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「東京公園」小路幸也
東京公園
東京公園
小路 幸也

カメラマン志望の圭司は大学で建築の勉強をしながら休みの日には公園に出かけていって「家族」の写真を撮る。ある日、カメラを向けた母と子。その夫・初島さんから「平日、公園に出かけていく二人を見つからないように撮影して欲しい」と頼まれる。天気のいい日に都内の色々な公園に出かける二人。年は圭司と2歳しか違わない妻の百合香。カメラマンと被写体の間に流れる空気。

なんとなく、静かな空気が流れる物語でした。天気のいい日に娘とお弁当を持って公園に出かける百合香。そんな二人を5メートルの距離を置いてついていく圭司。盗み撮りをしているはずなのに、気がつくとカメラに向かって微笑んでいる百合香。会話をすることは全くない。晴れの公園を楽しみにする圭司。好きなのか?そして最後に導き出した結論とは?
圭司の同居人のヒロ。北海道の中学で同級生だった富永。DVDを持って遊びに来る富永、ヒロと圭司の会話もなんとなくゆるくて素敵だったし。血のつながらないお姉さんと初めて一緒に帰省したり、お姉さんの家で料理を作るお姉さんを撮影したり。

昔、悪で少年院にも入ったことがあるというヒロの物語。荒れていて通りすがりの人に怪我を負わせてしまう…という話も素敵でした。
| 本:さ行(小路幸也) | 20:36 | comments(18) | trackbacks(11) |
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コメント
ななさん、こんばんは。
穏やかで清々しい物語でしたね。
圭司と百合香さんとの言葉を交わさない会話、
圭司の周囲の人たちとのハートウォーミングな関係、
とても素敵でした。
| 藍色 | 2006/12/04 2:15 AM |
藍色さん、こんばんは。

圭司と百合香の間に流れる空気がすごく素敵でした。
写真を撮る側と撮られる側って親密な空気がながれるものなんでしょうかね?
| なな | 2006/12/04 7:19 PM |
付かず離れずの距離感がもどかしくもあり、穏やかでもあり、とってもいい雰囲気の作品でしたね。
公園の話も良かったし、ヒロの過去の話や、お姉さんやその他の登場人物との交流でも心穏やかに、優しくなれましたね〜
| エビノート | 2006/12/04 10:00 PM |
エビノートさん、こんばんは。

穏やかな読後感でしたね。
圭司の家族関係も素敵でした。

晴れた日に公園に行ってみたくなる本でした。
| なな | 2006/12/05 10:24 PM |
東京バンドワゴンとはまた一味違うしっとりとした感じだったけど、それぞれの登場人物がいい味を出していて、やっぱり小路さんの作品でしたね。ゆっくり静かに楽しめました。
| coico   | 2006/12/06 4:39 PM |
coicoさん、こんばんは。
今日もT市の図書館行きました。
coicoさんいないかなぁってキョロキョロしてみたけど見当たらず。なかなか出会わないですね。

穏やかな空気が流れる素敵な物語でしたね。
みんなが優しいのがよかったです。
| なな | 2006/12/06 9:04 PM |
ひたすら穏やかで静かな作品でした。
ひとりとして悪人がいない世界で、みな充足した生活を送っていて…まるでおとぎ話なんですが、その世界に自分も行ってみたいような気が。
晴れた日に公園、いいですね!わたしはそこでも本を読んでいる気がしますけれど(笑)
| まみみ | 2006/12/09 10:14 PM |
まみみさん、こんばんは。

おとぎ話。たしかにそうかもしれません。
他の人が幸せになるのが自分の幸せ。
そんな風に考えられたら幸せなんでしょうけど
まだまだです…

晴れた日に公園。
そりゃー本を読みます!
気がついたら、本に夢中になってしまい
慌てて子供を捜すダメ親です。
| なな | 2006/12/10 9:08 PM |
この作品のレビューを書いて、やっと冬休みの宿題のひとつを終えた気分です。あるかたが書かれていた通り、決してできのいい作品だとは思わないですが、なんとも心を打たれました。
同じ時期に読んだ小品佳作「モーテル0467鎌倉物語」のレビューを次に控えてますが、絶対、こちらの作品のほうがいいんですよねぇ。なんでだろう。「Q.O.L.」を彷彿させる男女三人の爽やかな関係とかも素敵でした。
決して高く評価するタイプの小説とは違うはずのですが・・。
| すの | 2007/01/04 1:03 PM |
すのさん、冬休みの宿題無事終わってよかったですね。
今日から又がんばってください。

きれい過ぎるって気もしますし
沢山の小さなエピソードが沢山あって
ありすぎて感想を書くときに困るのですが、
読後感のいい、素敵な物語でしたよね。
| なな | 2007/01/04 11:16 PM |
こんばんは、ななさん。
私も一眼レフを買ったとき、東京の公園を撮りに方々に行きました。風景の写真ですが。今は、井の頭公園、善福寺公園しか行ってないです。駒込に住んでいたときがあるので、六義園、古河庭園などに今年は行きたいです。
本当に、この本は良かったです。
| モンガ | 2007/02/02 12:32 AM |
モンガさん、こんばんは。

写真って難しいですよね。
目にしたきれいな景色がそのままに撮れたらなぁっていつも思います。

私も最近公園と言えば近所の名もない公園ばかりです。
暖かくなったら大きな公園にお弁当持って出かけたいです。
| なな | 2007/02/02 10:33 PM |
ヒロの「マイナス100の目盛」の話もよかったですよね。穏やかに静かに流れる物語で大きな出来事はありませんでしたが、じわっとしみこみました
| june | 2007/03/18 10:31 PM |
juneさん、色んな物語が盛り込まれていましたが
どれもこれも穏やか。
物語の中のように晴れた公園のキラキラした感じです。
| なな | 2007/03/19 7:24 PM |
良かったポイントは絞りにくいですが
雰囲気がすっごく良かったです。
こういう雰囲気で読ませる本は好きです。
| しんちゃん | 2007/10/13 5:13 PM |
しんちゃん、おはようございます。
優しく静かに流れていく時間。
本の中にすごく素敵な空間が出来上がってましたね。
| なな | 2007/10/15 9:07 AM |
これ、すっごくよかったですね〜。東京バンドワゴンは、ちょい登場人物が多くて、脳みその皺増えた気がしましたけど、これはすーっと入ってきました。
すごく清々しい気分です。ヒロの過去の話には泣きましたね〜。
でも、電車に乗って公園に・・・なんてなかなかそんな優雅なことできませんね。荷物重いし、面倒くさし。(笑)
圭司って、お姉さんと?ってことですか?
| じゃじゃまま | 2008/03/25 4:28 PM |
じゃじゃままさん、そうなんです。
これは読んでいる間じゅう、周りにきれいな空気が流れているような感じ。
ヒロの過去の話は本当にグッときます。
被害者の家族、なかなかあんな気持ちにはなれないと思います。
圭司、どうなんでしょう?
お姉さん?富永?
| なな | 2008/03/25 10:26 PM |
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