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「てのひらの中の宇宙」川端裕人
てのひらの中の宇宙
てのひらの中の宇宙
川端 裕人

がん治療をしている妻・今日子と5歳の息子ミライ、2歳の娘アスカと4人暮らしの主人公。妻の入院中、子供と公園に出かけ不思議な男の子を見かける。

母親の不在を不安に思いながらも、けなげにがんばる子供たち。病院で辛い治療を受けながら、早く子供たちのもとに帰ろうとがんばる母親。闘病中の妻、母の不在で不安定な子供たちの両方を精神的に支えようとする父親。「死」と言う、普通の家族だったらさほど考えない問題が影を落とす家族。誰にでも死の別れは訪れるんだけど、どうかこの家族がその悲しさに直面するのをもう少し先に延ばしてくださいって祈るように読んでしまいました。子供って親が病気で寝ていると不安そうな顔するんですよね。だけど、それを見せないようにする。横になっているときに子供がぴたりと寄り添ってくると、思わずギューってしてしまいます。

公園の池で採る魚や水草、偶然見つけた大理石に埋まっている化石をきっかけに始まる起源の話、宇宙の話。子供が興味を持つ事に対して一生懸命答える父親の姿、親子の会話が素敵でした。先月、恐竜博に行った時次男はすごく興味を持っていたのですが、買ってきた本もちゃんと読んであげたなかったなぁと反省。

ただ、5歳のミライ君の言葉づかいはちょっとおとなっぽ過ぎるんじゃないかなって思いました。

| 本:か行(川端裕人) | 22:05 | comments(7) | trackbacks(4) |
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コメント
ななさん、こんにちは。
生き生きしている子供たち、子供たちに向き合う父親、
家族を思う母親が織り成す、素敵な家族のお話でした。
ななさんのレビュー、おかあさんの愛情が伝わってきて、
子供の頃、病気で寝ている母親の横に座って、
心配してた時のことを、思い出しました。
| 藍色 | 2006/09/27 2:23 PM |
藍色さん、こんばんは。

キチンと会話があるこんな家族に憧れます。
私が調子悪くて横になる事の半分は二日酔いだったりするので、申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが…
| なな | 2006/09/28 12:50 AM |
ミライくんの言葉遣いは、やっぱり大人っぽすぎなんですね。
そうなんじゃないかなあ、不自然だよなあって、
思ったんだけど、私の周りには幼児がいないので、
誰かに聞いてみたいと思っていました。
やっぱり、そうですよねー。
まあ、それはそれとして、ミライくんはかわいいので、
問題ないんですけどねー。
| ゆうき | 2006/11/14 1:38 PM |
ゆうきさん、やっぱり5歳の男の子にしたら大人っぽ過ぎるようなきはします。
だけど、ミライくんの質問に対してきっちりと答えるお父さん、そんな父親に育てられていたから大人っぽくなったのかもしれないですよね。
ステキな親子関係でした。
| なな | 2006/11/14 10:33 PM |
ななさん、こんばんわ。
私もこれを読みながら、この家族が悲しみに直面する場面は読みたくない!って思いながら読みました。
そして同じく反省です。調べておくねといって放置しているものがいくつもあったのを思い出しました。これをきっかけにちゃんとした親になるようがんばります。(何故かここで決意)

ミライくん、大人っぽいですよね。
口調も話の内容も、うちの10歳児よりもよっぽど賢い気がしました。(うちにとうか、親に問題あり??)
| june | 2006/11/16 10:50 PM |
この真摯な作家の、マジメな態度は、いつでも大好きなのですが、今回は、妙なところでつまずいて物語世界に浸ることができず、残念なこととなってしまいました。
我ながら、困ったもんだ。
| すの | 2006/11/17 8:24 AM |
◇juneさんへ

家族の悲しい場面には出会わなかったけど、
最後まで読んで、で?あれはどうなっちゃったの???って。ちょっと中途半端でした。
ミライ君は大人でした。子どもと言うより、私よりもしっかりしているんじゃないか?って思っちゃいました。


◇すのさんへ

ステキな要素がたくさんちりばめられていたのですが
パズルのピースが上手くはまってなかったって感じでしょうかね…
私も大好きな作家さんです。
| なな | 2006/11/17 2:20 PM |
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てのひらの中の宇宙、川端裕人
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