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「レインツリーの国」有川浩
レインツリーの国
レインツリーの国
有川 浩

関西から東京の会社へ就職して3年、向坂伸行は中学生の時に読んでラストに衝撃を受けた本を他の人はどう感じていたのか調べる為ネットで検索してみた。そこで見つけた「レインツリーの国」というブログ。管理人ひとみが書いた感想と自分の想いが似ていて、思わずメールを送ってしまう。そこから始まったメールのやり取り。ひとみに会いたいとおもう伸、そしてその提案を拒むひとみ。


「図書館内乱」の中で小牧が幼馴染の女の子(名前忘れました)に勧める本です。

ごくごく普通の普通の恋愛小説なんです。伸とひとみ、二人の視点が交互に語られます。伸にもひとみにも共感しちゃいます。読んでいてひとみが羨ましくなっちゃいました。こんな風に想われたら素敵だろうなぁ。有川さんの本に出てくる男の人ってどうしてこう真っ直ぐで潔いんだろう。ドキドキしちゃいます。

「図書館内乱」の続きとして読むと、小牧の彼女への気持ちが理解できてニヤニヤしちゃいますけど、「図書館内乱」とは全く関係ない話としても十分に楽しめるし、色々考えさせられました。

突然出したメール。相手から返事が来て、そしてすごく合う。メールのラリーが続き好きって感情が芽生える。メールって相手の顔が見えないし、ほかの事しながらでもメールは出来るから打てば響くのがすごく楽しいし、電話と違って文章を書いている間にちょっと考える余裕が出来るから、取り返しのつかない発言もあまりない。なんだか盛り上がっちゃうんですよね、恋が。

ひとみが抱えている問題で何度も喧嘩をします。そして又メールでのやり取りが始まる。喧嘩してわかれたあと、伸が送ったメールにひとみが返事をくれない。そしてブログも「暫くの間お休みします」と書かれているだけ。もし、ひとみがブログをやめたら、もしひとみがアドレスをかえてしまったら、もうひとみとつながる手段が全くなくなってしまうっていう伸の不安な気持ち。なるほどって思いました。メールでチャットで何度となく話をしてすごく理解しているはずなんだけど、住所も本名も知らなければ突然消えてしまう事もあるんですね。

そんな恋の話ばかりに共感していましたが、人の痛みについても色々考えさせられました。「痛みにも悩みにも貴賤はない。周りにどれだけ陳腐に見えようと、それに苦しむ本人にはそれが世界で一番重大な悩みだ。救急車で病院に担ぎ込まれるような病人が近くにいても、自分が指を切ったことが一番痛くて辛い、それが人間だ」って言葉はまさにその通り。「大変だね」って言ったって、どこまで理解してるのか?果たして自分が相手の立場だった時にそう言われたらなんて思うのか?最近、友だちから悩みを聞かされた時にどう返事していいものか困っていたので、すごく心に響きました。
| 本:あ行(有川浩) | 20:55 | comments(13) | trackbacks(16) |
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コメント
こんばんは!
ほんっとにいい本でしたね〜
私も伸のような人に思われた〜い!!
って、叫んでしまいそうですが(笑)
想われるための努力をしてきたんだろうか?とひとみが考える部分など、そうだよねぇ〜と気付かされる部分もありました。
ななさんの引用されている部分、私も印象に残ってます。
完璧に理解は出来ないんだろうけれど、それでも相手の痛みに自分の心を添わせることのできる人間でありたいですね。
順番が逆になっちゃいましたが、次は、待望の図書館シリーズにチャレンジです!
| エビノート | 2006/10/23 10:15 PM |
わ!本ブロガーさんがどんどんこの本を読んでいく・・・。ヤバイ。ななさんの感想が読めない(内容がわかりそうなので)。積載本にはあるので、近々手をつけて、読み終わったらまた来まーす★
| やぎっちょ | 2006/10/23 11:48 PM |
ななさん、こんばんは。
同日アップだったのですね!。うれしいです。
デリケートな問題を挟んだふたりの気持ち。
ひとみと向き合い、困難を突き破ろうとする伸行の言動が、
心に残る純愛物語でした。
痛みと悩みについて書かれていた部分の文章、
見過ごさずに思いやれる気持ちを持っていたいですね。

黙っているのがネチケットかもと思いましたが、
昨日サイトが込み合っていたせいか、
トラバが反映されていませんでした。
お手数ですが、再トラバいただけるとうれしいです。
ひと手間減らせれば、と、トラバURL持参しました。

http://1iki.blog19.fc2.com/tb.php/152-d0905469
| 藍色 | 2006/10/24 4:20 AM |
◇エビノートさんへ

こんばんは。
有川さんの本、ダメですね〜
どれもこれも私の乙女心に火がつきます。
読んでいる間は目がハート。
どうやらニヤつきながら読んでいるみたいです。
順番が逆でも大丈夫!
図書館シリーズ、楽しんでください。


◇やぎっちょさんへ

やぎっちょさんの「coming soon」にこの本が載っていたので、読んだ後お邪魔してみたのです。
まだだったんですね。
「美味しいものは最後に」のタイプですね。
やぎっちょさんのレビュー楽しみにしてます。


◇藍色さんへ

藍色さん、偶然同日アップで私も嬉しかったです。
伸、何を言われても「本当だったらあきらめてる」と言いながらもずっとがんばり続けてました。本当に羨ましい。

TB、出来ていないような気がしていたのですが
昨日は確認できなくて…
わざわざ貼っていただきありがとうございました。
今日は無事成功したようです。
| なな | 2006/10/24 9:48 PM |
ななさん、こんばんは。
お手数をおかけしました。無事に反映しました。
ありがとうございます。
今後、私の方からのトラバの反映がない時は、
ご遠慮なく、おっしゃってくださいね。
| 藍色 | 2006/10/25 2:51 AM |
ななさん
さすがにななさんの記事を見て、これはやばいと思い、やっと読みました。。
今思い返してみるに、「図書館戦争のノリのよさはないんでしょ。恋愛にチャレンジしたのはいいけど、本当におもしろいのかなぁ」という心の暗闇(おおげさ)があったのかもしれません。
こんなことならもっと早く読んでおけば良かった!!
涙ズーズーですよ。もう。
内乱を読んでいたから、最初のデートからモヤモヤとした気持ちで体が曲がりそうでした。
まさかこんなに青春恋愛小説とは。。。いい本を読んで気分が良いです★
| やぎっちょ | 2006/10/25 6:10 PM |
◇藍色さんへ

TBできてよかったです。
ホッとしました。


◇やぎっちょさんへ

よかったですよね。
あとがきにあるように「何も出てこない恋愛物」
この本、「図書館内乱」を読まずに読んだら
最初のデートの時に理由がわからないんですね。
そういう楽しみ方もあったんですね。
| なな | 2006/10/25 10:29 PM |
「図書館内乱」を読んだら、居ても立ってもいられず、三冊まとめて購入した某C嬢の会社まで借りに行って読みました。しっかり壷に入りましたねぇ。・・って、またぼくだけ、少しズレた視点?(苦笑)。
きちんと障害に向き合った姿勢にとても好感を持ちました。

って、恋愛譚の部分の評価をあまりしてないですね、ぼく。
| すの | 2006/11/02 11:14 PM |
すのさん、借りに会社まで行ってしまったとは…
そういう私も、「内乱」読んですぐに図書館で予約しました!

恋愛部分は共感しまくりだったのですが、
障害の部分は私もきちっと向き合っていて
すばらしかったです。
ただ、未読の方にネタバレになってしまうのかと思って、「恋愛」の部分メインで感想を書いてみたのです。
| なな | 2006/11/03 9:12 PM |
こんばんわ^^TBさせていただきました。
私は次に「図書館内乱」を読みます。
予約の順番からそうなっちゃいました。それはそれで良いかなと思っているのですが^^
青春小説ですね〜。こういう作品、とても好きです。
2人の恋愛模様も気になりましたが、やっぱり障害を持つ方については考えさせられました。
いくら知識を持っていても、相手の気持ちはやはり本人しかわからないですからね。
読んでいてなるほどな〜って思う部分もたくさんありました。
| 苗坊 | 2006/12/10 12:19 AM |
苗坊さん、こんばんは。

こっちが先でも全然大丈夫だと思います。

私もこういう作品大好きです。
障害を持つ人とのお付き合い。
わかったつもりでも相手には届いていない。
優しさがあだになったり…
| なな | 2006/12/10 9:13 PM |
図書館シリーズのようなアクションはなかったけれど、有川さんの作品は登場人物がとても魅力がありますね。
伸やひとみの心情に共感しながら、そして二人の恋愛を応援しながら読みました。

blogやメールから始まる恋。私の時代にはなかった(笑)。
前に同級生が「自分たちの高校生の頃に携帯があったら人生変わってたよね」って言ってたけれど、本当にそうかも‥?!

| たまま | 2007/10/22 4:02 PM |
たままさん、こんばんは。
有川さんの本に出てくる恋愛、乙女心をくすぐりますよね。

たしかに、今の恋愛にメールはなくてはならないものですよね。
携帯があったら又違った今があったかもしれないです。
| なな | 2007/10/22 9:15 PM |
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