CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
カウンター
グリムス
MOBILE
qrcode
<< 「嫌われ松子の一生」山田宗樹 | main | 「クローズド・ノート」雫井脩介 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
「りかさん」梨木香歩
りかさん
りかさん
梨木 香歩

祖母から「おひな祭りに欲しいものないの?」と聞かれリカちゃん人形をお願いしたようこ。届いたのは市松人形のりかさんと取扱説明書だった。

「からくりからくさ」の蓉子がりかさんと出合ったときの物語です。「からくりからくさ」では亡くなっているおばあちゃんが生きてますし、蓉子が持つ雰囲気や仕事としている染物なんかもりかさんとおばあちゃんの影響なんだってわかります。

リカちゃん人形じゃなくてガッカリしていたようこですが、おばあちゃんの説明書どおり箱膳に自分が食べるのと同じものを用意し、一緒に食べ、最後にりかさんの食べ残しも食べます。7日目に頭の中にりかさんの声が響き、会話ができるようになります。りかさんと一緒にいると人形達が動き、声が聞こえ、人形が見てきたものが見えるのです。

人間の持つ業や深い想いが人形に宿り、時を経ても色あせることなく人形の中に蓄積されていく。人形たちが語る言葉、見せる映像は、断片的ながらも悲しくて怖い。そんな辛い思いをしている人形をやさしくよい方向に導いてあげるようことりかさん、そしておばあさん。
「アビゲイル之巻」は友達の登美子ちゃんの家の雛人形の話です。

登美子ちゃんのおじいちゃんは昔から人形を集めるのが好きで、それは立派な雛飾りがあります。そんな雛人形もりかさんと一緒だと色々な事を話してくれます。ただ一人、何も喋らない「汐汲」その台座の中から出てきたのは黒こげの西洋人形だった。その人形が見せた映像が「からくりからくさ」のマーガレットとつながっています。登美子も確か登場していた…あぁこの間読んだばかりなのに、すっかり忘れています。

文庫には「ミケルの庭」が載っているそうです。「からくりからくさ」の続編。juneさんに「読むべき」とお薦めされました。やっぱり買うしかないんでしょうかね…

おばあさんと養子に出てしまったお父さんの確執やようこの家に初めて来たおばあさんと涙するお母さん、そんなちょっとした話も気になります。今度はようこの両親の出会いやようこが生まれてきた頃の物語を書いてくれないかしら。
| 本:な行(梨木香歩) | 20:59 | comments(6) | trackbacks(4) |
スポンサーサイト
| - | 20:59 | - | - |
コメント
「からくりからくさ」では、人形の流れや家系図まで作ったのに、私もすっかり忘れていました。
同じく登美子ちゃん、登美子ちゃん・・と頭の中をひっくり返したのですが、あきらめました。

とりあえず図書館で文庫を探してみては?
ななさん御用達の図書館は、うらやましいくらい充実してるのであるかも。
| june | 2006/09/07 10:33 PM |
juneさん、登美子ちゃんはどこかの旧家にお嫁に行った人じゃなかったでしたっけ?
りかさんに似た人形のルーツを探しに行って…って私もだんだんいい加減な事言い始めてるかもしれないです。

地元と実家、両方の図書館で検索してみてるんですけど文庫はないんです。もう少し待ってみます。
| なな | 2006/09/08 11:37 PM |
ななさん☆おはようございます
女性だったらみんな、お人形との思い出ってありますよね。
自分の思いを人形に託したり、相談相手になってもらったり。
大人になってからも、側にいてもらうといいのかもしれませんね。
| Roko | 2006/09/09 11:26 AM |
Rokoさん、こんばんは。

そう、大切にしていたお人形ってありますよね。
一緒に寝たり、洋服を作ってあげたり。
あの人形達はどうしちゃったんだろう?
| なな | 2006/09/12 7:42 PM |
最初に読んでいたのが『からくりからくさ』だったので、
この作品でイキイキをしているおばあちゃんとりかさんの姿に嬉しくなっちゃいました。
麻子さんのように歳を重ねていけたら良いですよね〜。
登美子ちゃん、確かに旧家に嫁いだ女性として登場してましたね。
2作品併せて読むと、人と人との縁はどこまでも続いているんだなぁと不思議な感覚を覚えました。
| エビノート | 2007/09/11 9:22 PM |
エビノートさん、私も「からくりからくさ」を先に読んだので、おばあちゃんが生きていて嬉しく思いました。
「りかさん」と「からくりからくさ」どちらを先に書いたんでしょうね。どちらが先だとしても、物語がキチンとつながっていて素晴らしいです。
| なな | 2007/09/12 8:48 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://nanamemo.jugem.jp/trackback/558
トラックバック
「りかさん」梨木香歩
りかさん 児童書ですが、深いです。たぶん私が子どもの頃読んでいたら、「お人形がしゃべるなんてすごいです。何でも知っているおばあちゃんの助けをかりて、ようこちゃんがお人形の「りかさん」と他のお人形の悩みを解決していくのですが、そのお人形たちの過去とか
| 本のある生活 | 2006/09/07 10:37 PM |
りかさん
りかさんposted with 簡単リンクくん at 2005. 5.04 梨
| ついてる日記? | 2006/09/09 11:09 AM |
りかさん 梨木香歩
りかさん ■やぎっちょ書評 読みました。「リカちゃん人形がほしいと言ったら、りかさんをプレゼントされた」という超ブラック無糖お話・・・・・と、思ったらものすごくいい話だった!! 「からくりからくさ」よりも全然こっちの方が良かったです。というか、「から
| "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!! | 2007/08/23 12:46 AM |
りかさん 〔梨木 香歩〕
りかさん梨木 香歩 新潮社 2003-06売り上げランキング : 42252おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools ≪内容≫ 「彼女」と一緒なら、きっと大丈夫。 書下ろし「ミケルの庭」併録。 リカちゃんが欲しいと頼んだようこに、おばあちゃんから贈られたのは黒
| まったり読書日記 | 2007/09/11 9:14 PM |