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「落語娘」永田俊也
落語娘
落語娘
永田 俊也


「落語娘」は中学生の時叔父さんに連れて行かれた寄席で三松家柿紅の「景清」を聞き落語の虜となった所から始まった香須美の落語人生。

落語の世界は完全なる男世界ですから、女である香須美にとってはイバラの道。お稽古はなかなかつけてもらえず、セクハラにも耐える日々。そして師匠は落語界の「異端」数ヶ月前にはテレビで大失態をして、仕事もない状態です。そんな業界の隅っこの方で細々と暮らしている二人ですが、師匠が呪われた噺に四十年ぶりに挑む事になり、にわかに脚光を浴びます。

100年前の因縁噺「緋扇長屋」寄席からの帰り道、落語家の春太郎は長屋の火事を目撃した途端、心ここにあらずの状態。家に帰り噺を書いて亡くなる。それから2度、封印してあったこの噺を寄席で話そうとした人が心臓麻痺で亡くなった。40年間封印していたその噺を異端と呼ばれる三平が演じる事となった。獣のようなにおい。読んでいる人以外の2人の声が聞こえる。なにやら怖い話です。
「ええから加減」は大阪で漫才をする30代後半の女漫才コンビの話。

30代後半のツッコミ役の濱子はいつでも誰かに突っ込みながら生活してる。ボケ役の宇多恵と目指す上方演芸大賞。覇気のない夫との5年間の結婚生活。そんな事がテンポよく描かれています。二人の漫才がすごく面白い。
| 本:な行(その他の作家) | 21:02 | comments(3) | trackbacks(5) |
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コメント
妙な気迫のあるお話でしたよね。独特の世界というか…永田さんの前作「シネマ・フェスティバル」はこの本よりもっと明るくてノリのいい話です。全然雰囲気の違う話を書ける作者の力量ってすごいな〜と感心してみたり。よかったら「シネマ〜」のほうも読んでみてくださいね♪
| まみみっくす | 2006/06/25 9:30 PM |
永田俊也はぼくが密かにプッシュする作家です。ほとんど知られていないのですが、とても気持ちのいい作品を書く作家だと思います。正直、読み物の枠を飛び出せるかどうかの不安はありますが、この持ち味を生かしてほしいと思います。
まみみっくすさんも紹介している「シネマ・フェスティバル」がデビュー作ですが、こちらもオススメですよ。
| すの | 2006/06/25 10:38 PM |
◇まみみっくすさん

この本は何かの本を読んだ時にまみみっくすさんが「すのさんご推薦」と教えてくれたのでした。
やっと読みました。ありがとうございました。
次は「シネマフェスティバル」ですね。がんばります!!!


◇すのさん

そうです。すのさんのプッシュがまみみっくすさん→私ときたのでした。「落語娘」も「ええから加減」もすごく好きでした。ありがとうございました。
そして、なぜか私のブログからヤフーブログに連続TBで着ないので、PCの電源を入れるたびに一つずつTBさせていただきたいと思ってます。
| なな | 2006/06/25 11:20 PM |
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「落語娘」 永田俊也
落語娘posted with 簡単リンクくん at 2006. 3.11永田 俊也著講談社 (2005.12)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る
| 今日何読んだ?どうだった?? | 2006/06/25 9:28 PM |
「落語娘」永田俊也
「落語娘」永田俊也(2005)☆☆☆☆★ ※[913]、国内、現代、小説、落語、(漫才) 明治40年12月、歳納めの昼席を終えた噺家芝川春太郎は、弟子を伴い浅草の街を帰途についた。その途中、呼ばれるように火事場跡の光景に遭遇した。その夜、春太郎は噺を書くと部屋
| 図書館で本を借りよう!〜小説・物語〜 | 2006/06/25 10:30 PM |
『落語娘』 永田俊也
第84回オール讀物新人賞を受賞した「ええから加減」を含む2編から成ります。どちらも「お笑い」をテーマにしており「落語娘」では江戸古典落語、「ええから加減」では大阪のお笑い芸人を取り上げています。登場人物の人物造形、素材、物語のおもしろさはもちろんです
| 猛読醉書 | 2006/09/17 9:06 PM |
■ 落語娘 永田俊也
落語娘 永田 俊也 講談社 2005-12 ☆ ええから加減 これは良かった!オススメです! 中年お笑い芸人「海野濱子・宇多恵」の物語です。コンビをくんで11年。人気は、関西ではそこそこ、というところですが、全国区で活躍するまでにはなりません。濱子は、夫が
| 本を読んだら・・・by ゆうき | 2006/10/04 3:27 AM |
落語娘 永田俊也
落語娘 この本は 「図書館で本を借りよう!〜小説・物語〜」びすのさん にお勧めいただきました。 ありがとうございました! ■やぎっちょ書評 落語。実際に見たことがないです。 考えてみれば歌舞伎とか能とかも見たことがなくて、日本人なのに日本の古いも
| "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!! | 2006/10/27 4:17 PM |