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「雷の季節の終わりに」恒川光太郎
雷の季節の終わりに
雷の季節の終わりに
恒川 光太郎

地図にも載っていない、「穏」と呼ばれる土地に住む賢也。雷季に姉を亡くし、隣に住む老夫婦に面倒を見てもらっている。いじめられていた賢也にも穂高と遼雲という友達もでき、幸せに暮らしていた。ところがある事件をきっかけに穏を出なければいけないことになり…

「夜市」もそうでしたけど、不思議な世界が広がっていて、それがすごく心地いいんです。

隠れた場所にある穏(おん)。穏は冬から春の間に「雷季」という季節があり、その間は風が暴れ雷は止まず人々は家の中で息を潜めるように暮らさなければいけない。雷の季節には風わいわいという憑き物が飛び回ったり、さらには鬼が夜な夜な徘徊しては村人をさらっていくのだという。
賢也の物語はすごく面白かったです。穂高たちのとの出会い。知らなかった穏の不思議なしきたり。墓町の門番との会話などなど。そして穏を出て下界へ歩く賢也。外から見た下界の描写なんてすごく素敵。風わいわいというなぞめいた憑き物も魅力的でした。

茜の物語はひどい継母の前で無力な茜がかわいそう。そしてトバムネキ。なんだか登場が唐突だった上に、ダークな空気が流れていました。あぁ、いやだ。

あの大学生は何者だったんだろう?そしてどこに行っちゃったの?
| 本:た行(その他の作家) | 22:40 | comments(13) | trackbacks(10) |
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コメント
こんばんは、ななさん。
やっぱり、この本は良かったです。
穏という世界は、どんなところなんでしょうか。
また、こんな本を書いているのでしょうか。
| モンガ | 2007/03/14 10:53 PM |
二作目も変わらず、むしろパワーアップしたかの様な
不思議な世界っぷりが素敵でした。
激しい憎悪が渦巻いている筈なのに
引っ張られる事なく
楽しめて読める本でした。
大学生、どこいったんでしょうね?
何者なんでしょうか??
そこが最大の謎でしたよ( ̄□ ̄;)
| 弥勒 | 2007/03/15 12:49 AM |
おはようございます。ななさん。
2作目にして、独自の世界を築いてらっしゃいますよね。恒川さんは。
この先の作品が、がとても楽しみですね。
| ゆう | 2007/03/15 9:19 AM |
穏がどこかに実際にありそうで、ぞくりとしました。
恒川さんの世界に圧倒されまくりの読書タイムでした。ゆうさんの言われるように、2作目でこんなしっかりと自分の世界を作っているのがすごいなあと。次回作も楽しみですね。
| まみみ | 2007/03/15 11:32 AM |
ぞくりとしますよね。でもどこか懐かしくて居心地がよさそうでもあり、妙にひかれてしまいます。
本を読んでこういう世界に浸るって幸せだなぁって思います。
| june | 2007/03/15 12:26 PM |
あの大学生、気になりますね。
別の作品に顔を出してくれないかな、と思います。
| 小葉 | 2007/03/15 2:55 PM |
◇モンガさん

穏、普通の人は入れないみたいですけど
なんとなくこの世とあの世の間のような…
次回もこんな不思議な世界を見せて欲しいですね。


◇弥靭さん

そういえば、グロテスクな部分も多々あったのに
読み終えた後は穏の穏やかな空気が一番印象に残ってました。
大学生、用意周到に逃げちゃって。不思議な存在です。


◇ゆうさん

そう。「夜市」で魅せられましたが、またやってくれました。次が楽しみです。恒川ワールド期待してます。


◇まみみさん

穏があったとしても私はきっと覗く事は出来ないですよね。
穏からこの世(?)日本にたどり着いた時に
賢也と穂高が見たこっちの世界。その描写が好きでした。
次作、期待しましょう!


◇juneさん

雷の時には家にこもったまま。自給自足の生活。
そんな昔の生活、いいですよね。
雷の夜に連れて行かれないように気をつけなきゃです。
本を開くとこういう架空の世界が広がっていて
その中に自分も入っていける。いいですよね。

◇小葉さん

そうそう、大学生。
トバムネキが何者なのかをちゃんと知っていて
トバムネキが蘇ったあとには自分のけはいをちゃんと消してる。不思議な存在でした。
| なな | 2007/03/15 7:26 PM |
こんにちわ。
夜市同様、今回も幻想的で独特な世界観が広がってましたね。
あっという間に「穏」という里に惹きこまれました。
居心地のいい里の反面、人間の醜い部分もしっかり書かれていて
印象的な作品でした。
私も、ななさん同様、あの大学生の正体が気になります。
誰なの?? 今後の作品で解明されるのでしょうか?
| ゆき | 2007/07/01 6:27 PM |
ゆきさん、こんばんは。

恒川さんの作り出す世界って幻想的で
だけどきっちりと作り上げられていてすごいなって思います。
大学生、気になりますよね。存在感がありました。
彼の物語。良さそうです。
| なな | 2007/07/01 8:18 PM |
そうそう!あの大学生。謎ですよね。どこかでまた出てこないでしょうか。ページ数が残り少なくなってきて、え?早田浩司の話は?正体は??って焦りました。そして終わっちゃった。
トバムネキの登場も、突然でしたね〜。どのエピソードももっと読みたいですね。闇番との時間も楽しかったし。
| じゃじゃまま | 2008/01/14 4:33 PM |
じゃじゃままさん、こんばんは。

大学生謎ですよね。
前半部分、闇の門番のあたりがすごく細かく書かれていて好きな雰囲気だったので、後半物語のハイペースについていけなかった。もう少し詳しく知りたいです。
| なな | 2008/01/15 9:57 PM |
「夜市」同様、幻想的な世界に引き込まれました。
風わいわいの存在は、不思議な魅力がありましたね。
| | 2008/05/18 11:50 AM |
花さん、こんにちは。
恒川さんの物語は本当に幻想的な独特の世界で
毎回魅了されます。
風わいわい、不思議でしたよね。
もう一度あの村に行きたいです。
| なな | 2008/05/19 4:14 PM |
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