ
空飛ぶタイヤ
池井戸 潤

大型トレーラーのタイヤが突如外れ、歩道を歩いていた子連れの主婦を直撃した。大型トレーラーをを製造した会社の調査によれば所有していた運送会社の整備不良が事故の原因らしい。運送会社に業務上過失致死容疑の捜査が入る。トレーラーの製造元であるホープ自動車にはなんの過失もなかったのか。運送会社の社長・赤松は、大企業ホープ自動車と闘うことを決意する。

分厚い本です。「引き込まれるから家事を終わらせてから読んだほうがいい」ってアドバイスを貰ってました。もう、本当に大変!一昨日は息子をスイミングに連れて行ったのですが、ちょっとも見てなかった。

運送会社の社長・赤松。事故により会社は倒産の危機。息子は学校で盗難の容疑をかけられ、PTA会長の座を下ろされそうになる。銀行に融資を頼みに行き、新しい仕事を探し、遺族に謝罪に行き、ホープ自動車に調査のやり直しを求める。

その赤松に対応したのがホープ自動車販売部の沢井。沢井は社内の権力争いに赤松の件を利用しようとするけど、会社の再びのリコール隠しに気がついてしまう。沢井の選んだ道は?

そしてホープ自動車と同じ財閥グループのホープ銀行。赤松の会社のメインバンクです。そこで融資の調査をする井崎はホープ自動車の融資の調査を担当することになり、リコール隠しがあるかもしれないと知る。

そしてホープ自動車の取締役部長の狩野の視点。
やっぱり赤松目線で物語を読んでしまいます。彼が資金繰りに困ると一緒に悩み、融資してくれる銀行が見つかれば一緒に喜ぶ。子供の学校で「女王蜂」と呼ばれる親と対応するところもスッキリします。そしてラストがよかった。一度は自殺も考えた赤松があきらめずにがんばって、家族もちゃんと守り、希望が持てるラスト。

命を落とした人がいて、家族は悲しい思いをしている。どんな結末だろうと、死んだ人は戻らない。夫がこの間友達に「自動車会社は人の命がかかっているから製造部門のチェックは物凄く厳しいらしいよ。」みたいな話をしていて、ふーんって聞いてたんです。そんな中でこういう事故を起こすような車を作ってしまう会社があったとしたら…困りますよね。

| 本:あ行(その他の作家) | 22:08 | comments(11) | trackbacks(14) |
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コメント
こんにちは。
やっぱりななさんも‘大変’だったみたいですね^m^
私も‘大変’でした〜☆
いっきに読めて、ドキドキして、そして爽やかなラスト。
こういう読書、すごくいいですよね^^
| ゆか | 2007/04/13 8:00 AM |
おはようございます。ななさん。
私もななさんと同じ状態でした。

家事なんかしてる場合じゃないって感じでした(笑)
面白かったですよね〜。

何故直木賞とれなかったのかな?
未だに不思議です。
| ゆう | 2007/04/13 8:45 AM |
◇ゆかさんへ

ゆかさんのアドバイスに従い、可能な限り家事を済ませてから読んだんですけど、晩御飯はそりゃーもういい加減になりました(汗)
本の厚さを感じさせない内容でしたね。


◇ゆうさん

やっぱり?そうですよね。
一度本を開いたらもう止まらない。
すごく面白かったです。

直木賞…該当作品なしだったんでしたっけ?
あれ?つい数ヶ月前の話なのに(汗)
直木賞、いつもなんだかはずしてますよね。
| なな | 2007/04/13 10:27 PM |
こんばんは、ななさん。
企業・組織に入ってしまうと、そこのルールみたいなものがあり、つい現実・真実を見失いがちになります。
格差などあっては当たり前と言われていますが、こういう格差は嫌ですね。
私も一気読みでした。
| モンガ | 2007/04/13 11:07 PM |
モンガさん、こんばんは。

なるほど、なるほど。
職業柄、大企業や組織とは無縁なものですから興味深かったです。
| なな | 2007/04/13 11:44 PM |
ななさん、こんばんは!
分厚くて、しかも上下二段組という分量にしり込みしたんですが、読み始めるとホント止まらないですよね〜
私も赤松社長に同化して一気読みでした。
そういえば、家族の乗ってる車がリコールの対象になっているというハガキが先日来てました。
隠されるよりも、こういう風にちゃんと情報開示してくれると安心感がありますよね。
| エビノート | 2007/04/14 10:04 PM |
丁度、直木賞発表の朝、読了しました。そしてまたこの小説のモデルとなった会社の記事が直木賞発表の記事と並ぶように掲載されていました。
骨太の直球の小説。久々に泥くさい物語を読んだのですが、やはり真面目に生きることに心からの共感を覚えました。
某SNSで作家本人からレビューに対しメッセージをいただいたのも嬉しかったです。
| すの | 2007/04/14 10:30 PM |
池井戸さんはテーマが金融だったりして、面白いことは面白いのですが、私には難しい部分もあるんですが、この作品は、絶対絶対今までの中で傑作ですね。
ラストが、もう〜赤松同様、読者まで救ってくれますよね。
| じゃじゃまま | 2007/04/15 8:07 AM |
◇エビノートさんへ

こんばんは。
赤松社長になっちゃいますよね(笑)
リコール、ちゃんとお知らせが来てよかったです。
車ってやっぱり人の命がかかっているから、隠されるのは困ります。

◇すのさんへ

すごいです!ご本人からメッセージを頂いたのですか?
それはアソコ?ぜひ見に行かなくちゃ!

◇じゃじゃままさんへ

私も金融関係の話はスルーでした。
目が字の上を滑ってましたもの。
でも、雰囲気は伝わってきましたよね。
| なな | 2007/04/15 7:23 PM |
>引き込まれるから家事を終わらせてから読んだほうがいい
 うんうん、分かる(私は家事はしれませんけど(^^;)。
 もうページを繰る手が止まらずに、足掛け二日とはいえ、実質半日で読みきってしまい、自分でもビックリ!
| higeru | 2008/10/24 1:02 AM |
higeruさん、こんばんは。
ちょとの隙にも読みたくなる本でしたよね。
分厚いのに…魔力(?)のある本です。
| なな | 2008/10/24 9:39 PM |
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