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「不恰好な朝の馬」井上荒野
不恰好な朝の馬
不恰好な朝の馬
井上 荒野


度重なる浮気に嫌気がさし、別れを決めた妻の物語「不恰好な朝の馬」他7つの登場人物が少しずつ重なる短編集。

大きな団地に住む人たち、団地の近くにある「ちさ」という喫茶店。喫茶店に通う人たち。そんな少しずつつながっている人たちの物語です。

喫茶店ちさのオーナー千早の話「額縁の犬」は印象深かった。元婚約者の家で見た1枚の写真。14年間、聞耳を立てる郵便配達やダイレクトメールの音。降り出した雪。

「不恰好な朝の馬」夫・哲雄は劇団を持っている。かつて誰かの夫だった哲雄を奪い取った菊絵。何人目かの夫の浮気相手から連絡が来た時、夫と別れようと思った。

「クリームソーダ」中学生のルイは中学の美術教師ヤノと付き合っている。土曜日、団地の外れにある喫茶店で会い、ホテルに行くのだ。

「額縁の犬」喫茶店ちさの店主、千早。14年前婚約者に失踪され、婚約者の両親がオーナーで喫茶店を経営している。毎年誕生日に門脇の家に呼ばれ、3人で食事をする。

「鹿田温泉」別れた妻から「娘が結婚するから来ては」と連絡があった。場所は「鹿田温泉」別れるはずだった21歳の千明を連れてきてしまった。

「スケッチ」3年間続いた結婚の末、好きな子ができたからと出て行った中学教師だった夫。夫がいなくなってから近所の雑木林にスケッチに行くようになった。

「虫」出会いサイトで知り合った女はデブだった。暫くして新聞で見つけた集団自殺の記事。中の女はあの薫子じゃないだろうか?

「初夏のペリメニ」料理教室に通う理由は、そのあとちさに行きたいからだ。夫が捨てた婚約者千早がやっている喫茶店。
| 本:あ行(井上荒野) | 22:15 | comments(4) | trackbacks(2) |
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コメント
なんか、閉塞感あふれるというか…狭い世界で。先がなくて、読んでてしんどかったですねー。読み終わってどうこう思うというようなタイプの本じゃなくて、読んでる間のあの感覚を味わうための本なんだろうなぁと思います。
| chiekoa | 2007/01/24 1:07 PM |
chiekoaさん。なるほど。そうだ!
読んでいる時のあの感覚を楽しむ(苦しむかしら?)
本なんですよね。
| なな | 2007/01/24 10:17 PM |
ラストが良かった。
寂しくて孤独だったけど、最後、みんないい人と思える感じが好きだったよ。
| ゆうき | 2008/01/25 11:54 AM |
ゆうき、私はいつものように忘れかけてるんだけど
時々物語の断片を思い出す不思議な本です。
| なな | 2008/01/25 9:36 PM |
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不恰好な朝の馬 [井上荒野]
不恰好な朝の馬井上 荒野 講談社 2006-10-31 夫の恋をもう許さないことに決めた妻。その夫と恋人の奇妙な旅。教え子との関係に溺れる教師。その教師の妻のあたらしい習慣。決して帰ってこない男を待つ女。その女を忘れられない男。その女を「待たせる」原因を作った女
| + ChiekoaLibrary + | 2007/01/24 1:06 PM |
不恰好な朝の馬
  「不恰好な朝の馬」 井上荒野 2006年 263頁 ある町を舞台とした連続短編。   不恰好な朝の馬    菊絵、夫・哲雄との離婚を決意   クリームソーダ    ヤノとルイ   額縁の犬       千早、結婚式直前に婚約者が失踪して14年   鹿
| わすれるまえに | 2008/01/25 11:52 AM |