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「夜の公園」川上弘美
夜の公園
夜の公園
川上 弘美


夜の公園を歩くのが好きなリリ。最近夫・幸夫のことを「好きじゃない」事に気がついている。幸夫は「理の勝った」リリとの生活を続けながら、リリの親友・春菜と週に一度は寝る。高校教師の春菜は数人の男の人と付き合っている。幸夫が好き。悟が好き。高橋も好き。だけど一番すきなのはリリ。決めた事をきっちりとする暁は夜の公園でリリと出会う。そんな4人とそして暁の兄・悟が語るそれぞれ。


なんだか読んでいて苦しくなりました。江国さんの「きらきらひかる」っぽい苦しさです。嫌いじゃないです。一人でいるとき、二人でいるときに感じる、喜び・不安・悲しみ・恐れ・怒り・嫉妬などの気持ちや本音と建前。そんなものが、それぞれの立場からきっちりと書かれている。

夫も友人も恋人も好き。妻も妻の親友も好き。一緒にいないとすごく気になるのに、側にいると寂しい。私って本当はどんな人間?俺だけを見ていて欲しい。そんな登場人物の葛藤がとてもうまく書かれていて、すっかりはまり込んでしまい、寝る時にはドヨヨーンと落ち込んでいました。
においや風を感じる本でした。リリが夜中散歩する公園は井の頭公園ですよね。恋人が池のボートに乗ると別れるとか併設する動物園とか。夫が寝てから散歩する真夜中の公園。それだけで、もうググっときちゃいます。そんな自由奔放に生きてみたい。私は怖がりなので真夜中に一人外出する事は出来ないです。

「きらきらひかる」同様、たまに手にとって読みたい本です。
| 本:か行(川上弘美) | 21:35 | comments(22) | trackbacks(19) |
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コメント
現在『幸夫、頬を伝う雨粒』中です。
なんだかななさんを追いかける日々(笑)。
ブックストーカー?
| ユミ | 2006/05/31 10:18 PM |
きゃー☆
読まれたのですね!!
リリさんの存在が不思議で、
でも、
なんとなく川上弘美っぽくってスキです。
| chihana | 2006/05/31 10:53 PM |
◇ユミさんへ

私もユミさんのブログの「reading now」を見て、あら一緒だわって嬉しかったのです。
「ブックストーカー」それくらい愛されてみたいものです。(意味不明…)


◇chihanaさんへ

リリさん、色白を通り越して透明でフワフワ漂っている雰囲気でした。
これはお気に入り本になりそうです。
| なな | 2006/06/01 9:01 PM |
ありがとう!
うん、江国さんっぽかったね。

暁が、少し会わないだけで、リリへの気持ちが冷めちゃってて、その部分、ちょっと寂しかったな。
| ゆうき | 2006/06/03 9:54 AM |
「きらきらひかる」っぽいでしょ。

暁、さめたんじゃなくて苦しすぎるから忘れるようにしたんだって思ってた。
| なな | 2006/06/03 10:05 PM |
ななさん、こんにちは。
以前うかがった時にタイトルが見えましたので、勝手にすすめられた気持ちになって久しぶりに川上さんのを読んでみました。
人のレビューを先に読んでしまうと自分のが書けなくなるので、今読ませていただきました。

>一緒にいないとすごく気になるのに、側にいると寂しい。

そうですね。私は書けませんでしたけど、このフレーズがぴったりです。
「ニシノユキヒコ」をほとんど忘れていたので、すごく新鮮に感じました
(レビュー書く時に借りてちょっと斜め読み、笑)。
| | 2006/06/16 6:58 PM |
すいません、上記は私です。
| 藍色 | 2006/06/16 7:00 PM |
藍色さん、この本すごく好きです。
リリに憧れます。

「ニシノユキヒコ」私もほとんど忘れています。
ブログを始めてからは意外と覚えているんですが、
それ以前の本ってさっぱりです。
川上さんコンプリートしてるんですが、
タイトル見てもあれ?って言うのが多いです。

私も他の方のブログで自分が読んでいない本のレビューは
あまり文字を追いかけないようにしています。
| なな | 2006/06/16 9:45 PM |
ななさん、こんばんは♪
ちょっと辛口ですがTBさせていただきました。
男性読者の参考意見として読んでください。

女性も賛否両論みたいですね(笑)
| トラキチ | 2006/06/22 12:22 AM |
トラキチさん、こんばんは。
私にはこの物語はぴたっとはまりました。
色々な人の色々な気持ちに共感できて、落ち込んで。
それで、現実の世界の私は「明日も普通に生きよう」って思って見たりして…
男の人が読むとどうなのかすごく興味がありました。
TBありがとうございました。
| なな | 2006/06/22 10:01 PM |
ななさん、こんばんは!
読んだときの心の持ちようによって、感じることが変わりそうな本ですよね。
今回はイマイチだったけれど、違う機会に読み返すとぴったりはまりそうな気もします。そんな不思議な魅力が川上さんの作品にはありますね。
| エビノート | 2006/08/29 11:49 PM |
エビノートさん、こんばんは。
確かにこの本は読む人のその時の気持ちによって
随分と印象が変わってきそうな本です。

あと10年して読んだら、いったい私はどういう風に感じるんだろう?ちょっと楽しみになってきました。
| なな | 2006/08/30 8:55 PM |
そう、読んで元気になるとかじゃなくて、どちらかというと落ち込みますよね…。きらいじゃないですけど。それが不思議なんですけど。
| chiekoa | 2006/09/27 5:17 PM |
chiekoaさん、そうです。
落ち込むんです。だけどそれがいい塩梅。
時々読んでは落ち込みたい。そんな本です。
| なな | 2006/09/28 1:00 AM |
ななさん☆こんばんは
りりさんのように夜の公園を散歩するって、ちょっと憧れてしまいます。
家にいることに息が詰まってしまうっていう感じが悲しかったですねぇ。
| Roko | 2006/10/05 12:15 AM |
Rokoさん、こんばんは。

そう、一人でフラフラとってなかなかできることじゃないんですよね。今日は雨ですが、10月くらいの夜は気持ちよさそうです。

| なな | 2006/10/05 10:56 PM |
TBさせていただきました。

著者の本は独特のぶっきらぼうな表現が魅力的でよく読んでいます。
| | 2006/10/31 9:36 PM |
タウムさん、はじめまして。
TBとコメントありがとうございました。

川上さんの世界、独特ですよね。
ぽつり、ぽつりと語られる言葉の間に
ステキな空気が流れているように思います。
私も大好きです。
| なな | 2006/11/01 10:09 PM |
初めてだったんですけど、江國さんに似てますよね。
でもちょっと辛い結末で、淡々としてるから、みんな乗り越えていけそうな感じですけど、実生活だったら、私にはちょっと辛すぎるかも。
| じゃじゃまま | 2006/11/11 4:59 PM |
じゃじゃままさん、こんばんは。

この本はホントに江国さんっぽい雰囲気だと思います。
普段の川上さんは川上さんらしい雰囲気を持っていて
それもすごくステキなので是非色々読んでみてください。

実生活がこんなだったら辛いですよね。
のほほんと暮らしたいです。
| なな | 2006/11/11 7:13 PM |
これ読むとドヨヨーンとしますよね。
でも私は後になって、なんとなくわかるような気もしてきたんですが、
読んでいる間は何となくのりきれなかったんです。
川上さんに対して勝手に抱いていたイメージと違っていたからでしょうか・・。
| june | 2006/11/17 12:09 AM |
juneさん、こんにちは。

ホント、どよーんです。
だけどなんだか好きな世界でした。
こうやって素直に生きられる人たち憧れます。
実際には絶対に出来ないですもんね。

たしかにこの本は今までの川上さんらしくないですね。
| なな | 2006/11/17 2:15 PM |
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