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「押入れのちよ」荻原浩
押入れのちよ
押入れのちよ
荻原 浩


表題作「押入れのちよ」を含む9つの短編集。


何の予備知識もなく読み始めました。ホラー大賞受賞の「夜市」なんか比べ物にならないくらいのホラーです。帯に「ぞくりと切ない傑作短編集」って書いてあるみたいです。本当に怖いけど、切ない。笑えるけど、悲しい。そんな話ばかりでした。

「老猫」「介護の鬼」はすごく怖くて、途中で知り合いに借りてる「のだめカンタービレ」を読んで気分転換しちゃいました。

「殺意のレシピ」と「予期せぬ訪問者」はコメディータッチ。「殺意のレシピ」では冷え切った夫婦の会話が面白いです。長年一緒にいると同じ事考えるようになるんですね。気をつけよう。

「コール」は男二人に女が一人。友人を亡くした男と夫を亡くした妻がお墓参りに行くのですが、多分どっちが女と結婚して亡くなったのかを後のほうまでわからないように書いたんだと思うのですが、語ってるのがどっちの男の人なのかがよくわからないんです。3回読み返してみたのですが、亡くなる前に突然男二人が呑みに行く部分。どの文をどっちが語ってるのかがちょっと理解に苦しみました。
「お母様のロシアスープ」中国の森で暮らす母親と双子の姉妹。

「コール」美雪の夫で僕の大学時代の友人のお墓参り。

「押入れのちよ」リストラ同然で会社を辞めた恵太。家賃3万3千円で見つけたアパート。

「老猫」叔父が亡くなり、叔父の住んでいた古い洋館を相続した道夫。妻が気に入り引っ越すことにした。そこにいたのは老猫だった。

「殺意のレシピ」仲の悪い夫婦。釣りから帰ってみると妻が上機嫌で迎える。改心したのか?今日決行しようと思ったが、ぐらつく決心。

「介護の鬼」義母を介護し看取ったと思ったら今度は義父が寝たきりに。介護する苑子。

「予期せぬ訪問者」愛人を殺してしまった。どうしよう?そこに現れた清掃会社の社員。特別キャンペーンとしてただで掃除をしてくれるらしい。

「木下闇」十五年前、かくれんぼの途中で行方不明になった妹。久しぶりに訪れたその土地に住んでいるのはいとこの雄一だけだった。

「しんちゃんの自転車」真夜中、通称「ちびり坂」を下って私の寝ている部屋の窓をこつこつたたくのはしんちゃんだった。
| 本:あ行(荻原浩) | 21:23 | comments(14) | trackbacks(8) |
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コメント
本屋さんの新刊台で正しく帯の「ぞくりと切ない〜」に惹かれて
図書館の予約待ちをしてます!
で、ナナさんのレビューを見てちょっと怖くなりました(笑)
そして余計早く読みたくもなり(>_<)
ホントホラーなんですね!!
表紙がちょっと怖いなぁと思っていて
想像するにそんな怖くないだろーとたかをくくってましたよ(^_^;)
楽しみになって来ました(笑)
のだめ面白いですよね!!
| 弥勒 | 2006/06/13 11:35 PM |
弥勒さん、こんばんは。

いやいや、私すごく怖がりなんです。
子どもを生むまで何かのきっかけで「怖い」って思ってしまうと、一人でエレベーターに乗れないくらいの怖がり。
で、なんの予備知識もないまま、心の準備ナシだったのですごく怖かったんですよ。
たぶん私の感想を読んでから読むと「怖さ」って言う意味では期待はずれかもしれません。

のだめ、最高です。
| なな | 2006/06/14 12:22 AM |
こんにちは。こちらもTBさせていただきました。
なんとも、ホラーなのに笑いや切なさが絡ませてあって、いろんな感覚が刺激されました(笑)
荻原さんは、短編もあってますね。
初めて読みましたが(初めての短編集なのかな?)

| ゆう | 2006/07/04 1:10 PM |
ゆうさん、そういえば荻原さんの短編初めてでした。
ホラーの中の笑い。これがなかったらこの本全部読めなかったかもしれません。怖がりなもので…
| なな | 2006/07/04 11:19 PM |
昨日森さんのところにコメント書いたのに、
3回失敗して、反映されなかったみたい…くやしい。

今日はどうだろう?

| ゆうき | 2006/07/15 11:04 AM |
ゆうき、ごめんね。
またなんだかおかしなことになってるのかな?
| なな | 2006/07/15 8:37 PM |
わたしも怖がりなので、ななさんと同じところでかなりくじけそうになりました。もう途中で止めるか?みたいな。のだめで気分転換いいですね。わたしは気分転換に読んだはずのほかの作品も怖くてダブルパンチでした(笑)
| まみみ | 2006/09/16 5:56 AM |
まみみさん、おはようございます。

まみみさんも怖がりなんですね。
そう、自分の生唾を飲み込む音でさえ怖いって感じでした。
夏に読むにはぴったりなのかもしれないですけど。

| なな | 2006/09/17 8:22 AM |
『お母さまのロシアのスープ』がいちばん好きなんですよね。
好きって表現もどうかとは思いますけど(笑)
本気で怖くなるものから切なさ100%の話しまで
本当に幅の広い作家さんだぁ〜って思いますね。
| す〜さん | 2006/09/17 12:28 PM |
す〜さん、こんばんは。

「お母さまのロシアのスープ」はひっそりとした怖さでしたね。その後双子の物語が続くものだと思ってたので、短編だと知ったときにはビックリしました。

| なな | 2006/09/17 10:25 PM |
こんばんは。
切なかったり哀しかったり、怖かったり気味が悪かったり、いろいろな色合いの作品が詰まった短編集でしたね。
個人的には「押入れのちよ」と「木下闇」が印象に残りました。
| らぶほん | 2007/09/30 10:41 PM |
らぶほんさん、こんばんは。
「押入れのちよ」良かったですよね。
「木下闇」を読んでから、大きな木の下に行くと
上を見上げてしまいます。
| なな | 2007/10/01 9:01 PM |
先に「千年樹」を読んでしまったせいか、衝撃が少なかったんですよ〜。「老猫」はちょっと気持ち悪かったです。
「介護の鬼」は気分が悪くなりました。(笑)
「木下闇」があの中では気に入っています。「コール」は、私、自分が勘違いしてるのか、それとも荻原さんの書き間違い?(爆)とまで思ってしまいました。
そういうことね。
| じゃじゃまま | 2008/01/18 11:09 PM |
じゃじゃままさん、こんばんは。
私は予備知識ナシで読んだので結構怖かった。
だけど、たしかに「千年樹」の最初の章の衝撃の方が大きかったかもしれないですね。
「コール」私も荻原さんの書き間違い?って思っちゃいました。
| なな | 2008/01/19 12:07 AM |
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