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「エスケイプ/アブセント」絲山秋子
エスケイプ/アブセント
エスケイプ/アブセント
絲山 秋子


元職業革命家の〈おれ〉こと江崎正臣を語り手にした一人称の中篇小説「エスケイプ」と、その中で正臣がしきりに気にかける〈あいつ〉を主人公にした三人称の短い作品「アブセント」

なんだか絲山さん、男です。冴えないおっさんの世界。

「エスケイプ」は職業革命家を20年やってきた40歳の江崎正臣。活動をやめ、妹が経営する事になった育児所を手伝う為故郷に帰る。その前に旅に出ることにした。東京駅で決めた行き先は大阪、と思ったけど大阪手前の京都、あいつがいた京都が気になる。降り立った京都であいつが通っていた京大吉野寮に行ってみたり、不思議な外人とあったり、町で男を引っかけたり…

「アブセント」は正臣が気にするあいつの物語。あいつは京都でやばい事になって九州に逃げて行き、本屋でバイトをしている。現在36歳。バイト先の本屋に大学時代の友達が偶然本を買いに来た。それから数年後、逃げる時にお金を借りた友人が亡くなったと聞く。
又京都、鴨川のあたりです。「こいわらい」「鴨川ホルモー」そしてこの本と鴨川繋がり。鴨川が私を呼んでいる?時々電話をくれて「ななちゃんに会いたいわぁ」っていってくれる京都に住んでいる叔母さんに会いに行くべきなのか…

それにしてもすごい兄弟。頭がいいのに、人生棒に振ってる双子です。親は悲しいだろうなぁ。

正臣、独り言が面白すぎます。職業革命家だけあって「シンパってわけじゃねえ」「セクト」「ノンセクト・ラディカル」「ゲバっちゃうよ」なんていってます。ゲバっちゃうって何するの???
| 本:あ行(絲山秋子) | 22:20 | comments(14) | trackbacks(10) |
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コメント
ななさん、こんばんは。
絲山さん、冴えないおっさんになりきっちゃってましたね。
違和感なく、読めてしまいました(笑)。
「アブセント」、時間も場所も違っているのに、「エスケイプ」と向かい合っているようなラストが上手でしたね。
未読ですけど「こいわらい」「鴨川ホルモー」もこの地域なのですね〜。
下北に次ぐ、読書先ご訪問でしょうか?。
正臣が教会を探す時のボヤキ「三親等以外散歩禁止みたいな閉鎖性」に笑いました。実際どうなんでしょう?。
「ゲバっちゃうよ」の“ゲバ”は、たぶん、暴れるというような意味じゃないかな〜、と思います。

体質改善のお話しの続き…
ごめんなさい。長くなりそうなので、日を改めさせてください(睡眠不足のため)。
きっと、うかがいますので(汗)。
| 藍色 | 2007/02/07 12:32 AM |
藍色さん、こんばんは。

おっさん、ふつうに「おっさん」でしたよね(笑)

鴨川が私を呼んでますかね???
泊まる場所(親戚の家)は沢山あるのですが
どうも京都の人の裏の裏がありそうな発言が苦手で
伯母さんだけど色々気を使いすてダメなんですよね。
いい年の大人がホームシックも情けないので
なかなか京都に行けないんです。

体質改善の話、いつまでも楽しみに待っています。
どうか気になさらないで下さい。
| なな | 2007/02/07 10:36 AM |
「鴨川ホルモー」に続いて読んでいらっしゃったのですね。
「こいわらい」は未読なんですが、こちらも京都が舞台の物語なんですね!
最近は京都というだけで無性に惹かれてしまいます。
京都が私を呼んでいるに違いない!!

絲山さんが男になっちゃった?と思うくらい、自然な語り口調でした。
正臣の生活って暗くなりそうなのに、不思議と力強さも感じました(祈る場面とか)
何だかんだと生き抜いてくれそうな気がします
| エビノート | 2007/02/25 10:58 PM |
エビノートさん、こんばんは。

京都が続きまして私も呼ばれているのでは?と思いました。
作家の方たちにとって何か魅力のある場所なんでしょうかね?

正臣、いつも自分の内面をきっちりと見つめていましたね。
この先、妹さんを手伝って、いい保父さん(えっと、今はなんていうんでしょうね。保士さん?)になりそうです。
| なな | 2007/02/27 11:38 PM |
冴えないおっさんなんだけど、なんだかかっこいいなぁと思ってしまいました…わたしって男見る目ないのかも(汗)。
ななさん、ほんとに鴨川が呼んでそうですよね!もう少し気候がよくなったら、本当に実施しますか?「鴨川ツアー」!!
| まみみ | 2007/03/12 11:28 AM |
まみみさん、正臣ラブですか?
私はしょーもないけど、そんなところもかわいいなぁと。
お姉さん目線でした。

鴨川…確実に呼ばれていますよね。
行きたい、行きたい、行きたい。
いい子にせねば!(そればっかり)
| なな | 2007/03/12 9:13 PM |
ななさんの「なんだか絲山さん、男です。冴えないおっさんの世界。」
って文章に笑っちゃいました。
ちょっとかっこいいと思っちゃっていたので目が覚めました(笑)

| kaori | 2007/03/13 9:17 PM |
kaoriさん、こんばんは。

あら?目が覚めちゃいました?
いけない!いつでも、誰に対してもラブは持ってないと!
かっこいいですよー冴えないけどかっこいい!
(フォローになってない…)
| なな | 2007/03/13 10:46 PM |
ななさんが、この絲山さんは男らしいっておっしゃってたんで、楽しみにしてたんです。
ほんと男らしい!って思ったんですが、おっさんですか・・。でもなんかかわいかったですね。
でも双子の兄弟がそろってこんなふうになったら悲しいでしょうね。京大に入れるくらい頭いいのに・・。
| june | 2007/03/29 3:22 PM |
juneさん、おはようございます。

男らしかったでしょ。加齢臭プンプンだったでしょ?(笑)
時代に取り残されてしまっている感じがかわいらしかったです。
| なな | 2007/03/30 7:34 AM |
TBさせていただきました。

世間からズレまくりの男でしたが、なぜか憎めないような、不思議な魅力があったと思います。
| タウム | 2007/05/30 7:44 PM |
タウムさん、こんばんは。

そうですね。世間からはズレまくってましたね。
40男だけどお茶目さんでした。
| なな | 2007/05/30 9:47 PM |
この感じ嫌いではないです。
同世代なのに
なんか違う世代の人のことのようでした。
近くにいたら、嫌だ、って思うけど、
話は聴いてみたい、そんな感じでした。
| す〜さん | 2007/06/17 9:08 PM |
す〜さん、こんばんは。

そうですね。私も同世代だけど、時代の差を感じると言うのか、不思議な人たちでした。
興味はあるけど、関わりたくない。そんな感じです。
| なな | 2007/06/18 10:30 PM |
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