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「砂漠」伊坂幸太郎
伊坂 幸太郎
実業之日本社
(2005-12-10)




仙台の大学に入って最初のコンパ。遠くからみんなの様子を見ていた北村に声をかけてきた、鳥みたいな頭でお調子者の鳥井。不思議な能力を持つ南、愛想のない美女の東堂、前進あるのみの西嶋、5人の大学生活。

大学時代ってホントくだらない事が面白かったなぁって思い出しました。合コン、学食、休講、麻雀(したことないけど、男子は授業も受けずにやってましたね)帰り道のお買い物。懐かしいなぁ…携帯電話があまり登場しないのもなんとなく自分の学生時代を思い出せてよかった。

だけど、私にしては珍しく3日間もかけて読んでしまいました。なんだか「鴨とアヒルのコインロッカー」と「魔王」がチラチラする話で、先が気になるって気持ちが全然もてなかったのです。途中でなんでだろ?伊坂さんってだけで期待しすぎたのかな?とか色々考えました。主人公の北村君が好きじゃなかったからかもしれない。ボーリング場とか夜の張り込みとか、北村は周りの状況から「やばいかも」ってわかってるのに流れに身を任せる。それが許せなかった。鳥瞰型だから仕方ないんですかね?私もどちらかというと鳥瞰型だからかなぁ。

「春」からの時間のずれを変って思いながらも見破れなくて、色んなところで文章に引っかかっちゃったのもいけなかったのかもしれない。「冬」の終わりまでなんだかとても退屈だったんです。「セドリック」あたりからは読む速度が加速しました。(遅いって!)時間のずれの意味がわかってからもう一度読み返してみると、もやもやしてた部分が全部そのせいだってわかって、2度目のほうが楽しめました。



登場人物は脇役の人たちのほうが好きだったなぁ。北村君の彼女の鳩麦さんのちょっと年上で仕事をしてる女の人の落ち着いた感じが私には全くない部分であこがれたし、東堂さんの家族、東堂さんにそっくりで愛想のいいお母さんと『そうしたらいいと思ってたところだ』しか言わないお父さん。3人の生活が覗いてみたい。そしてなんといっても古賀さん。探偵に知り合いがいるし、昔の名刺は意味不明な肩書きがいっぱいあるし謎が多くて興味津々です。

西嶋君、最初はやなやつだって思ったけど、最後まで読むと「いいやつ」に変化してたのが不思議。家裁の人ってあの人ですよね。

「なんてことはまるでない」って文章。各章に出てきました。大学卒業すると毎日あってた友達ともだんだん疎遠になり、「今年こそ会おうね」なんて年賀状に書きながら毎年会わない。主人公が卒業式の後にこれから先を考えてそんな事をおもって、さいごに「なんてことはまるでない、はずだ。」って、好きだなぁ。
| 本:あ行(伊坂幸太郎) | 21:33 | comments(16) | trackbacks(16) |
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コメント
ななさん、こんばんわ。
ななさんは鳥瞰型なのですね。かっこいいなぁ。鳥瞰型の人から見たら、私なんてすごくじたばたして見えるんだろうなと思います(苦笑)。
そういえば、古賀さんは謎でしたねぇ。一体何者だったんでしょう。
| june | 2006/03/10 10:27 PM |
juneさん、おはようござます。
いやいや、鳥瞰型とは言っても鋭い訳でなく
ただボーっと回りで見てるだけなのかもしれません。

古賀さん、又今度出てきてくれる事期待してます。
| なな | 2006/03/11 9:27 AM |
おもしろかったですね。
友達っていいな、と無条件に思いました。
この5人は、疎遠にならずにいてほしいです。
| | 2006/03/16 10:15 PM |
花さん、こんばんは。
大学の時って大人と子供の間で、出来る事はたくさんあるし、それほど責任は取る必要がない。そして時間は有り余るほどある。すごく楽しかったなぁと思い出しました。
5年後の5人とか見てみたいですね。
ドラマだったら「スペシャル」として
「5年後、僕らの中で一番先に結婚したのは以外にも西嶋だった」って物語が始まりそうですよね。
| なな | 2006/03/16 11:37 PM |
ななさん、こんばんは♪
お引越しお疲れ様です。
じゅげまーですね(笑)
カテゴリーが本当に見やすいですね。

ご投票いただいております、第4回新刊グランプリの締切が近づいています。
お時間ありましたら追加で是非お願いします。

ブログリストこれから変更しますね。
| トラキチ | 2006/03/17 2:34 AM |
トラキチさん、こんばんは。
えぇ、私もついにじゅげまーです。
前のブログ、カテゴリーがちゃんとしていなくて自分が読んだ本のタイトルがわからなければどうにも出来ない…
それで引っ越したのです。(まだ終わってません)

第4回新刊グランプリ、私まだ途中なんですよね。
20日までですか。
時間作って投票しにいけたらと思ってます。
| なな | 2006/03/18 12:01 AM |
こんばんは。
家裁の人って、やっぱりあの人なんですか!
やはりそうか。出てきましたっけな?
| よし | 2006/04/02 9:30 PM |
よしさん、おはようございます。

家裁の人はそうです、あの人なんです。
なんとなく、あの人っぽいなぁと思いながら読んでたので
出てきた時には嬉しくなりました。
| なな | 2006/04/03 7:19 AM |
ななさん、こんにちは。
思ったより早く回ってきて読めました。
やっぱり伊坂さんのはいろんな意味ですごいです。

ななさんは鳥瞰型なのですね。うらやましいです。
私はたぶん、かなりの近眼型でしょう(笑)。
この本、読むのは1日で済みましたが、
まとめるのに3日かかりました(笑)。
| 藍色 | 2006/06/06 4:39 PM |
藍色さん、どちらかというと鳥瞰型というだけです。
中に入ってワイワイやれなくて
中に入りきれずに一人ぽつんと外から眺めてる。
ただの変わり者なんでしょう…

| なな | 2006/06/07 10:57 AM |
ななさん☆やっぱり伊坂さんっていいなぁ!
学生時代って、どうしてあんなに馬鹿なことばかりしていたんでしょう?
「大人になったらちゃんとして」なんてことはまるでないんですけどね。(^^ゞ
| Roko | 2006/06/08 12:10 AM |
Rokoさん、本当に学生時代はお金がなくて暇ばかりあって、くだらない話で盛り上がって大笑い。
楽しかったですね。

この本読んで暫く「なんてことはまるでない」が
自分の中で流行ってました。
| なな | 2006/06/08 8:54 PM |
春から単純に読んでいったので急に卒業になってびっくりしてしまいました。
気がつくの遅すぎですよね。

伊坂さんの話は登場人物みんな魅力がありますねー。
西嶋タイプは避けてきてしまったけど、もしかして友達になっておけば良かったのかな?なんて思いました。
勇気いるけど‥^^;
| たまま | 2008/07/28 9:04 AM |
たままさん、こんばんは。
伊坂さん、読み進めてますね。
本当に登場人物が魅力的です。
西嶋君みたいな人、避けて通ってるんでしょうね。
無意識のうちに。
| なな | 2008/07/28 8:02 PM |
私これって新刊だと思ってました。
随分前に出てたんですね。「アヒルと鴨とコインロッカー」の切ない展開を思い出しちゃったんですけど、チラチラ・・・どこかでリンクしてたんですか?
私季節の時間のずれ、最後まで全然気付きませんでした。
でも言われてみれば、そっか。いろいろと時が経ってますもんね。

莞爾の「本当はお前達と仲間でいたかった」って、ああ、分かるな〜って思ってしまいました。
| じゃじゃまま | 2008/11/28 11:32 PM |
じゃじゃままさん、こんばんは。
私「アヒルと鴨」って書いてますね。
リンクしてたのかな?
再読しようかしら。
最近「魔王」を再読したらすっかり忘れてて新鮮でした(笑)
莞爾の言葉「本当はお前達と仲間でいたかった」
素直な子ですよね。普通は思っててもいえない。
| なな | 2008/11/30 9:04 PM |
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