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「ミハスの落日」貫井徳郎
ミハスの落日
ミハスの落日
貫井 徳郎

世界5カ国を舞台にした短編集。

どの物語も綺麗に完結していて、読み終わるとズッシリとした雰囲気が残ります。

貫井さん、舞台となった5カ国を取材して描かれたようで、あとがきも興味深かったです。だけど、主人公の名前はカタカナだし、場所は外国なんだけど、どうも登場人物は日本人の顔で想像してしまう、私の想像力の乏しさが悲しい。
「ミハスの落日」
ミハスに住む大富豪に呼ばれたジュアン。大富豪は若い頃の母を知っているらしい。大富豪と青年の母の間に起こった出来事とは。

スペイン、行って見たいです。前にテレビで特集していたガウディの設計した公園なんかを思い出しながら読みました。

「ストックホルムの埋み火」
ビデオ屋の店員は美人顧客に好意を抱いたが、彼女に恋人がいることを知って殺意を持って彼女の家に行った。そこには彼女の遺体が…そしてその殺人事件を担当する刑事の物語。

これはロルフ刑事の物語が印象的。お父さんは元有能刑事で、奥さんはロルフの元を去っていってしまった…ラストの「マルティン父さん」がちょっとわからなかったんだけど、何かの探偵物へのオマージュらしい。だけど、日本語じゃないと成り立たない物語だったんじゃないかってちょっと思いました。英語だったらheとかsheとか書き分けなきゃいけないから。

「サンフランシスコの深い闇」
保険会社調査員の男は知り合いのサンフランシスコ警察の極悪刑事に頼まれて、過去二人の夫を事故でなくし、今3人目の夫がアパートから転落死したという美女の保険請求について調べることになった。

「光と影の誘惑」という短編の続編らしい。

「ジャカルタの黎明」
夫が残した借金の返済の為に娼婦になった女。女の近辺では最近「切り裂きジャック」のような娼婦を狙う殺人が頻繁に起こっている。そんな時、行方不明になっていた元夫が殺されたと刑事がやってきた。


「カイロの残照」
旅行会社でガイドをする男。今回の仕事は一人旅のアメリカ人女性。失踪した夫の操作を手伝って欲しいと頼まれた。

ヒタヒタと追い詰められる感じがすごく怖かった。
| 本:な行(貫井徳郎) | 20:42 | comments(6) | trackbacks(3) |
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コメント
ななさん、こんばんは。
“登場人物が日本人の顔”、は私も思いました。
たぶん、普通なら外国小説独特の翻訳文で感じる外国人らしさ(?)が、貫井さんのこなれた文章で読んだため感じなかったのでは?、と思います。
「刑事マルティン・ベック」は、読んだことありませんが、かなり有名な刑事モノのシリーズ小説らしいです(あやふやな情報…)。
あ!そうですね、三人称。これは日本語じゃないと成り立ちませんね。まったく気づきませんでした。

「夜は短し歩けよ乙女」4日前にアップしましたが、今日は時間が遅いので日を改めますね。
川端裕人さんの新刊「桜川ピクニック」アップしました。
読まれたらお気軽にどうぞ。
| 藍色 | 2007/04/09 4:03 AM |
藍色さん、こんにちは。

あぁ、よかった。同じなんですね。
顔は完全に日本人でしたよね。

「マルティン・ベック」全然知りませんでした。
あそこがオチなんだろうなぁと思いながら、首をかしげるばかり。

「桜川ピクニック」は今、確か図書館で私のピックアップを待っているところです。
| なな | 2007/04/09 2:52 PM |
そうなんですよ、登場人物の名前がカタカナだし、だけど待って、作者日本人だよね、と私は人間が小さいらしく、そこが一歩踏み込めなくて、ずっと違和感を抱えながら読んでました。
でも「カイロの残照」は展開にゾクゾクっとしました。
| じゃじゃまま | 2007/07/13 4:58 PM |
じゃじゃままさん、こんばんは。

私、たぶん単純なんでしょうね。
名前はカタカナだけど、私の頭の中で動いてる人たちは
完全に日本人でした。
「カイロの残照」はゾゾゾでしたね。
| なな | 2007/07/13 10:05 PM |
どれも綺麗に完結していましたね。
暗い事件であっても、ラストが、明るくてほっとできました。
| | 2007/07/17 11:13 PM |
花さん、こんばんは。

そうですね。こういう風にきっちりと完結する物語も
潔くていいですね。
| なな | 2007/07/18 9:44 PM |
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ミハスの落日 貫井徳郎
装幀は新潮社装幀室。章扉写真は貫井徳郎。カバー写真はJTBフォト。主に「小説新潮」1998年10月号から2006年10月号まで不定期掲載。世界各国五つの都市が舞台のミステリー短編集。 ・ミハスの落日 面識もない財
| 粋な提案 | 2007/04/09 4:04 AM |
ミハスの落日 貫井徳郎著。
なんだか時間がかかりました。これはすべて海外を舞台にした短編小説を書くという趣旨で書かれてるので、私の感想なんぞは戯言と思ってください。 やはり、ほとんどの人物が外国人ってのは違和感ありました。だってこれ日本人作家だよね~、ジュアンだのオルガスだの、マ
| じゃじゃままブックレビュー | 2007/07/13 4:52 PM |
本「ミハスの落日」
ミハスの落日 貫井徳郎  新潮社 2,007年2月  「ミハスの落日」 ジュリアンは、製薬会社創業者のオルガスから、ミハスまで、来てほしいという電話を受け会いに行き、昔のジュリアンの母の話を聞く・・・・ これも密室殺人になるの
| <花>の本と映画の感想 | 2007/07/17 11:08 PM |